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THUNDER CONCERT

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THUNDER CONCERTO

サークル:IRON ATTACK!

Number Track Name Arranger Original Artists Original Works Original Tunes Length
01 Ruins in Hell IRON-CHINO ZUN 東方地霊殿 廃獄ララバイ [03:40]
02 Jealousy of Azure IRON-CHINO ZUN 東方地霊殿 緑眼のジェラシー [03:09]
03 Black Sky IRON-CHINO ZUN 東方地霊殿 プレイヤーズスコア [03:01]
Yngwie Malmsteen Rising Force Black Star
04 Rising Scarlet IRON-CHINO あきやまうに 東方緋想天 東方緋想天 [04:56]
Yngwie Malmsteen Odyssey Rising Force
05 Bridge of Tears IRON-CHINO ZUN 東方地霊殿 渡る者の途絶えた橋 [03:08]
Rainbow Long Live Rock 'n' Roll Gates of Babylon
06 The Creature Sealed Off IRON-CHINO ZUN 東方地霊殿 封じられた妖怪 [03:48]
07 Killing The God of wind IRON-CHINO ZUN 東方花映塚 風神少女 [05:25]
Rainbow Long Live Rock 'n' Roll Kill the King
08 UNKNOWN DIE UNKNOWN 川瀬 ZUN 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [03:06]
09 Sky Overture IRON-CHINO あきやまうに 東方緋想天 有頂天変 [04:24]

詳細

コミックマーケット75(2008/12/29)にて頒布
イベント価格:1,000円
ショップ価格:1,155円(税込)

レビュー


  • ワールドワイドで活動するメタルギタリスト、Iron-Chino氏のプロジェクトIron-attack!の、東方Project様式美メタルカヴァーアルバム。
    様式美メタルという触れ込みを冠するこのアルバム、今回はかつてメタルとクラシックの融合に成功したピロピロ手癖ギタリストを若干オマージュした、まさしくバックシンセに彩られた様式美ネオクラシカルへヴィーメタルなアレンジとなっている。
    従来、知る者なら誰でも一聴して氏のものとわかるギターサウンドを最大の武器としながらも、主旋律をショボいシンセで奏でているのが逆に致命的な弱点となってしまっていたこのプロジェクト。
    前作、そしてKissing the mirrorとのスプリット盤において、その傾向は一定の改善を見た。
    未だ盛り上がりそうな所やサビ部でギターがバックに回ってしまいもどかしい思いをする部分も多かったが、覚醒を予兆させる変化があった。
    で、そんな期待を抱きつつ手に入れた今回、一曲目から泣き叫ぶリードギターが主旋律を高らかに奏で上げ、そのまま激奏!アツい!アツすぎる!ガッツポーズ!Iron-Attack!覚醒!!
    息もつかせず2曲目、みんながいろんな意味でどこかで聞いた3曲目でクールダウン後の4曲目も同様、ピュロピュロピロピロネオクラシカルな旋律を、時々どこかで聞いた旋律を、そして啼きまくりテンション有頂天! これでもかと悶絶させてくれる。弱点だったはずのシンセのなんと効果的なことかw
    前回も入れられていた緋想天の曲も相変わらず素晴らしいのだが、曲のセンスでわかるとおりこれはZUN氏ではなくあきやまうに氏作曲の曲ではなかろうか?許可とかどうなのだろう?その辺不安ではあるがとりあえず素晴らしい。
    ネオクラーな妖しい雰囲気をたたえた五曲目から、これまたネオクラなイントロから疾走し、原曲のテンションそのままに最高に盛り上がる封じられた妖怪は、個人的には粒ぞろいの楽曲群中でもハイライトに挙げたい。ギーソロもやばすぎる。Iron-Chino、なんだかんだで才能は本物である。
    後半、噂のネオクラーの祖とも言える虹色の魔王の御姿が束の間目の前を横切る風神少女は、半分近く別の曲のカヴァーになっている気もしないでもないが、まあとりあえず神がとりついていることには間違いない。私の天気は暴風雨に虹が架かっているとでもいわんばかり。
    八曲目は、原曲に紅魔郷・紅魔館の雰囲気を持ちながら他の曲と一風違った雰囲気を持つU.N.オーエンのアレンジ。やはりダークな雰囲気をまといつつも、ギターは弾きまくる。弾き倒す。アレンジャーが違うせいだろう、ここまでより若干シンフォな味付けとなっている。サビのバックのチェンバロとかシンセは心持ミックスを大きくしてもいいかな?
    ラストを飾る有頂天変なのだが、イントロのいかにもなリフ、メロと続くギターが期待を煽るものの、サビに入る寸前のブリッジ?のあたりから主旋律がシンセ一本になってしまうのが物足りない。
    天空に突き上げるようなあの原曲の開放感、高度上昇感を、なんとかギターで爆発させてほしかったので実に残念。これだけは非常に悔やまれる。とんでもない神曲2曲を作ってきた近作からの選曲で否が応にも期待が集まるトリ曲だけになおさらである。曲構成もなんだかどこかしら手抜き感があるのはチト疑問だ。
    ただ、前半メロとソロのギターは本当にやばすぎる。これほどの音作りをできているギタリストは、ポップなことをやっている面子に比べてはるかにハイレベルなHR/HM界隈でも頭抜けている。ピロピロソロもテクだけじゃない。メロがいい。

    最後に関しては一部大いに悔いが残るも、今作はついにまぎれもない名作に仕上がったといって良いと思う。
    Iron-attack!、ついに覚醒と個人的には評価したい。
    ネオクラ好き、クサメタル好き、普くへヴィーメタラーの兄弟たちにお勧めできる一品。
    次作、またピュアメタルをやるのかどうなのかわからないが、ぜひまた今作のアレンジを踏襲してやっていただきたい。
    ついに、いや、来るべくしてというべきか。東方HMに、新たなギター神降臨。 -- Ironbird-White for Marisa (2009-01-05 02:42:12)
  • 現時点における最高傑作と言って差し支えないと思う。
    Yngwieの新作より良いんじゃないか?(笑)
    まあ冗談はさておき、前作よりも格段にレベルの高い作品に
    なっているのは間違いない。次作はフルヴォーカルアルバム(男性ヴォーカルでも女性ヴォーカルでも
    どちらでもいいから。)に挑戦してもらいたい。もちろん今作の方向性を踏襲して。
    (東方HMのフルヴォーカルアルバムってほとんど見かけないから是非ともやってもらいたいんだよねーマジで。) -- Lemmy 某。 (2009-01-26 00:49:28)
  • 最高の一言。あんまり東方関係無さそうだが。 -- Azure (2009-02-02 23:16:05)
  • IRON ATTACK!は主旋律がシンセであった事によってどうしてもチープに聴こえてしまう曲が初めは多かった。しかし回を重ねる事に進化し、今回の作品で最高の形となって出てきた言っていいだろう。
    主をギターにした事でより重く、またシンセはバックから曲の雰囲気を出す様になりネックだった部分は殆んど感じられない。更にギターソロではIRON CHINOさんお馴染みのジャクソンがこれでもかとばかりに吼えまくる!
    HM好きならば間違いなく買いな一枚だと自信を持ってお勧めできる。 -- 翔鵺 (2009-03-11 23:38:48)
  • ironattackの中で一番気に入っているCDです。
    他の作品よりか音圧が高いのでしょうか、低音域は心地よいのですが
    ノイズを拾ってしまっているようです。 -- 名無しさん (2009-09-21 18:14:10)

  • ネオクラ好きなら買って損は無いCDです。
    4曲目の中でRisingForceのスウィープが入って来た時は笑ってしまいました。
    ここまで再現できる人は日本にはあまりいないでしょうね。

    パイプオルガンとチェンバロが良いです(笑)
    やはりネオクラには必須ですよね。 -- 名無しさん (2009-10-24 00:15:48)
  • ジャケットの通り、IRON CHINOさんは今回はイングヴェイ仕様のストラトを弾いてるらしいです。 -- 名無しさん (2011-09-12 08:32:21)
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