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DARKNESS

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DARKNESS

サークル:NEUTRAL

Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length
01 地霊達の起床 nazz-can 東方地霊殿 地霊達の起床 [05:28]
02 封じられた妖怪 ~ Lost Place nazz-can 東方地霊殿 封じられた妖怪 ~ Lost Place [04:52]
03 緑眼のジェラシー nazz-can 東方地霊殿 緑眼のジェラシー [04:20]
04 華のさかづき大江山 nazz-can 東方地霊殿 華のさかづき大江山 [04:28]
05 少女さとり ~ 3rd eye nazz-can 東方地霊殿 少女さとり ~ 3rd eye [04:21]
06 死体旅行 ~ Be of good cheer! nazz-can 東方地霊殿 死体旅行 ~ Be of good cheer! [04:25]
07 霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion nazz-can 東方地霊殿 霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion [04:17]
08 ラストリモート nazz-can 東方地霊殿 ラストリモート [04:45]
09 ハルトマンの妖怪少女 nazz-can 東方地霊殿 ハルトマンの妖怪少女 [05:01]
10 エネルギー黎明 ~ Future Dream... nazz-can 東方地霊殿 エネルギー黎明 ~ Future Dream... [05:41]

詳細

東方地霊殿メタルアレンジCD
東方紅楼夢4(2008/11/02)にて頒布
イベント価格:1000円
ショップ価格:1260円(税込)

レビュー


  • 原曲維持系地霊殿オンリーメタル風アレンジ。地霊殿の各曲を高速メタル風味に味付けを変えてアレンジした作品である。アレンジ技術は相変わらずの安定度、大きなテンポミスなども見受けられず、爆音ギターと硬質なシンセ、どっかんドラムで飛ばしていく爽快感を味わうことができるだろう。ただ、余りに原曲維持に寄り過ぎており、ともすれば原曲の音をメタル風味に変えたとも言い得るほどに同じであるので、各アレンジの構成力、特にオリジナルメロの艶っぽいギターを期待するのは難しいかもしれない。
    3曲目緑眼のジェラシーアレンジは、冒頭なめらかな落ち着いたシンセからいきなり轟音ギターに入る展開がありがちではあるがなかなかかっこいい。ただ、ドラムの音色に妙につっかえるような違和感がある。5曲目少女さとりアレンジはほぼ原曲なぞりであるが、メロがほぼ全てシンセでギターは刻むだけというのが余りに残念である。せめて後半はギターをメインに持ってくるなどの工夫があれば、よりダイナミックになったと思う。7曲目霊知の太陽信仰アレンジはメタルとしてはやや単調に過ぎる嫌いがある。シンセばかりに頼らずに、例えばギターの重ねや強弱でメロを奏でるなりするとより起伏に富んだ曲となったと思う。9曲目ハルトマンの妖怪少女アレンジは、前半は原曲メロをなぞったシンセでギターの艶かしさが全く現れてこず、後半せっかくオリジナルメロが出てきたかと思えば軽めのシンセのみで、聴いていて本当に惜しいなと思った。
    以上、全体的に原曲メロのほぼなぞりで音をメタル色に変えるという形式がメインであり、個人的には、これだけ端正なアレンジ技術を持っているのだから、オリジナルギターソロの活躍がもっとほしいと思わざるを得なかった。確実に言えることは、このアルバムは原曲をメタル風の音で聴いてみたいという人には間違いなくお勧めできるということだ。きっとかっちりはまることだろう。逆にメタルに何らかの味わいを求める人には余りお勧めはしない。購入前に試聴してみるべきだろう。 -- 電波? (2008-11-08 02:30:16)

  • 既に詳細なレビューが書かれているので、少し余談。
    当CDなど=NeutraL=でアレンジを務めているnazz-can氏は今後しばらく二次創作活動はしない方針のようである。氏は=NeutraL=より外注依頼を請け負う形での参加であった。
    今後=NeutraL=がメタルアレンジを出す場合、今作とはアレンジが変わってくる可能性が高い事を記しておく。 -- 名無しさん (2008-11-08 21:38:14)

  • 東方地霊殿のメロディックパワーメタル風アレンジ。
    サークル=NeutraL=関連作品では出色した完成度と安定感を見せていたnazz-can氏に白羽の矢を立てた、事実上のソロ作であり、同時リリースのBRIGHTNESSとは真逆のメタル縛りアルバム。
    なお、Tr.5少女さとりとTr.8ラストリモートは既発アルバムGRAVITYからの再録なので注意されたし。
    CD全体の雰囲気は、従前からロック/メタル系アレンジのベンチマーク的な地位を築いているdBu music諸作品の方向性を先取りしたような、早い話が無難な原曲維持タイプの曲で占められている。
    特徴をあげるなら、かなりキーボード・オリエンテッドな音像だということ。メロディーにもバッキングにもソロにもふんだんにピアノやシンセが使われ、疾走曲ではキラキラ系北欧パワーメタルに、ミッドテンポの曲やTr.9の変拍子曲では欧州プログレメタルがフュージョン側に近接した時のように聴こえる。
    主旋律にベルやピアノなどのディケイ(減衰)音を多用するは、擦弦楽器や管楽器などのリリース(持続)音が無表情な棒引きに陥るのを出来るだけ回避すべき打込みインストアレンジ固有の事情があるためで、有効なテクニックの一つ。一方、メタルに命を与えるギターはというと、アンサンブルに徹していることが多く、この辺が何とも全体のお仕事感に繋がってしまい実に勿体無い。Tr.1やTr.2は原曲のモチーフが短く、ここをどう料理するかがアレンジャーの個性に繋がるわけだが、折角導入した展開がどうにも淡白で、お茶を濁された感じがもどかしい。同じく元々あまり展開が豊富でない原曲をもつTr.7霊知の太陽信仰もストレート気味のアレンジで、今ひとつ高揚感に欠けるきらいがある。ギターやリズム面を駆使して上手く構成を稼ぐ手立てはまだまだあったろうと思う。
    ただ、Tr.10エネルギー黎明では、ピアノを始めとするアコースティックな響きが原曲にはないシリアスさを呼び込んでおり好印象だった。
    音質やアルバム全体のまとまり自体は決して悪くない。キーボード主体のメタルでもイケる人は是非試聴を。 また、最近東方を知ってアレンジCDを探しているビギナーの方には、入手性の高さと取っ付き易さの点で間違いなくオススメ。しかし、メタルギターで悶絶したい方面にとっては肩透かしを喰らうかも。 -- 蝦夷の人 (2008-11-26 06:16:46)
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