Sweet Home
サークル:J&B
Number | Track Name | Arranger | Original Works | Original Tune | Length |
01 | 千秋恋歌 | mcn | 東方風神録 | フォールオブフォール ~ 秋めく滝 | [03:53] |
02 | いなくなってしまえ! | mcn | 東方怪綺談 | Romantic Children | [05:28] |
03 | セオリツヒメのワルツ | mcn | 東方地霊殿 | 緑眼のジェラシー | [05:15] |
04 | てんいむほう!? | mcn | 東方永夜抄 | 恋色マスタースパーク | [04:27] |
05 | 幻想夜曲 | mcn | 東方風神録 | 神々が恋した幻想郷 | [05:47] |
06 | Sweet Home | mcn | 東方妖々夢 | 遠野幻想物語 | [06:11] |
07 | 桜咲くまで・・・ | mcn | 東方妖々夢 | 東方妖々夢 ~ Ancient Temple | [05:46] |
08 | AburaAge | mcn | 東方妖々夢 | 少女幻葬 ~ Necro-Fantasy | [04:34] |
09 | まぼろし | mcn | 東方妖々夢 | ネクロファンタジア | [02:26] |
詳細
レビュー
- 「ちょっと懐かしめハードロック」「古臭い」の言葉に惹かれて購入。
しかし、筆者の「古い」のイメージとは合わず、標準的なハードロックアレンジに感じた。
シーンで言えば80's~90'sごろのイメージの作品であると思う。
(もちろん、筆者は70'sを想定していました(笑))
特徴として、いわゆる「疾走系アレンジ」は皆無で、エレキギターの奏でるメロディと
「泣き」の入ったギターソロを主軸にした、ミディアムテンポのアレンジがなされていることが挙げられる。
そういう意味では、現在東方メタルアレンジで主流なメロスピ・メロデス的手法に対して、
前時代的な良さを持っていると言えるだろう。
とにかく、ギター一本、ギターの泣きを前面に押し出したギター・オリエンテッドなアルバム。
このような魅力を持ったHR/HMアレンジはあまりなかったように思う。
一撃でガツンと来るタイプではなく、スルメのような魅力の作品。 -- ひいらぎ (2008-11-07 03:56:09) - 基本的にメロディーはギター1本。そこにギターやシンセで肉付けをしたような感じ。
全体的に素直なアレンジで激しい曲調ばかりのものかといえばそうでもない。
ただ1曲目は出だしから勢いのあるアレンジですこしびっくりした。
2曲目の「いなくなってしまえ」は表題のとおりアリスの抱える素直になれない恋心と感情の爆発を泣きのギターとブラスで表現しており、
その様子を想像するとつい頬が緩んでしまう。一方4曲目の「てんいむほう!?」ではハツラツとした様子のマリサが浮かぶ明るい曲になっている。
どちらの曲もどこか青臭くて聴くと自分の青春時代について振り返ってみたくなる曲だと感じた。
6曲目「Sweet Home」は物語の終わり、一日の終わり、夕暮れを感じさせる叙情的なイントロからじょじょに盛り上がりをみせる。
家路へ急ぐ様子の曲のイメージはアニメ日本昔話のEDをどこか思い出す。
締めの9曲目はラウンジミュージックのようなしっぽりとした曲で終わりへの寂静感をただよわす。
アレンジャーから繰り出された「ギターのメロを聴いてくれぇ!」という思いの直球アルバム。
サークルのHPにはライナーノーツも置いてある。これもまた参考に。
-- 赤クマ (2008-12-20 20:36:11) - 「いなくなってしまえ!」と「Sweet Home」はかなりオススメ -- 名無しさん (2009-04-29 00:46:48)
- B'zの松本孝弘さんに強い影響を受けていることがよくわかるのがmcnさんの特徴的なギター。
このギターを必ず据えるというやり方は90年代ビーイング全盛期によく見られたやり方なのでその頃を思い出す方も多いのではないだろうか。
このアルバムでも目立ついなくなってしまえ!という曲はB'zの名作2nd Beat(カップリングのこと)You & Iから来ている。
他のアルバム曲からあげるならairheadはB'z Liar Liar、少女奇想曲はギリギリchop、ステラマリスはRUN、Regretはインスト曲のStrings of my soulから…他にも多数ある。
ニコ動でもっとも再生されているmcn氏の曲Septet for Sakuyaは名探偵コナンの主題歌にもなったONEが元になっている。
J&Bを聴く上で90年代の音楽シーンが好きなのかどうかはとても大きなファクターになってくる。
私はB'zが好きで、たまたまたどり着いたのだがmcn氏のセンスに脱帽したものだ…。上手く東方曲とB'zを組み合わせている。
このアルバムはそんなmcn氏の魅力がつまった一枚。是非お手にとって聴いてみてはいかがだろうか。 -- 名無しさん (2015-08-18 22:55:58)