The Last Judgement
サークル:四季映姫合同誌企画
Number | Track Name | Arranger | Original Tune | Length |
01 | Slacking 24/7 | 鷹 | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [03:50] |
02 | sixty sins | みょん | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [04:28] |
03 | Dancing with EIKI!! | SS | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [04:58] |
04 | 彼岸円舞曲 | 真狭 | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [05:47] |
05 | 四季折々に咲く | 通天 | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [05:12] |
06 | 七年後に咲く華々 | ぴずや | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [04:23] |
詳細
レビュー
- 全部東方裁判アレンジという面白いアルバム
基本は原曲に忠実だが,それぞれに個性が出ていてる
全ての曲が東方裁判アレンジの中ではトップクラスに秀逸な出来なので,映姫万歳な人は一度は聞いてみることをお勧めします
-- 名無しさん (2008-11-25 11:00:05) - C74で新作をリリースしなかったHR/HM寄りのアレンジャーが集結したような一枚。
一曲目は冒頭からの激しい疾走で魅せるメロスピ寄りのアレンジ。高いサウンドプロダクションと安定性は相変わらず。中盤のギターのうねりが私としては好みである。
二曲目はMountain of Faith ~神々への信仰~でのアレンジに近いシンフォニックなメタル。当時の作品で感じたドラムの単調さがまるでなくなり、バッキングの細かい刻み方と併せて怒濤の勢いで疾走する。
三曲目は突如としてテクノ・ユーロビート系のアレンジに。なんとなくジュリテクっぽい雰囲気が漂う。ややキック音が薄く感じたが、アレンジとしては水準以上。
四曲目は三拍子のゆったりとしたアレンジ。アルバム通しでは口直し的な位置にあるが、この曲でも十分魅せる。氏のアレンジは全体的に薄いイメージを持っていたが、この曲ではそれらが補われているように感じる。癒しアレンジとしても良い出来だろう。
五曲目は幻想の視る夢や幻想懐古と雰囲気の近い、哀愁こもるロックアレンジ。シンセ多めでギター成分は薄いが、チープさは一切感じられない良アレンジ。サビとその前後の流れがとにかく好み。
最後の六曲目はシンセを前面に押し出したロック寄りのアレンジ。SYMMETRY BURZUMよりもシンセの安っぽさが減退し聴き応えのある作りになったが、これまでの曲と比べると若干中庸なアレンジに感じられた。冒頭や最後のピアノは非常に良いだけに、もっと色々展開してくれても良いように思われた。
全体としては原曲から乖離したアレンジはなされておらず、その意味では六十年目の東方裁判の原曲が好きな人ならなかなかに楽しめる無いようだと思う。
惜しむらくは同人誌とセット販売されているために全体の値付けがやや高いことだろうか。(もっとも、本が1000、CDが500円とすれば至極まっとうな値段であるけれど) -- min (2008-11-25 23:57:48)