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風の音塊 -道中編-

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風の音塊 ~道中編~

サークル:Kota-rocK

Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length
01 Masquerade 鼓太蝋 東方風神録 封印されし神々 [00:59]
02 God of Misery 鼓太蝋 東方風神録 人恋し神様 ~ Romantic Fall [04:03]
03 Hide and Seek 鼓太蝋 東方風神録 厄神様の通り道 ~ Dark Road [04:00]
04 Pray for 鼓太蝋 東方風神録 神々が恋した幻想郷 [03:32]
05 The Sound of Fall 鼓太蝋 東方風神録 フォールオブフォール ~ 秋めく滝 [04:59]
06 Sight 鼓太蝋 東方風神録 少女が見た日本の原風景 [04:03]
07 Night Festival 鼓太蝋 東方風神録 御柱の墓場 ~ Grave of Being [05:34]
08 Road to Memorys 鼓太蝋 東方風神録 明日ハレの日、ケの昨日 [03:44]
09 Fairy 鼓太蝋 東方風神録 麓の神社 [01:35]
10 White Rain 鼓太蝋 東方風神録 神は恵みの雨を降らす ~ Sylphid Dream [04:03]

詳細

風神録・道中曲の原曲破壊メタルアレンジ
コミックマーケット74(2008/08/16)にて初頒布
イベント価格:1,000円
ショップ価格:1,260円(税込)

レビュー


  • メロディックスピードメタル系アレンジながら、淡色系のキラキラとしたピアノを主旋律に据え、数あるメロスピアレンジの中でも個性を感じさせ、
    メロスピ好き、メタラー以外のリスナーにもアピールしていた鼓太蝋氏のソロアルバム3rd?

    実はまだそれほど多くの曲を聴けていないのでありますが、これは少々化けているのではなかろうか。
    基本的にはやはり、メロスピ系チューンとプログレ系チューンで構成される。
    これまで、ショボシンセでもエレキギターでもなく、非常に流麗で美しいピアノを主旋律に用いて明るく輝くようなちょっぴり切ない爽やか系楽曲を持ち味としていた。
    その反面、バックを支えるギターリフは良いながらもやや弱く低音の厚みを欠いていたこれまでであったが、今回はこれに変化が見られるようだ。
    原曲破壊系とあるが、ぶっ壊しながらもツボをつくメロは押さえていたり、全然ぶっ壊れてない美旋律ありと、原曲原理主義でも聞けないことはないと思われる。
    メロスピチューンHide and Seekにおいてはドラム爆走ギターザカザカとこれまでに少ない攻撃性、拡張・オリジナルのアイディアが見られるかとおもえば、
    これまで通り明るくキラキラした感じでアップテンポ気味に、原曲の美麗すぎるメロディをしっかりゆったり聴かせてくれるPray forなど、
    暗いっぽい曲やバラード系の曲も混ざり、これまでより飽きさせないメリハリも出、
    かつ、個性も失わない形で進化を遂げているように感じられる。
    アレンジャーご本人も語る通り、ギターがだいぶ良くなっているが、それ以上の進化もあるアルバムだ。
    もともと私は、主旋律が安っぽい打ち込みシンセ音であると、超好みの曲調であっても聴き終わる前にダレて飽きる性分なのだ。
    ので、そういう情報量の少ないつまらなさと無縁で、軽いながらもそれを個性として活かした美しい楽曲群に注目していた個人的には、
    ここにきて完成度がさらにぐっとあがり、願ったとおりな進化に喜ぶばかりであるw
    やはり低音がもう少しと感じられる方も多いかもしれないが、これ以上あげると薄味故の爽やかさに障るのかもしれず、
    そこはアレンジャー様の努力と意図とアイディア次第かもしれない。
    また、道中曲にも悉く素晴らしい楽曲が配された風神録であるが、道中編ということは…
    次作に過剰に期待をしてしまう私なのでありましたw

    また、ヴォーカリストでもある氏は本作と同時にLive in the nightmareなるオリジナルのアルバムもリリースされている。
    ファンで興味のある方は、聴いてきいてみられるのもよいのではないでしょうか。
    本業としてグループやバンドを持っているアーティストは、こと大手中堅において探せば何人かいるはずだが、
    上海アリス幻樂団のカヴァー曲を通じてインディーズシーンのアーティストが多くの人に認知され、聴かれることにより、
    日本に様々な形、ジャンルの音楽文化が育っていくようなことがあれば、それは神主様を含めた各アーティストにとって、
    また、私たち音楽を愛するリスナーにとっても、きっと喜ばしいこと以外の何物でもないはずである。

    -- Ironbird-White for Marisa (2008-09-05 18:25:46)
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