Exserens - A selection of Alstroemeria Records
サークル：Alstroemeria Records
| Number | Track Name | Arranger | lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length | Notes |
| 01 | Bad Apple!! | Masayoshi Minoshima | Haruka | nomico | 東方幻想郷 | Bad Apple!! | [05:19] | Lovelight |
| 02 | Dark Road | Misato | 東方風神録 | 厄神様の通り道 ～ Dark Road | [06:20] | Harmony | ||
| 03 | Crystallize Silver | ayaka* | nomico | 東方妖々夢 | クリスタライズシルバー | [06:15] | BLUE NOTE | |
| 04 | Dreaming | 東方永夜抄 | 少女綺想曲 ～ Dream Battle | [05:56] | Dolls | |||
| 05 | Eighteen Four | Masayoshi Minoshima Mix:onoken |
Misato | 東方紅魔郷 | 明治十七年の上海アリス | [04:40] | Dolls | |
| 06 | Dolls | Masayoshi Minoshima | オリジナル | - | [05:26] | Dolls | ||
| 07 | Shinto Shrine | Masayoshi Minoshima Mix & Piano & Orchestration Supported:onoken |
Aki Misawa | 東方怪綺談 | 神社 | [07:27] | Dolls | |
| 08 | Shanhai Alice in 1884 | Masayoshi Minoshima | ayaka* | nomico | 東方紅魔郷 | 明治十七年の上海アリス | [05:17] | BLUE NOTE |
| 09 | Voile, the Magic Library | Haruka | Aki Misawa | 東方紅魔郷 | ヴワル魔法図書館 | [06:20] | Harmony | |
| 10 | Scolded By The Princess | 東方風神録 | 稲田姫様に叱られるから | [09:06] | Dolls | |||
| 11 | Alice Maestera | nomico | 東方幻想郷 | アリスマエステラ | [06:08] | Harmony | ||
| 12 | The Last Judgement | 東方怪綺談 | the Last Judgement | [07:33] | The Last Judgement | |||
| 13 | Outro | - | オリジナル | - | [01:36] | |||
詳細
レビュー
- アレンジのしかもベスト盤にもかかわらず、いつもに増して委託価格が"痛く"なっている、
アルストロメリアレコーズのテクノ、ダーク、ポップトランス系？フルヴォーカルベストアルバム。
全体に、テクノ、トランス系の楽曲群である。ノイジーなもの数曲から、比較的ポップなバラード、
また諸々の要素にI've Soundの影響や、I've Soundに影響を与えている人の影響を多く感じる曲が、後半特に多くある。
オリジナル曲のtr.6などもその一つだろう。ちなみに結構な良曲。
ヴォーカルの技量は、同人としてはまず普通といったところ。
中では特に美里氏の力は、
エフェクターがかかりまくりで誤魔化せている節のある他二者に地力で勝り、なかなかに聴かせる。
もちろん、他お二方も全く下手ではなく、むしろレベルは高い方だと感じる。
nomico氏もかわいい声をしていらっしゃるし、声つくりに幅もあるようだ。
全体通すと、悪い曲はないが、特別いい曲も少ないといったところか。
一聴してインパクトの大きい名曲は少ない感じだった。
ハイライトは一曲目の「BadApple!!」でまず間違いないだろう。
テクノ・トランス独特のノイジーでキモいサウンドが実にイイ空間を作り出している。
原曲の素晴らしいメロディーセンスもあって、なかなかの良曲に仕上がっていると思う。
歌詞は、原作にはあまり関係ない感じだが、曲単体としてみれば気持ちの悪い雰囲気作りに一役買っている。
ヴォーカルもそれなりに雰囲気が出ていていい。もう少し頑張れ～といった感じはあるが。
他にもいい曲はいくつかある。ただ、インパクトが大きい曲はそれほど多くない。
ベストでこれだと、満足度は75%といったところか。
作業用BGMといった向きもあるかもしれない。
内容的にはヴォーカル好きな方は十分満足できると思う。あくまで内容だけ見れば。
後半一気にI've臭が濃くなるのがオリジナリティーという点ではどうかとも少し思った。
時々あの曲のパクリかと思ってしまうようなフレーズが飛び出すのも…（実際パクリではないと思う。誤解のないように）
曲はいいのだが…
そういえば、某所でKOTOKO似のヴォーカルがいると聞いた気がするが、
まず歌唱力表現力の差は歴然としているし、近い声質、歌唱法の方も聴き当らなかった。
どちらかといえば、曲作りの段階でI've Soundを意識している影響で、
曲の雰囲気やサウンド、エフェクターのかかり方の関係で、
I've Sound=KOTOKO的図式が働いたり、歌唱法の似かよりが感じられたぐらいにこじつける他理解のしようがなかった。
記憶違いであればこの記述はまったくの無意味になってしまうので申し訳ない限りであるが。
以下曲と関係ない所になるが、委託価格のこの値段はオリジナル曲一曲だけのベスト盤としてはどうなのかと思わざるを得ない。
普段の作品から委託価格がぼっ○くりと言われてきたようだが、私もこれには少々価格設定に疑問を持たざるを得ない。
誠に申し訳ないが、友人に聴かせていただいてこれを書いている次第である。
普段の曲はあまり聴いていないが、そこまでお金のかかったアレンジとも思えない。
それに今回は流行りのヴォーカルアレンジとはいえベスト盤である。
内容に見合った価格というところまで考えが及ぶと、
素直に薦めづらいのがこのCDの難点か。
「東方やってたら、ポルシェ買えました」
といったおよそ原作を好きとは思えない記述を目にしたときは思わず(ノд`)という顔になってしまったw
どこかのアンチの方がよく「東方同人は儲け目的のジャンルゴロが多い」なんてうそぶいておられるが、
これを見てはアンチの発言もそれに関しては納得もしようというもの。
お金が欲しければ某元大手サークルよろしく商業でやればいいし、
原作を好いている人を不快にするような発言をする必要もない。
曲には関係ない事を長々誠に申し訳ないが、
曲の質がそれなりにいいだけに、こういった意識の程度の低さは残念である。
音楽が好きなのか、東方が好きなのか、何が好きなのか、
創作活動をするにあたり、そういう基本的なことをもうすこし考えて行動する必要があるように思うが、どうだろうか。
-- Ironbird-White for Marisa (2008-06-17 11:03:51) - トランスなためか、全般的に雰囲気が似ているCD。普段トランス系を聞かないため、なかなか新鮮な感じでした。
トランスやヴォーカルが苦手な人以外は、結構楽しめるCDではないでしょうか。
上の人が酷評している値段については、今回、初めてこのサークルのCDを購入したため、高いとは感じませんでした。
このサークルの作品に興味はあるけど、あまり聞いたことがない人にとっては、ちょうどいいCDなのではないでしょうか。 -- 名無しさん (2008-06-18 00:00:13) - Alstroemeria Recordsのボーカルベスト。
収録された曲一覧を見るに、確かにこれ以外は無いなという曲をしっかり収録しているあたり、ベスト盤としての
役目はしっかりと果たしていると言える。流石にMaple Wizenは過去の収録回数が多かったからかこれには入っていない。
しかし残念なのは、このサークルがボーカル曲を取り入れ始めたのが比較的最近で、連続してボーカルのみのCDを頒布していると言うこと。
DollsやHarmonyなど、去年のに頒布されたCDからの収録が全体13曲中の8曲を占めている。特にDollsは5曲である。
そのため去年あたりから買い始めた人は、収録された曲中の多くがだぶるという結果になってしまう。
この期間にインスト曲も比較的多く作ってきたのであるから、インストとボーカルで分け、Lily of the Incasのように二枚組にすると、
収録できるアルバムの幅にも広がりが出て良かったように思う。
また、Alstroemeria Recordsのアルバムはこれまで比較的有るコンセプトに統一された曲を一つのCDに盛り込んだものが目立ったが、今回に於いてはベストであるから
仕方がないとはいえ統一感がずいぶんと少ない仕上がりになっている。最後をしめる13曲目は唯一の新作で、これまでのCDと同様に良い仕上がりになっているが、1分少々で終わってしまうため
非常に勿体ない。新規で数曲、何かしらコンセプトを盛り込んだ曲を盛り込んでくれれば、ベスト盤CDとしてもより味のある一枚になったように思うのだが。
曲については新規に収録された曲がないので特に言うことはないが、淡々としたトランスに、高低差をある程度分けられるボーカルが良い感じに添えられ、そこまで飽きない水準以上の出来に
なっていることは確か。1曲目については今更個々で触れる必要もないくらいに良く知られ、評価されている曲だろう。
長々と書いたところで結論を言うなら、ベストアルバム以上でもそれ以下でもない出来というのがふさわしい。
コレまで買ってきた人にはメリットがないし、逆にAlstのボーカルを聴きたいという人にはこれ以上ない出来。
値付けについては委託価格がやや高めで新規の曲がほぼ無しということがやや痛いが。
※KOTOKO似というのは恐らくnomico氏の歌い方や声質に依るものだと思います。
-- min (2008-06-18 00:21:25) - 紛う事なきベスト盤で、むしろよくありがちな、一曲だけ新曲を入れるとか
ちょっとリミックスしてみたとかいうトラックは収録されておらず、好感が持てる。
（Tr.13は小曲のため、考慮せず）
東方アレンジ界でもこちらのサークルの作品は、ボーカル曲を作り始めてからは、
シリアスなトランスに統一された雰囲気作りが一つの最高峰であると思うし、
今では手に入れるのが困難な超名曲「Bad Apple!!」を聴けるだけでも重要な価値がある。
（ついでに、私の一番のお気に入りは「Dreaming」で、エフェクトの掛かった
nomico氏のボーカルとインストの重なりが非常に心地よいです。）
例え値段設定にエゴがあって、1365円が1500円になっていたとしても、
入門用のベスト盤として、払う価値はあると私は思う。
まあ、ポルシェ発言については自重してもらいたいですね（笑） -- ひいらぎ (2008-06-18 11:08:42) - Alstroemeria Recordsがこれまでに発表したボーカルアレンジ曲のベスト盤。
ベスト盤にありがちな余計なリミックス等をしていない、初発表時のオリジナル音源が使用されており、且つ
現在では手に入りにくいアルバムに収録されていた曲も入っているので、入門用に最適です。
ただ、以前からのファンの中には「え？あの曲が入ってないの？」等、曲のセレクトに疑問を感じる人もいるでしょう。
それはこのアルバムに限ったことではなく、全てのベスト盤の宿命なので仕方がないですね。
何が言いたいのかというと、このベスト盤から漏れた曲の中にも良曲はあるよ！ってこと。
このベスト盤が気に入ったら過去のアルバムにもチャレンジしてほしいです。
（個人的には「Maple Wizen」や「Suwa Foughten Field」等はベストに入ってもおかしくないと思うんだがなあ）
以下は蛇足ですが、ポルシェ発言などに関してちょっと別の意見も。
ポルシェ発言・・・確かにイタい発言ではありますが、けっこう前の話だし、もういいんじゃない？と思います。
これだけ叩かれればアーティストご本人の耳にも届いてるだろうし、さすがに失言だったと反省してるでしょう。
あまりしつこく叩きすぎて、アーティストのやる気を殺ぐ結果にならないか、再販を躊躇する結果にならないか、
そちらの方が心配です。
そもそも「金儲け主義」だとか「東方を本当に愛してない」とかの意見ってどうかと思う。
アルバム制作には機材面・人材面でお金がかかるのは当然で、それでも儲かるようにしなければ次がありません。
第一、発売前後には視聴とかも出来るのだから、気に入らない人は買わなければいいだけの話です。
それでも売れているということは、普通に考えればそれだけ多くの人を楽しませ、評価されているということです。
ならば、その正当な対価として得たお金でアーティストが何を買おうと、そもそも他人が口を出すことではないと思う。
そして、儲かっているからといって「東方を本当に愛してない」という結論が出てくるのもおかしいと思う。
「東方を本当に愛している」かどうかの判断は、作品を聴くことのみによってリスナーが感じ取るべき事であって、
儲かっている儲かっていないとかそういった事象から判断することではないと思う。無料で配布されている曲が
全て良曲なわけではないし、無料で配布している人が必ずしも東方を愛してるということではないでしょう。
もちろん、お金をかけなくても曲を作ることはできるでしょう。しかし、そうなれば当然、ゲスト・ボーカルをあまり
雇えなくなるなど、作品もそれにみあった音になってしまうことが予想されます。それは本末転倒じゃないでしょうか。
少なくとも私がAlstroemeria Recordsに求めているのはそういう音ではないですし、むしろ現状の方向性を
より推し進めてほしいと思ってます。
とにかく、これは音楽作品です。作品を実際に聴いてみて自分がどう感じたか？その点のみを評価の基準に
するのがフェアだと思うし、それがレビューというものの最低条件だと私は思います。第一、未聴の人にとっても
参考になるのは儲かってるかどうかではなく、そういうレビューだと思うんですが・・・。
かなり長くなってしまって申し訳ないです。でも、こういう意見もあるんだよってことで。 -- 9630 (2008-08-18 15:00:33) - ローが良く効いて乗れるＣＤ
上にある通り入門用としてお勧め
４つ打ちで同じ曲調が続くので少し飽きるが、ドライブで何気なく流したりと用途はいろいろありそう -- 名無しさん (2008-10-07 23:38:25) - このCDは素直にお勧め出来る。
BAD APPLE!!、DARK ROAD、DREAMING等々名曲揃いで
ベストアルバムとして十分な出来だと思う。
値段の事をよく書く人がいますが、高いですか？
普通の勤め人ならば同人CDなど何十枚買おうが経済的に
支障は無いと思うんですが、、、 -- 小市民 (2008-10-10 01:51:08) - 上記のとおりAlstroemeria Recordsの入門CD
BAD APPLE!!のために買ったという人には価格と比較して他の収録曲は物足りないのかも
Alstroemeria Recordsを初めて聞くという人で東方アレンジが好きなら十分買いの内容
しっかり名曲も抑えてて初視聴の人には十分満足かと
価格は再録がほとんどとはいえフルボーカルならこんなもんでしょう
東方が好きだとかの議論はここでは相応しくないかと思います
第一そんなことで曲やアルバムの評価が覆ることがあってはいけないと思いますし -- 名無しさん (2008-10-11 15:58:32) - AlstroemeriaRecordsのベスト版で…というのはもうくどすぎるからやめますね^^
それよりみなさん、このCDがnomico嬢のARでの最後のCDだとご存じでしょうか？
同氏のHPに例大祭と同時期5月にそうありました。
(ノд｀)
まあ、無関係者がとやかくいうことではありません。とにかくこのCDがnomico嬢の集大成と…
あえてnomico嬢のみについて書きました。他の方がかなり書かれていましたのでそこはおまかせで。 -- れれせけう (2008-11-17 23:37:10) - 今まで、アルレコのボーカルアレンジは敬遠していたのですが、
先日ちょっと手違いでこのアルバムを買ってしまいました。
せっかく買ったので聞いてやるかと思ったら、一曲目から信じられないような神曲（笑）
雰囲気はJ-POPに近いんですが、ボーカルとアレンジャーともに素人臭さが全くない。
J-POPに挑戦した感じのボーカルアレンジは今まで沢山聞いてきましたが、
どれも素人臭くてなかなか満足できるものがなかっただけに、この出会いは衝撃的でした。
これはかなりの希少種。
本当に聞きごたえのあるアルバムでした。 -- 名無しさん (2009-03-30 16:42:52) - ポルシェの話しでマイナスイメージあったけど、いいアレンジ曲だった。 -- 名無しさん (2009-05-03 02:12:08)
