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幻想天舞

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幻想天舞 ~ GENSOUTENBU ~

サークル:C-CLAYS

Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length
01 Feeling 六弦 A助 櫻井 アンナ 櫻井 アンナ 東方花映塚 もう歌しか聞こえない [05:06]
02 Top of The Stairway ~ 笑顔のために W*M W*M 東方妖々夢 東方妖々夢 [05:10]
03 Keep On Loving You 美有耳虚無頭 - - 東方夢時空 Reincarnation [04:09]
04 Rotation W*M - - 東方風神録 厄神様の通り道 [05:38]
05 万華鏡 K2 W*M 東方風神録 運命のダークサイド [04:18]
06 circulo do vento. 美有耳虚無頭 - - 東方文花帖 風の循環 [03:39]
07 メモリー・オブ・ラブ 創 無頼人 - - 東方紅魔郷 おてんば恋娘 [04:13]
08 Cafeteria in satellite 創 無頼人 - - 大空魔術 衛星カフェテラス [05:52]
09 Future Train No36--美蘭-- 桐箪笥 - - 卯酉東海道 ヒロシゲ36号 [03:36]
10 Teatime of Baghdad 桐箪笥 - - 東方紅魔郷 上海紅茶館 [04:22]
11 Nymphaea K2 W*M 櫻井 アンナ 東方風神録 ネイティブフェイス [04:14]
12 RAVE GIRL tsunamix - - 東方幻想郷 少女綺想曲 [05:30]
13 MAGIC tsunamix - - 東方永夜抄 月まで届け、不死の煙 [05:26]
14 最期のDeparture W*M W*M 東方花映塚 六十年目の東方裁判 [05:48]

詳細

博麗神社例大祭5(2008/5/25)にて頒布
イベント価格:1,000円
ショップ価格:1,260円(税込)

レビュー


  •  多彩なジャンルのインストゥルメンタルアレンジとヴォーカルアレンジの入り混じったアルバム。各原曲の出展作品も旧作や、ZUN氏のオリジナルアルバムまでと幅広い。クラブサウンド調のアレンジが多め。このサークルは回を重ねるごとに安定感を増していっている印象で、奇抜さは少ないが、このアルバムは特に良かった。
    まずTr.2。ジャンルは表記上Danceとなっているが、そこまでダンサブルなトラックというわけではなく、アニメやゲームの主題歌によくありそうなポップな曲調。原曲をかなり色濃く残している。ヴォーカルの声質といい、サビの力強い歌い方が秀逸。個人的に、同原曲のヴォーカルアレンジでは最も気に入った。
    Tr.4もジャンルの割に原曲を程よく崩したアレンジとなっているが、トランスというからにはもう少し図太いキック音と、ベースへの工夫が欲しかった。ややシンセリードに頼りすぎている感もある。フワフワとした柔らかめの音だけでなく、ピアノや硬いシンセ音でのアプローチもあればもっと良くなったのではなかろうか。
    Tr.5は、ミドルテンポで間奏のバイオリンの音色が哀愁を誘うアレンジ。とはいっても、しっとりとした曲調ではなく暗めのもので、中毒性の高いノリを持っている。私の所有するヴォーカルアレンジすべての中でも、かなりのお気に入り。
    Tr.9はアンビエント寄りの静かなエレクトロニカ。原曲の面影も少なく、好みの分かれるアレンジかもしれないが、私は低音の中に響くピアノに、非常な美しさと落ち着きを感じた。
    Tr.10も続けてエレクトロニカとなっているが、こちらはペラペラに歪んだディストーションギターが低音域を支配する、デジタルロックも感じさせるアレンジとなっている。こちらもまた私の好みにかっちりとはまり、サビへと移行する部分の解放感、和風な響きのある音色と、どこか中東チックな民族音楽を思い出させるストリングスなどのハーモニーが素晴らしい。こちらは原曲がかなり分かりやすいものとなっている。
    Tr.14は伴奏のピアノとストリングスの響きが鮮やかな、透明感のあるアレンジ。これも原曲は分かりやすい。ヴォーカルの伸びのある高音が気持ち良い。
    以上は、このアルバムで特に私の気に入ったものだけだが、この他のアレンジもかなり安定したクオリティで作られており、完成度は高い。オススメの一枚である。

    録音についても水準以上。各楽器の音は綺麗に鳴っているし、ボーカルの通りも悪くない。ベースラインも曲によっては少々ぼやけてしまうが、大体は分かりやすく、なかなか低い音域まで入っているようである。特に良いと感じたのはTr.14。落ち着いた曲調でありながらベースを重視し、それでいてヴォーカルも明瞭。低音域というのは一般に、音楽に温かみを与えるものであり、他の音域をマスクし透明感を損なってしまうようなイメージがあるが、そんなことはない。かなり低い音ともなってくると、温かみや冷たさなどとは関係がなくなってくるし、上手く低音域を明確にしレンジを広くすれば透明感も増す。私はベースを、音楽の構成の中でもかなり重要なものだと考えているので、好感を覚えた。
    ただ、やや音圧が高く、聴き疲れしてしまうような部分もある。全体的に高音がシャリつく印象。特にTr.11は他のトラックとは全く様相を異にしていて、高音域の強調がかなり激しい。アレンジは良いのだが、その点は残念。
    -- まの人 (2008-08-28 22:19:16)
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