はじめての東方和楽
サークル:白いしましまうさぎ
Number | Track Name | Arranger | Original Works | Original Tune | Length |
01 | 郷を望む | うさぎいぬ | 東方紅魔郷 | 赤より紅い夢 | [03:34] |
東方妖々夢 | 妖々夢 ~ Snow or Cherry Petal | ||||
東方永夜抄 | 永夜抄 ~ Eastern Night. | ||||
02 | 舶来の紅いお茶 | しましま | 東方紅魔郷 | 上海紅茶館 ~ Chinese Tea | [04:17] |
03 | 風の鳴る道 | しましま | 東方文花帖 | 風神少女 | [03:36] |
04 | 永月夜話 | しましま | 東方永夜抄 | 千年幻想郷 ~ History of the Moon | [03:11] |
05 | もう箏しか弾けない | 白蘭 | 東方永夜抄 | もう歌しか聞こえない | [03:05] |
06 | 放夜奉玉 | うさぎいぬ | 東方永夜抄 | ヴォヤージュ1969 | [05:08] |
ヴォヤージュ1970 | |||||
07 | 遊楽 | うさぎいぬ | 東方紅魔郷 | ほおずきみたいに紅い魂 | [05:40] |
08 | 秋の滝~稚櫻の段 | しましま | 東方風神録 | フォールオブフォール ~ 秋めく滝 | [05:00] |
詳細
レビュー
- 箇条書き
1.和楽器で全部生という今までに無いコンセプト
2.「レア楽器の生=地雷」の法則を打ち崩す演奏技術
3.特に和楽器好きでも無かったが面白い&新鮮に聞けた(1&2のおかげだと思う
3.主なアレンジャーは二人(しましま氏のアレンジは原曲重視 うさぎいぬ氏のアレンジはさらに祭り囃子っぽい)
4.永月夜話ともう箏しか弾けないは笛と箏の独奏で楽器の味わい
5.個人的に遊楽と秋の滝のノリと疾走感が好き
インスト好きは一枚手元に置いて損はしないんじゃないかな
個人的にはこのサークルが単発企画じゃないかが気になる
続編期待 -- 名無しさん (2008-06-19 19:20:18)
- たまに見かける和風味アレンジ……ではなく、和太鼓・箏・篠笛などの生音にこだわったという、「和」そのものと言ったほうがいいアレンジ。
たぶん、これはすごい、と思う。
上の方がすでに簡潔にまとめてくれてますが、生で実際に音を聴いたことある楽器はたぶん和太鼓だけ(しかもかなり昔)という、特に和楽器好きというわけでもないしその演奏を聴いたこともないという人間でも、とても面白く新鮮に聴けました。
1曲目出だしは声、太鼓に鳴り物?ありで厳かに始まり、太鼓・箏・笛と揃いながらもシンプルなアレンジで新鮮な味わいの2〜3曲目、それぞれ篠笛と箏だけで音色をしっとり聴かせる4〜5曲目。
個人的圧巻、そして一番お気に入りなヴォヤージュアレンジ(原曲が大好きなせいもある)は「1969/1970」アレンジだけあって一転静と動の落差、そして激しく積み上げられていく音の重なりにビリビリきて(ただ個人的好みで笛の音はもっと聴いていたかったなぁ)、7曲目ではまさに祭り囃子っぽい賑やかさと軽やかさでノリも良く、締めは原作そのものが和のテイスト溢れる風神録のフォールオブフォールを箏と笛で軽やかにそれでいて情緒あり……と、まさに「東方和楽」な内容。
上の方が書かれたことを繰り返すようになってしまいますが、曲によって原曲重視で軽やかだったり飄々としていたりしっとりだったり、あるいは祭り囃子的な賑やかさだったり激しさだったりと緩急の付け方もはっきりしているので、聴いていて飽きません。
演奏技術とかはよくわからんのですけども(わかる人なら、もう一歩踏み込んでアレンジとしてどう、という話もできるのでしょうけど)、曲によっては音色のハマりっぷりが尋常じゃないと思います。
いや、まぁ、そもそも私はこうした和楽器で生の東方アレンジなんて聴いたことがないので、耳の慣れていない人間が聴けばより新鮮なのは当然かもですが(^^;
その音色にハマれれば、良い意味で和楽器ということを気にせずひとつのアレンジとして楽しめると思うし、和楽器に対して経験値の高い人ならさらに深く楽しめるのかもしれません。
とりあえず和楽器(という括り方も乱暴でしょうが)そのものに興味ない、という人でも試聴してビビッとくるものがあればまずハズレではないと思います。
他の曲ももっと聴いてみたいし、私も続編期待しています。 -- ろうそく (2008-07-06 22:28:51) - 通のほうにも投稿しましたが・・・。
僕は大変お気に入りです。祭囃子で盛り上がったり、笛の音を静々と楽しんだり・・・曲自体の出来もCDの構成も大変いいです。
通がでましたし、今後ともがんばってほしいです。個人的に「旧地獄街道を行く」とかが、和楽アレンジされたら似合うんじゃないかな・・・とか色々と期待を膨らませております。
-- Canguro (2009-01-19 15:50:46) - 既に上記の方々に絶賛されて久しい本作。和楽風味のアレンジではなく、本当に和楽器を演奏し、本当に和楽にアレンジしてある本気度の高い作品。
これがまた、和楽の寂びの情感に満ちて癒す楽曲から、スピードメタル系シューティングゲームミュージックを基礎とする原曲の激しさをそのまま活かした曲ありと実に楽しめる。
近年出た、某動画サイトでの宣伝が上手く成功したアイリッシュミュージックアレンジアルバム幻想郷ポポルカントと並ぶ、高品質の東方民族音楽アレンジとして高く評価したい。
POCK&POPSやアニソンしか聴いたことのない人でも(私も和楽のアルバム等初めて手を出す)、ぜひ一度自分の中の音楽と言うものへの興味を呼び覚まし、御耳に入れられる事を期待してしまう。
風神・地霊といった、上海アリス幻樂団からも和楽要素や民族音楽風味の濃い曲もリリースされているので、これらをどう使用してくるのか、期待の膨らむ企画である。 -- Ironbird-White for Marisa (2009-03-27 14:53:55) - 古の宮廷音楽みたいなアレンジは
サクラの花びら散る春と、紅葉の秋を思い出した。
-- tomohiro (2009-07-31 22:13:36)
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