Harmony
サークル:Alstroemeria Records
Number | Track Name | Arranger | Lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | Cheek Colours | Masayoshi Minoshima | Haruka | Haruna | 東方紅魔郷 | ほおずきみたいに紅い魂 | [04:32] |
02 | Dark Road | Misato | 東方風神録 | 厄神様の通り道 ~ Dark Road | [06:20] | ||
03 | Alice Maestera | nomico | 東方幻想郷 | アリスマエステラ | [06:07] | ||
04 | Voile, the Magic Library | Aki Misawa | 東方紅魔郷 | ヴワル魔法図書館 | [06:17] | ||
05 | Wind's Believer | Misato | 東方風神録 | 信仰は儚き人間の為に | [05:41] | ||
06 | Harmony | Aki Misawa | オリジナル | - | [05:54] | ||
07 | Interlude | - | 東方紅魔郷 | 明治十七年の上海アリス | [04:49] | ||
08 | Maple Wizen (2007AW Re-Mastered) | Haruka | nomico | The Garnet Star | Maple Wizen | [07:00] | |
09 | Suwa Foughten Field | 東方風神録 | 神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field | [05:02] |
詳細
レビュー
- フルヴォーカルアルバム。トランス、ハウスなどのクラブサウンドアレンジ。原曲のメロディーは薄め。
それぞれの楽曲の雰囲気はかなり異なり、歌い手も四人で、悪く言えば統一性に欠ける感もあるが、良く言えば飽きを感じさせない。前作のDollsに比べると、聴きやすい楽曲が増え、個々のクオリティも安定してきたように思われる。全体的に切なげな雰囲気。
私の好みで言えば、C73で頒布されたものではベスト。どの楽曲においても外れは無いと感じるが、特に気に入ったのは、支配的な低音とノリの良さを持つトラック2。個人的に、厄神様の通り道は非常にヴォーカルアレンジに映えると思う。他にトラック5は今までに無かった感じの落ち着きのあるアレンジで面白いし、トラック6はオリジナル楽曲ながら、お洒落なハウスに三澤嬢に澄んだ声の乗る好曲。しかし英詩部分はお世辞にも上手とは言い難いか。トラック9は同じフレーズを延々繰り返しているにも関わらず妙に癖になる。この辺りはnomico嬢の声に魔力を感じる。
ここからは私の経験、機材環境の問題も入るが録音について。
ややコンプレッサーの強い感もあるが、下から上まで良く出ている。特に低音部が強く、典型的なドンシャリ。好感を覚えるのは、回を重ねるごとに明らかに録音の質が改善されていることで、このアルバムでは音の分離感、各音帯域の鮮やかさ、量のどれを取っても同人としては上々のレベルに感じる。Dollsの時点で初期の頃から比べれば大分マシになっていたのだが、本作では更に高音域に伸びが感じられ、聴いてて気持ちが良い。特にリマスターのトラック8は比較対象があることからそう感じるのかもしれないが、アルバム内最高の出来だろう。これからも期待したいところである。 -- まの人 (2008-02-07 00:41:28) - 選曲、ボーカルのクオリティ、アレンジのバリエーションと、どこをとっても素晴らしい。
現時点でのAlstroemeria Recordsの最高傑作だろう。
また、Exserens(ベスト盤)収録曲が3曲しかない&リミックスがないことも、
オリジナルアルバムとしての存在感を高めている。
風神録からの選曲が3曲あり、風神録好きには外せない作品。
個人的には、Tr1の柔らかい雰囲気のアレンジ&「そーなのかー」に強く耳を惹きつけられた。
Harunaさんはこの作品がAlstroemeria Records初参加で、これ以降の活躍に期待される。
-- ひいらぎ (2008-11-18 01:23:30) - Tr.2の Original tune の欄に、おてんば恋娘を加えるべきだと思うのですが・・・ -- 通りすがり (2009-05-02 21:37:56)