Il Mondo dove e finito il tempo
サークル:Demetori
Number | Track Name | Arranger | Original Works | Original Tune | Length |
01 | Eastern Dream ~ The Introduction | Demetori | [02:15] | ||
02 | 神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field | Demetori | 東方風神録 | [05:00] | |
03 | 御柱の墓場 ~ Grave of the Shadow | Demetori | 東方風神録 | 御柱の墓場 ~ Grave of Being | [04:31] |
04 | 月時計 ~ ルナ・ダイアル | Demetori | 東方紅魔郷 | [04:04] | |
05 | 上海紅茶館 ~ Chinese Tea | Demetori | 東方紅魔郷 | [05:52] | |
06 | おてんば恋娘 ~ killer Tune | Demetori | 東方紅魔郷 | おてんば恋娘 | [02:56] |
07 | 信仰は儚き人間の為に ~ Jehovah's YaHVeH | Demetori | 東方風神録 | 信仰は儚き人間の為に | [05:08] |
08 | 東方妖々夢 ~ Ancient Temple | Demetori | 東方妖々夢 | [04:39] | |
09 | 妖々跋扈 ~ Who done it! | Demetori | 東方妖々夢 | [01:13] | |
10 | ネクロファンタジア ~ Remix | Demetori | 東方妖々夢 | ネクロファンタジア | [05:36] |
Extra(再販盤のみ収録)
Number | Track Name | Arranger | Original Works | First Release | Length |
11 | 風神少女 | Demetori | 東方花映塚 | 東方ふゅーじょんdemo+4 & 幻視の夜~GhostlyEyes~ | [05:36] |
12 | 明治十七年の上海アリス | Demetori | 東方紅魔郷 | 朧夢紅月 ~Vaguely Dreams of Scarlet Fullmoon~ | [04:25] |
詳細
レビュー
- 原曲香る系ハードロック・メタルアレンジ。昨今メタルアレンジが多いが、やはり定番というべきDemetori、今回も期待に応えた秀作である。ギターとドラムの疾走感とうねり、特にドラムの激烈な奔流はあっという間に聴き手を飲み込んで持って行き、翻弄されている間に10トラックが終わってしまう。超高速のハードロックやメタルが好きな人は間違いなく買うべきだろう。
激しいドラムとギターの導入から超高速のドラムが繰り出される2曲目神さびた古戦場アレンジは冒頭に持ってくる曲として感覚をがっちり鷲掴む。4曲目ルナ・ダイアルアレンジはお馴染みの原曲メロ、その後のギターソロ、原曲メロと各パートが美しく繋がりあっという間に4分が過ぎ去る。7曲目信仰は儚き~のアレンジは曲冒頭から最後まで徹頭徹尾典型的ハードロック・メタルの要素がねじり込まれ、軽んじられていない原曲メロ、かっ飛ぶドラム、いずれも聴いていて隙がない、個人的に本作随一な出色の展開である。欲を言えば、全編通してオリジナルパートをもう少し長く作り、かつもう少し重ければなお私の好みだったのであるが、この疾走感とのバランスで考えれば十分に満足できる。4周して脳味噌が溶けそうになったほどである。
全体的に超高速で飛ぶように進行していくので、そういう類に慣れない方は購入を控えた方が賢明であるが、ちょっとハードロック・メタル風味な曲を聴いてみたいという初心から、日々ハードロック・メタルのことばかり考えている達人まで… まあ私は経験的に達人とは到底言えないのでHR/HMの達人にとってはどうなのかという評価はしかねるが、ともかく個人的にお勧めできる一枚である。今回はショップ委託もしているので、品切れる前に。 -- 電波? (2008-01-05 13:34:59)
- 前作の「如臨深遠」とは打って変わった、疾走感激しいメタルアレンジ中心の一枚。
生演奏とは思えない速度と技巧は相変わらずで、最初から最後まで(一部休憩を挟み)
激しい演奏に頭を揺さぶられる。特に7曲目の信仰は~のアレンジは、「東方ふゅーじょんdemo+4」
に提供した風神少女より更に速いBPM220。これを弾けてしまうギターの徳南氏もそうだが、ドラムの九宝時氏には
驚嘆せざるを得ない。
随分と層が厚くなった東方HR/HMアレンジだが、今作はその中でも屈指の出来映えだと思う。
メタル好きや、速いアレンジが好きな人以外にも薦められるだろう。
-- min (2008-01-06 18:46:57)
- 関西のメタルもできるテクニカルロック/プログレユニット待望の東方アレンジCD第三弾。
今回は従来彼らが関わってきた作品の延長線上にありつつ、圧倒的疾走感をも獲得したガッチガチのパワーメタル/スピードメタルアレンジだ! 要所に配されたANGRA、DRAGON FORCE、BURNING IN HELLらを髣髴とさせるスピードチューン(Tr.2,3,7,10)が強力すぎてメロスピ偏重な印象を抱きがちだが、よく聴けばどの曲もスタイルや方向性が少しずつ異なり、飽きずに聴き通しリピートを誘う構成力があるのも強みだろう。
疾走曲については他者コメントに譲るとして、前作「如臨深遠 ~雨縒煙柳~」に通じる爽やかなハードロック(Tr.5)があったり、まさかのボサノヴァ化したユーモラスなチルノ曲(Tr.6)がKY過ぎて思わず笑いを誘ったり、「彼岸花葬 ~the view of spiral riverside~」に入っていそうな不条理系妖怪アレンジ(Tr.8)の大立ち回りに翻弄されたりと、ただ速いだけではない充実の内容。
相変わらずアイデアとフックに富む曲展開、バッキングにメロトロンを配する拘りなど彼らなりの個性も貫かれ、疾風の如く駆け抜ける約40分間のなんと痛快なことか。そういうわけでヘドバン必至のこの作品、彼らにメタルよりもプログレを期待する人や、メタルに重さやドゥーム感を重視する向きには合わなさそうな作風だが、特段の理由が無い限り、四の五の言わず手にとってみるべきである。STAY METAL!! -- 蝦夷の人 (2008-01-17 01:48:29) - 前作とは打って変わったCDとなっていてUI-70の作風に近づいた気がする
UI-70側もかなり曲風が変わっているので少し物足りなかったあなたにおすすめ
脳髄まで溶かす音に酔いしれるだろう…! -- ma (2008-01-22 00:58:34) - Dragonforceを思わせる疾走感が心地よくも、しっかり厚みを持って聞かせてくれるへヴィー/スピードメタルアレンジ中心のアルバム。
しかし、ややもすれば単調になりがちな高速メタルにおいて、飽きさせない曲・アルバム展開を見せる構成は、彼らの音楽性の幅広さを物語るものであろう。
ここにきて曲の完成度に一段と磨きがかかったように思う。ギターの音作りの良さ、相変わらずの高速演奏の安定感も評価に値するだろう。
欧州・米国等の材料の中に、しっかりジャパメタ・ゲームミュージックの影響も感じさせ、それらを見事に消化、融合させている。ともかく完成度が高い。
メロスパーもそうでないメタラーも一度、聴いて損はないだろう。そろそろ、オリジナルの楽曲を期待されるレベルになろうとしているのかもしれない。
ちなみにジャケットの八雲紫が持っているギターは、現moi dix mois(元Malice Mizer)のmana氏の、ESPのアーティストモデルのバリエーション。
音楽の質と無関係だが、こんな小ネタも効いている。 -- Ironbird-White (2008-01-31 21:49:46) - ここのネクロファンタジアはそのHM系アレンジの中では最高だと思う
ゆかりんにはやはりジャパメタが似合う
-- 名無しさん (2008-06-05 06:55:00) - もうここまでスクロールしたとなると新しい意見などできそうにない(苦笑)
個人的にTr04「月時計 〜 ルナ・ダイアル」は原曲好きな方には堪らない一曲。独特な旋律が重厚感&疾走感溢れるDEMETORI風に仕上げられ、もう鳥肌が止まらない…
他に特筆すべきは、Tr08「東方妖々夢 〜 Ancient Temple」。元々、この曲の原曲にあまり興味が無かった私に興味を持たせた一曲。1:30あたりのサビ前は、わずか1フレーズながらも私の人生で最も印象に残るであろう素晴らしさを誇る。
Tr10「ネクロファンタジア」については【東方幻奏祀典2"Canon"】に収録されていたので…まぁネクロアレンジの中では最高峰の出来だと確信しますね。
今すぐ買って後悔しない!…でもクロスフェード聴いてから決めた方が無難かなァ(w)
-- エニグマ (2008-07-01 08:48:23) - オススメできないとは言えないです。 -- 名無しさん (2008-07-24 20:17:06)
- 毎度のごとくもう書きたいことは他の方々が書いてしまっているので(笑)
特に書くこともないのですが…
とりあえずネクロファンタジアは神だとだけいっておきましょう -- 名無しさん (2009-02-09 10:59:37) - 生演奏の2バスドラハードロックはやっぱりいいですね。
いい環境+大音量で聞くと心も体も揺さぶられます。たまらん・・・
車を運転中の人にはお勧めできませんが、ハードな東方アレンジ
を求める方にはお勧めですよ。 -- 名無しさん (2009-03-17 02:37:57)