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*reflection サークル:[[emroots]] ---- |Number|Track Name|Arranger|Lyrics|Vocal|Original Works|Original Tune|Length| |01|introduction|tio|-|-|東方地霊殿|プレイヤーズスコア|[03:22]| |02|splendid faith|tio|-|-|東方風神録|ネイティブフェイス|[04:21]| |03|此岸の旅路|tio|-|-|東方風神録|明日ハレの日、ケの昨日|[04:13]| |04|Wind of twilight|tio|ひくら|miko|東方地霊殿|暗闇の風穴|[06:36]| |05|conflict of faith|tio|-|-|東方花映塚|ポイズンボディ|[04:56]| |06|ask for alms|tio|-|-|東方風神録|神は恵みの雨を降らす|[04:43]| |07|リバレイト|tio|-|-|東方花映塚|彼岸帰航|[04:11]| |08|solitude|tio|-|-|東方地霊殿|渡る者の途絶えた橋|[05:15]| |09|neon sign|tio|-|-|東方地霊殿|旧地獄街道を行く|[06:28]| |10|望郷|tio|ひくら|結月そら|東方風神録|神々が恋した幻想郷|[07:08]| >***詳細 >[[コミックマーケット75]](2008/12/29)にて頒布 >イベント価格:1,000円 >ショップ価格:1,365円(税込) ---- ***レビュー - 原曲維持~香る系ロック、ダンスその他よろずポップス・イージーリスニング風アレンジ、女性ボーカル2曲入。個人的に既刊を何枚か購入している、明るめのポップス風楽曲に定評のあるemrootsが東方アレンジ初参戦、やはり聴きやすいポップス的な作品で揃えてきた一枚。コードミスやテンポミスなどとは全く無縁の、確実に水準以上のアレンジ技術は聴いていて安心。きっちりと端正なアレンジは万人向けといえよう。しかしながら、ところどころで散見される、このサークルの作風でもあるポップス風アレンジは、東方の世界観から遠ざかる印象しか与えず、かといってそのようなアレンジを通してアレンジャーが意図すべき新たな意味づけがなかなか見えてこないように思える。有体にいえば、まとまりすぎて技術の割に味わいが物足りないのだ。実に惜しい。 &br()2曲目ネイティブフェイスダンスポップアレンジは、原曲より少し明るく軽めのアレンジが中途半端で、原曲の面白みを削いだ割に新しい解釈が付加されているようには感じられず、もったいなく感じる。もっと徹底して軽く細かくするなり、やり様は他にもあったように思う。4曲目暗闇の洞穴ダンスポップ風ボーカルアレンジは、ボーカルが細すぎて、エフェクトをかけてはあるも低中音域メインのAメロBメロに合わず、かつ高音域でもところどころ音外しや揺らぎが見られ、洗練されているとは言いがたい。10曲目神々が恋した幻想郷ちょい和風イージーリスニングボーカルアレンジは、ややかすれと揺らぎがあるも細く高いボーカルがしっとりと繊細に、うまくまとまった出来栄えである。全体的に一本調子なので、もう少し起伏をつけてくれるとよりよくなったと思う。 &br()本作品は、聴きやすいけれど細すぎないしっかりとしたイージーリスニング系、ポップス風味のアレンジが好みの人にはお勧めできる一枚である。逆に、気合の入った図太い音が好きな人は余りはまらないであろう。なお、上のレビューの際のスタンスを確認しておくが、原曲が独特のテンポと調だからといって軽く明るめのアレンジを全部否定することはありえない。しかし、それが中途半端に終わってしまうと、なかなか作品として難しいものとなってしまうのは、やむを得ないところだと考える。個人的には、本作品ではもう少しアレンジャーの意図と挑戦を感じ取りたかった。自分の作曲の立ち位置にもっと自信を持って大胆に作り込めば、技術は十分なのであるから、きっと一本芯の通った迫力のある作品が生まれるに違いない。次作に期待している。 &br() -- 電波? (2008-12-31 17:12:13) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)
*reflection サークル:[[emroots]] ---- |Number|Track Name|Arranger|Lyrics|Vocal|Original Works|Original Tune|Length| |01|introduction|tio|-|-|東方地霊殿|プレイヤーズスコア|[03:22]| |02|splendid faith|tio|-|-|東方風神録|ネイティブフェイス|[04:21]| |03|此岸の旅路|tio|-|-|東方風神録|明日ハレの日、ケの昨日|[04:13]| |04|Wind of twilight|tio|ひくら|miko|東方地霊殿|暗闇の風穴|[06:36]| |05|conflict of faith|tio|-|-|東方花映塚|ポイズンボディ|[04:56]| |06|ask for alms|tio|-|-|東方風神録※1|神は恵みの雨を降らす|[04:43]| |07|リバレイト|tio|-|-|東方花映塚|彼岸帰航|[04:11]| |08|solitude|tio|-|-|東方地霊殿|渡る者の途絶えた橋|[05:15]| |09|neon sign|tio|-|-|東方地霊殿|旧地獄街道を行く|[06:28]| |10|望郷|tio|ひくら|結月そら|東方風神録※2|神々が恋した幻想郷|[07:08]| (CDでは、※1が東方地霊殿、※2が東方花映塚と誤記あり) >***詳細 >[[コミックマーケット75]](2008/12/29)にて頒布 >イベント価格:1,000円 >ショップ価格:1,365円(税込) ---- ***レビュー - 原曲維持~香る系ロック、ダンスその他よろずポップス・イージーリスニング風アレンジ、女性ボーカル2曲入。個人的に既刊を何枚か購入している、明るめのポップス風楽曲に定評のあるemrootsが東方アレンジ初参戦、やはり聴きやすいポップス的な作品で揃えてきた一枚。コードミスやテンポミスなどとは全く無縁の、確実に水準以上のアレンジ技術は聴いていて安心。きっちりと端正なアレンジは万人向けといえよう。しかしながら、ところどころで散見される、このサークルの作風でもあるポップス風アレンジは、東方の世界観から遠ざかる印象しか与えず、かといってそのようなアレンジを通してアレンジャーが意図すべき新たな意味づけがなかなか見えてこないように思える。有体にいえば、まとまりすぎて技術の割に味わいが物足りないのだ。実に惜しい。 &br()2曲目ネイティブフェイスダンスポップアレンジは、原曲より少し明るく軽めのアレンジが中途半端で、原曲の面白みを削いだ割に新しい解釈が付加されているようには感じられず、もったいなく感じる。もっと徹底して軽く細かくするなり、やり様は他にもあったように思う。4曲目暗闇の洞穴ダンスポップ風ボーカルアレンジは、ボーカルが細すぎて、エフェクトをかけてはあるも低中音域メインのAメロBメロに合わず、かつ高音域でもところどころ音外しや揺らぎが見られ、洗練されているとは言いがたい。10曲目神々が恋した幻想郷ちょい和風イージーリスニングボーカルアレンジは、ややかすれと揺らぎがあるも細く高いボーカルがしっとりと繊細に、うまくまとまった出来栄えである。全体的に一本調子なので、もう少し起伏をつけてくれるとよりよくなったと思う。 &br()本作品は、聴きやすいけれど細すぎないしっかりとしたイージーリスニング系、ポップス風味のアレンジが好みの人にはお勧めできる一枚である。逆に、気合の入った図太い音が好きな人は余りはまらないであろう。なお、上のレビューの際のスタンスを確認しておくが、原曲が独特のテンポと調だからといって軽く明るめのアレンジを全部否定することはありえない。しかし、それが中途半端に終わってしまうと、なかなか作品として難しいものとなってしまうのは、やむを得ないところだと考える。個人的には、本作品ではもう少しアレンジャーの意図と挑戦を感じ取りたかった。自分の作曲の立ち位置にもっと自信を持って大胆に作り込めば、技術は十分なのであるから、きっと一本芯の通った迫力のある作品が生まれるに違いない。次作に期待している。 &br() -- 電波? (2008-12-31 17:12:13) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)

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