【ダード】
（板語）
「スタンダードTRPG議論スレ」の略称。
喧嘩や煽りが定番化した隔離所としての認識があり、板内の「ダード」以外のスレが荒れ気味になると「ダード池（ダードいけ。スタンダードスレに移動してください、の意味）」とスレ移動を誘導する書き込みがなされる。
また、「ダード」の喧嘩や煽りのノリを他スレでも持ち込む住人のことを「ダード厨」と呼ぶ。
【ターン】
（用語：全般）
あるゲームに参加するプレイヤーの手番。
ボードゲームやカードゲームでは、個人の手番ごとに1ターンと数える場合が多く、TRPGではその場面に参加するキャラクター全ての手番をひとくくりにして1ターンと数えることが多い。
【第一世代】
関連：
【ダイス】
（用語：全般）
サイコロ（die、複数形dice）のこと。一般的なサイコロである６面体ダイスをはじめ、４面体、８面体、１０面体、２０面体などがある。
卓上ゲームでは、ゲーム中に使うダイスを「2D6」「D100」などのコードで表すことが多い。これについては
【ダイスコード】の項を参照。
【ダイス運】
（俗語）
個人ごとにダイスを振った後の結果に差があるとするオカルト的説。その個人が持っている運。重要な場面で低い目が出やすい事を「ダイス運が低い」といい、逆に危険な状況で高い目が出ることを「ダイス運が高い」という。極端に高い目か低い目が出ることを（ダイス運が）「荒れている」「暴れる」と表現する。
板内においては根拠に乏しいオカルトであるとして否定的だが、リプレイなどに参加するベテランの間では、しばしばプレイヤーのダイス運を前提にシナリオを組む事が多く、本文内でもプレイヤーのダイス運をネタにすることがある。
【ダイスコード】
（用語：全般）
ゲーム中に使うべきダイスの種類と数を指定する記号。
○D△のように表記される。Dはダイス（Dice)を指す。
○は、使用するダイスの数である。「D6」のように、数字が書かれていない場合は１個とみなす。
△は、使用するダイスが何面体かの指定である。6なら６面体、10なら１０面体というように。
「3D」のように数字が書かれていない場合、そのゲームでは最初から一種類のダイスしか使わないため、別記で指定されている可能性が高い。
「2D6＋1」のように、プラスマイナスの数字が付属している場合、ダイスを振った後にその出目に最後の数字を加減する。
「D100」とある場合、10面ダイスを2個用い、一方を10の位、もう一方を1の位として01～00（100とみなす）までの値を求める（100面ダイスというのも実在するが、実用的でない）。
「D66」とある場合、6面ダイスを2個用い、一方を10の位、もう一方を1の位として値を求める。
一部のゲームでは、数字の小さい方を10の位とするものや、数値による修正があり、６を超えると繰り上がったり（例えば、35+3だと42）するものもある。
「1/2D」、または「D3」「D5」など存在しないダイスを求められた場合、適当なダイス（D3ならば、二倍のD6）を振り、その1/2（端数切り上げ）を適用する。
【ダイスゲーム】
（俗語：ボードゲーム）
ダイスを振るのがメインのゲーム。
特殊な絵柄の入ったダイスを振る物が多い。
ダイス以外は記録する紙とペンだけあればいいものが多く、ダイス以外のコンポートネントはあっても乏しい。
（俗語：TRPG）
ダイス目による成否の影響が大きいTRPG。
ダイスを振る個数が多い、振り足しや出目選択により容易に達成値が上昇しやすい等の理由によりダイス目に左右されやすく、固定値の影響は比較的小さい。
固定値を上げても安心できない反面、不可能に思えるような事でも出目次第で出来る場合がある。
【ダイスボット】
（用語：TRPG）
オンラインセッションにおいて、サイコロを振るように乱数を出力するプログラム。参加者個々人の端末ではなく、ネット上で活動する。
イメージとしては、セッションを行う部屋に参加者以外の「サイコロ担当」がいて、サイコロを振るときはその担当者に指示を出し、出目を公表してもらうと思えばいい。
「ボット」とは、いわゆるロボットに由来し、自動的に一定の作業を繰り返すプログラムの総称。TRPGでは本来コンピュータを使わないので、省略して「ボット」だけでダイスボットのことを指していることも多い。
関連：
【ダイスロール】
（用語：全般）
ゲーム中に、ゲームのルールに従ってサイコロを振ること。
【第二世代】
関連：
【ダガー】
（1）（一般：武器）
短刀。
（2）（一般）
短剣符の記号(†)。
（3）（板語）
卓上ゲーム板のニヒルなコテハン。コテハンには「ダガー+」の後に任意の文字列が入る。
関連：
【卓割れ】
（俗語：TRPG）
参加するプレイヤーの数が足りずにゲームの「卓」が成立しなくなること。元は麻雀用語。コンベンションでよく発生する現象。
卓割れが起こるとGMはプレイヤーとして参加することになるが、他の卓の定員が満たされていることが多く、さまざまな問題を引き起こす。これを回避するため、完全予約制や、くじ引きなどプレイヤーの意見を取り入れない方式をとるサークルもあるが、抜本的な解決には至っていない。
関連：
【健部伸明】
（人物）
たけるべ・のぶあき。ライター、ゲームデザイナー。
現FEAR社長である鈴吹太郎氏も在籍していたライター集団「怪兵隊」に所属、FEAR設立時のメインスタッフとなる。
TRPG「トーキョーN◎VA」シリーズに初期から関わり、第二版ではメインデザイナーを務め、N◎VA内のキャラクター「“汚職警官”レンズ（現“司政官”稲垣光平）」のプレイヤーも担当した。
最近は、FEARを離れ、ゲームの小説を書いたり、専門学校の講師を勤めているという。TRPG『グローリアス・サーガ』のプロデュースなども行っている。
【田中天】
（人物）
たなか・たかし（ただし名前は「てん」と呼ばれることもある）。ゲームライター。FEARの業務を主に活動している。
FEARの複数のシステムに良質のシナリオを提供し、高い評価を受けている。またリプレイのPLとしても参加。作られるシナリオの印象と異なった暴走したプレイを得意とし、リプレイの脚注に「決して真似をしてはいけない」旨の注意文が添えられている。だがそのプレイのノリがよいためファンも多く、そのスタイルが「天プレイ」と称される。
FEARの矢野俊策とは中学時代からの友人で、リプレイ等で同席すると絶妙のボケツッコミを交わす仲。
代表作は『ナイトウィザードリプレイ 愚者の楽園』『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト』。特に前者は、付録のCD-ROMボイスドラマ中で自身の持ちキャラであるグイード・ボルジア役を（本職の声優に混じって）好演している。
余談だが、凄まじいダイス運の悪さも特筆すべき点であろう。某公式リプレイで1/1000000の確率のファンブルを出してしまった御仁である。
【ダブクロ】
（俗語：TRPG）
富士見書房より発売されているTRPG『ダブルクロス』シリーズの略称。
【ダブルアクション】
（用語：TRPG）
パーティに参加しているPCが二つ以上の組に分かれて別行動を取ること。
初期のD&Dなど、パーティを行動の一単位としていたゲームでは、処理を煩雑化させる宜しからぬプレイスタイルとされていた。しかし、現在ではストーリーの複雑化やシステムの変遷によってPCを一人ずつ描写することは珍しくなくなり、死語化している。
（用語：PBM）
1回の行動単位の中で、複数の行動に相当するアクションを取ろうとすること。
離れた複数の場所での活動や、周りの状況に対応した異なる行動パターンを用意することなどが該当する。いずれの場合も、取るべき行動を絞りきれていないとして不採用にされる。
【ダメージ期待値】
（用語：TRPG）
相手への命中判定や防御力などを考慮した上での、一回のダメージの平均値。
【ダンジョン】
（用語：TRPG）
Dungeon（地下牢）。TRPGの元祖である"Dungeons & Dragons"にちなみ、冒険の舞台として存在する地下迷宮のこと。
実際のゲームとしては「迷路状の構造を持つ空間」全般を指すことが多い。人工の迷宮でなくても、天然の洞窟、あるいは迷路状の森、スラム街などをダンジョンに順ずるルールで処理することがあり、これらは広義の「ダンジョン」とみなされる。
関連：
【ダンジョンアドベンチャー】
（用語：TRPG）
TRPGにおけるシナリオの形式の一つで、自然の洞窟や人工的な迷宮などのダンジョンをメインにしたシナリオのこと。
TRPGにおけるダンジョンは「モンスターの住処」として認識されることが多いため、ほぼ戦闘がメインのシナリオになる。
最終更新：2014年07月21日 23:06
