TCGさ行

さ行




さ行

【サーチ】

(俗語:TCG全般)
(1)
「山札から任意のカードを探し出し、指定の場所(手札、場札、山札の一番上など)へ移動させる」というゲーム上の効果。あるいは、その効果によってカードを探し出す行為そのもの。
(2)
カードのパックを購入する前に、外観や手触りを頼りにして高価なカードの入っているパックを選別する行為。多くのTCGにおいて、希少なカード(ゲーム的にも強いカードであることが多い)は箔押しなどの特殊加工が施されており、カードの厚みや手触りに若干の差異が生じる。サーチとはこれらの差異を感知することで高価なカードを確実に入手しようというものである。
このようなサーチ行為は、パックを強くつかんだり揉みほぐしたりといった手順を伴うため、サーチ後のパックは痛み、市場価値が低下する。また、店頭のパックに一通りサーチの跡がある店は「すでに当たりが抜かれた」と見なされ、ヘビーユーザーからは忌避されることになる。このため、サーチ行為を禁止、あるいは商品を直接客の手が届かない場所に置いている店も少なくない。

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【サイドボード】

(用語:TCG全般)
Sideboard。本体のデッキのカードを入れ替えるための予備のカード群。
デッキからカードを抜き、サイドボードからカードを追加する形となる。通常はトーナメントなどの公式戦で使用される。3ゲーム1マッチの公式戦の場合、ゲーム毎にカードを入れ替える権利を持つ。ただし勝負が決したら、次のマッチ開始時には最初のデッキに戻さなければならない。

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【サクる】

(俗語:M:tG)
sacrifice(犠牲、生け贄)の短縮動詞形。
何らかの効果の代償として、場札を捨て札とする行為。通常の攻撃などによる場札の「破壊」とは区別される。

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【鮫】

(俗語:TCG全般)
【シャーク】の異称。

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【シールド戦】

(用語:TCG全般)
未開封のスターターおよびブースターを使い、その場で開封してデッキを組んで対戦する方式。
これまで買い貯めたカード資産に依らないので、運とテクニックに左右される対戦となる。なお、シールドとは「盾(Shield)」ではなく「封をされた、未開封の(Sealed)」であることに注意。

関連:【ドラフト】


【地蔵様】

【人物】
M:tGのトーナメントを運営するDCI公認のジャッジであり、日本でのインターネット上のルール回答者である米村薫の愛称。他に「鯨」とも称される。
2chに書き込む際は、JNR ◆DePao/Tm2.のハンドルを使用。JNRは"Japan NetRep"の略。
『【MTG】のくだらねぇ質問はここに書け!』のスレッドにて、ルール解釈に混乱が生じたときに現れ、適切かつ公式の回答を提示。荒れ気味のスレッド内で丁寧な回答をするその姿を地蔵菩薩になぞらえ、地蔵様と呼ばれるようになった。
なお、誰が言い出したのかは不明だが「地蔵様のレスが書かれたら5レス以内に願い事をすると叶う」という俗信がある。

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【シナジー】

(用語:TCG全般)
コンボのように劇的ではないが、一緒に使うと効果的に働く、相性の良いカードの組み合わせのこと。
デッキを作る際には、単体で効果の高いカードを選ぶだけでなく、入っているカード同士で多数のシナジーが形成されるようにすると良い。

関連:【コンボ】


【シャーク】

(用語:TCG全般)
トレードにおいて、カードの価値を偽るなど、悪意をもってトレードを行う人物の総称。「人を食い物にする人」「詐欺師」を意味する「鮫(shark)」の口語から派生。

関連:【グッピー】 【トレード】


【ジャパンクラシック】

(用語:M:tG)
M:tGのカードのうち、日本語版が存在する基本セット第四版以降のカードなら全て使えるフォーマット。当時の日本語版発売元であるホビージャパンがつくった独自規格。
DCI公認のエクステンデッドが浸透しなかったため、ホビージャパンが企画し、大会を開催した。だが、2000年頃から国内でもエクステンデットの大会が流行したため、その役目を終えたジャパンクラシックは突如消滅した。

関連:【エクステンデッド】 【フォーマット】


【状態のランク】

(用語:TCG全般)
トレーディングカードはカードの汚れや傷の程度によってランク付けられ、トレーディングの参考とされる。
ランクは以下の通り。

良 ミント(MINT)
↑ ニアミント(NrMINT)
  エクセレント(EXCELENT)
  ベリーグッド(VERY GOOD)
↓ グッド(GOOD)
悪 プアー(POOR)

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【地雷デッキ】

(用語:TCG全般)
特定のコンボを仕掛けるためだけに作成されたデッキ。
何が出てくるか分からず、事前の対策が困難であるため地雷と呼ばれる。特に新しいカードが発売され、新戦術が模索されている時期に警戒される。

関連:【コンボ】 【デッキ】


【スイスドロー】

(用語:TCG全般)
TCGの大会を行う際の試合形式の一つ。
試合毎に得点を決めていき、得点の近いもの同士で試合を行っていき、総得点の高さを競う。試合に勝った得点が以降の試合の組み合わせ基準になるので、同格のプレイヤーとの組み合わせが推進されるという利点を持つ。

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【スク(・∀・)イイ!】

(板語)
「素晴らしい、すごく良い」を表す顔文字。相手を誉める時に用いる。
「すごくいい」と《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(MM)》の合成語。

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【スターター】

(用語:TCG全般)
最低限必要な枚数のカードが収められたセット。通常は箱に入って販売される。これを用意すればゲームプレイは出来るようになっている。

関連:【エキスパンション】 【構築済みデッキ】 【ブースター】


【ストレイジボックス】

(用語:TCG全般)
カードを収納するための箱。通常はカードの大きさにあわせて作られた箱を指すが、それ以外の箱を指すこともある。

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【スライデッキ】

(用語:M:tG)
Sligh deck。速攻デッキの一種。M:tGのプレイヤー、ポール・スライ氏がプロツアーで活躍したときに使用したデッキ、または類似したコンセプトのデッキ。
元々は多数の小型クリーチャーを火力で補ったデッキのことを言ったのだが、今では他のTCGでも「速攻デッキの中でも特に速くて軽いもの」を「スライデッキ」と呼ぶことが多い。

関連:【火力】 【デッキ】


【スリーブ】

(用語:TCG)
カードを保護するビニールケース。一枚のスリーブに、一枚のカードを入れる。基本は無色透明だが、赤や黒、金色などの色付のものもある。

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【セメタリー】

(用語:TCG全般)
cemetery(墓地)。ゲーム中にプレイし終えた、もしくは、捨てられたカードを置く場所。捨て札置き場。ゲーム毎に呼び名は異なる。
通常、TCGではプレイヤー毎にセメタリーを設け、プレイヤー自身の捨て札は各自専用のセメタリーに捨てられる。

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【ソーティング】

【用語:TCG全般】
パック詰めされたカードの並び方の規則性。
トレーディングカードはランダムに封入されるのだが、製造工程の都合上、カードの入れ方にある程度の規則性をもって封入されている。ドラフトなど未開封のパックを使用した対戦では、ソーティングを知ることにより戦いを有利に進められる可能性が高くなる。

関連:【ドラフト】


【速攻デッキ】

(用語:TCG全般)
比較的コストの低いカードを並べて序盤から優位に立つデッキの総称。ウィニーデッキなど。
相手が態勢を調える前に押し切る戦術を得意とする。カウンターデッキに対して特に有効。ただし、序盤に押し切れなかった場合は決め手を失い徐々に追い込まれることも多い。

関連:【ウィニーデッキ】 【デッキ】




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最終更新:2013年07月27日 23:10