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抗体ゴースト

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抗体ゴーストについて

抗体ゴーストとは、能力者が使用する詠唱兵器に相当する兵器「 抗体兵器 」を所有するゴーストの総称です。
ヨーロッパ人狼戦線3」において、「異形」の一人「水晶剣ルルモード」が世界結界を切り裂いた際に発生した「万色の稲妻」の後に、初めてその姿が確認されました。

この「万色の稲妻」は日本でも観測されており、2011/04/11以降、抗体ゴーストによる事件の運命予報がなされるようになっています。

  • 「異形」同様に、抗体兵器を使用する事ができます。
    この影響によって、従来のゴーストよりも高い攻撃能力を有しています。
    また、元となったゴーストの種類に応じて、様々なそれ以外の能力も獲得しているようです。
  • 妖獣を除いて、総じて高い知識や判断能力を有しているようです。
  • 抗体兵器を自らの身体の「中」に収納し、望めばいつでも取り出す事ができるようです。
    なお、収納する部位はどこでも構わないようです。
    (例:口、腹部、肘、膝など)

抗体ゴーストの種類

抗体ゴーストには、以下の種類が確認されています。
なお、メガリスゴーストを初めとしたこれ以外のゴーストの抗体ゴースト化は、2011/08/23時点でまだ確認されていません。


地縛霊

抗体兵器を得た事で、従来の「特殊空間」に変わる「 抗体空間 」を展開する能力を得ています。
この「抗体空間」は、空間そのものが内部に囚われた相手の敵であるかのように、自在に動き回る(自動的に攻撃を行う)という特徴を持ちます。

なお、この抗体空間からの攻撃は、主であるゴーストに対しては行われません。

妖獣

ゴーストウルフ→狼男のように、二足歩行が可能な人型の形態に変化し、抗体兵器を使用できるようになります。
これによって、通常のゴーストよりも高い攻撃力を有しているようですが、会話能力を獲得するなどの知性面での変化は、余り見られないようです。

リビングデッド

死亡した能力者や来訪者から発生し、白い髪と白い肌、そして左胸に名前の由来となった「1~9の数字の刻印」を持つ高い戦闘能力を有する「ナンバード」というリビングデッドが確認されています。
「抗体兵器」の影響により、生前使用していた「詠唱兵器」を大きく上回る攻撃力を獲得しています。
しかし、その反面、生前に有していたような高い統率力は失っているようです。

  • ナンバードの左胸の数字は、自身の「残りの生存可能期間」を示しています。
    この数字は時間の経過と共に減少し、「0」になるとナンバードは消滅する事になります。
    しかし、能力者を殺害する事によってこの数字を上昇させる事ができる為、ナンバードは積極的に能力者の殺害を行う習性を持ちます。(より強い能力者であればある程、上昇量が大きくなります)
  • ナンバードは、自らと運命の糸が繋がった「殺すべき対象となる能力者を感知する能力」を持っています。
    この能力はリリスの「能力者感知」とは異なり、「殺すべき対象以外の能力者」を察知する事はできません。
  • ナンバードは擬態能力も所持しており、普段は人間と変わらない姿を取っています。
    また、擬態中はゾンビハンターの「死人嗅ぎ」でも感知が難しいと言われた依頼も存在しています。(通常シナリオ「武侠、天翔け夜を疾る」)

リリス

パフューム 」という「魅了」の効果を持つ香りを振り撒く能力を獲得しています。
このパフュームの効果は自動的に発揮される為、通常の攻撃などと「 同時に併用する 」事が可能になっているようです。

ダブルフェイス

広島県で確認された新種の抗体ゴーストで、生きた人間に取り憑く事で、取り憑いた人間と、ゴーストの2つの性格が共存するという性質を持っています。

  • 通常時は取り付かれた側の人間として行動していますが、戦闘などの際はゴーストの人格が表に出てきます。
  • 2つの人格は互いに共生関係にあり、必要に応じて利用し合うような関係にあります。

  • 元の人としての人格が表に出ている間は、「死人嗅ぎ」での感知ができなかった事例も確認されています。
    なお、ゴーストの人格に切り替わった途端に、感知できるようになるようです。(通常シナリオ「憑き纏う刃」)
  • なお、この性質については、リアルタイムイベント「源平合戦」の作戦評価において、
    「人間と全く同じ性質(闇纏いなどを確認できず、王者の風で虚脱し、回復アビリティで回復できない)」ものであると、明言されました。

  • 戦って相手を殺す事で「力」を得て、「合戦」に向かう事を目的として行動しているようです。
  • 寄生しているゴーストの人格は、一律に武士としての特徴が色濃く見られます。
    また、平家由来の人物?であったと思われる描写や発言が、数多く見られます。
  • 銀誓館学園の能力者を「源氏に連なるもの(鎌倉に与するもの)」と認識する事が可能です。
    また、「暗い水底に沈まねばならなかった」「知らないはずは無い」「忘れたとは言わさない」などと、学園側の能力者に対して、明確な敵意を持っているようです。

  • ダブルフェイスとなった人を助ける事はできません。
    抗体ゴースト側を倒した時点で、共に消滅します。

デッドエンド

抗体兵器を使用するという特徴上、一時的にこちらのページに記載しています。
源平合戦」の際に、異形「無血宰相トビアス」の配下として登場した「抗体兵器を所有する能力者」と思われる存在です。

  • 外観上は、通常の能力者と変わらない姿をしており、使用するアビリティも通常の能力者が使用するアビリティを使います。
    但し、能力者には「何かが決定的に異なる」という感覚を与えるようです。
  • 能力者の問いに対し、自らの事を「死の終わりを迎え、彼岸を往く、新たな時代の魁(さきがけ)となる者」と呼び、「死の向こう側に辿り着いた」ものであると答えています。
  • 能力者としての力を得る為に「全てを引き換えにした」とも述べており、これによって、能力者の事を「才能だけで力を使うもの」として嫌悪しているようです。

ルールー(トゥルダク)

2011/08/23頃から確認され始めた少女型の抗体ゴーストで、異形「生と死を分かつもの」によって「虚無の世界」から産み出されます。
「るーるー」と言う歌声(鳴き声)と共に現れる事から、この名前が付けられていましたが、
決戦シナリオ「ジハード救援作戦:キリングホール」において、真の名が「トゥルダク」である事が判明しています。

  • 12歳位の少女の上半身と、白骨の下半身という姿をしています。
    上半身の少女の外見は、髪型を除いて全て「全くの同一」となっています。

  • 手に持ったスコップで地面を掘り返す動作をする(実際に掘り返す事もありますが、必ずしもその必要は無いようです)事で、「過去に倒されたゴースト」を「抗体ゴーストとして復活させる」能力を持ちます。
    また、その場にある死体と残留思念から、「新たな抗体ゴーストでは無い通常のリビングデッドを創造する」能力も所持しています。
  • 復活したゴーストは元のゴーストとしての性質を受け継ぎ、倒された際に「引き起こそうとしていた事件」を再び起こそうとします。
    また、地縛霊は「抗体地縛霊」、妖獣は「獣人」、リビングデッドは「ナンバード」、リリスは「パフュームリリス」へと変化します。
    メガリスゴーストの復活や、これら以外の抗体ゴースト(ダブルフェイスなど)への復活と変化は確認されていません。
  • 直接的な戦闘能力は低く、手に持ったスコップで攻撃する以外の能力は持たないようです。
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