光学設計ソフトTolesで遊んでみる(2011.7)


入手先:光学シミュレーションToles レンズ設計プログラム


からメールを送るとダウンロード先のアドレスが届く。

ダウンロードできるのは無料版(windows用のみ)
制限:11面までの計算ができる。12面目以上ではプログラムが強制終了する。使用期限、起動回数の制限はない。
数百ページに及ぶ日本語マニュアルもダウンロードできる。

  • チュートリアル

インストール、データ読み出しと計算の実行 => http://toles.info/press.html を参照。

データの入力方法 => データ入力 を参照。

自動設計方法 => 自動設計 を参照。


実行例1:凸レンズと凹レンズ



入力データ:

  曲率半径  間隔     ガラス名   Nd       アッベ数
  50.0000   15.0000  BK7        1.516330   64.0608              ;   1-番目の面.
 -50.0000   15.0000                                             ;    2-番目の面.
 -50.0000   15.0000  BK7        1.516330   64.0608             ;    3-番目の面.
  50.0000    0.0000                                             ;    4-番目の面.
  焦点距離  50         F値    2.8
                            
曲率半径(R)は画面の左側に膨らんでいれば正の値、右側に膨らんでいれば負の値。
間隔(D)は次の面までの距離(レンズの厚さあるいはレンズ間隔)
屈折率Nd、アッべ数はガラス名を入力すると自動的に入力される。

計算結果:

どうやらそれらしい結果が得られた。収差の最適化について勉強せねば。


  • Tips

起動時にエラーを出して終了するときは、Tolesのフォルダから GRAPHIC_DATA というファイルを削除して再起動。



ボタンはダブルクリックが基本

エディタから抜けるときはEscキーを押す


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最終更新:2011年07月15日 12:05