konica Autorexの分解(2010.12)

例によっていつものカメラ屋さんでジャンクを入手。症状はミラーアップ、シャッター不良。早速分解。

前板は写真に示した6本のねじでとまっている。プリズムの両脇にある枚数計と露出計上のカバーも外した。
前板を上に引き抜くと、ミラーボックスにメーターやプリズムもくっついてごっそり外れてくる。



シャッターのリリース等は写真の通り。シャッターボタンを押すとシャッターユニットのミラーアップの突起が
飛び出してミラーボックスのノブを押し、ミラーが上がる。
ミラーが上がるとミラーボックス脇のノブがシャッターユニットのリリースノブを上に押してシャッターが開く。



このあたりの突起やノブの位置を微調整してミラーアップは解消した。

シャッター不良はチャージロック金具がチャージカムに時々ロックしないというもの。位置調整をしようとして
チャージロック金具を外したところ、ばねが仕込んであって、このばねを飛ばしてしまった。

残念だが、このばねが見つかるか(まず見つからない)、同じシャッターを入手しないと修理が続行できない。
ニコマートが同じシャッターを使っているので、根気良くジャンクを探そうと思う。


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最終更新:2010年12月24日 11:00