CONTAX 139 Quartzの分解


CONTAX 139 Quartzの不動ジャンク品を分解してみた。



ミラーボックスを外すには赤丸のネジを外す。



ミラーアップとミラーダウンのノブはここ。(ミラーボックスを引き出して左側)

リレーと回路は生きてるみたいだけど、ミラーの上下とシャッター開閉ができない。
シャッターリリースの時、レンズ左側のリレーの歯車がきつくて回らない。
後幕が閉じてもミラーダウンしない。

またいつか直したくなった日のために。



追記(2011.6)

ジャンクあさりをしていたら139 Quartzのミラーアップジャンク品を1000円で発見。
性懲りもなく購入。電池を入れるとファインダー内のLEDがつく。

リベンジなるか?早速分解。

上蓋を外すときの注意。巻き上げノブを止めているネジは逆ネジ。
"139 Quartz"の文字の近くにあるコネクタはリングで止められているので
これを外さないと上蓋が外れない。



例によってミラーボックスを外す。一番上の矢印のリンクを押すとミラーダウンする。



シャッターが切れたあとにこのリンクが押されればよい。
シャッターユニットを観察すると、シャッターが切れたあとに飛び出す突起があった。



ミラーボックスとシャッターユニットのリンクと突起がうまくかみ合っていないのが
ミラーアップの原因のようだ。

前回のジャンクを使っていろいろ試した結果、ミラーボックスを巻き上げ側に
できるだけ押し付けて固定するとミラーが落ちるようになった。

シャッタースピードと露出補正のダイアルを回して確認するときちんと動いてくれる。
修理完了! リベンジ達成である。

大活躍してくれた前回のジャンクと記念撮影。一台分解用のものがあると作業しやすいな。




-
最終更新:2011年06月10日 21:49