お嬢様の妄想3/3 衣×京太郎×一×透華 衣の人
第3局>>225~>>247


   「あっ・・・ああっ!」(・・・あ、あれが・・指なんかよりも凄い大きいですわ)
    指が抜かれて残念そうな声を上げる透華、しかし今引き抜かれた指より太い京太郎の勃起ペニスが視界に飛び込んできて、歓喜の声を上げる。
   「準備ができたから、そろそろ良いかな?」
   「え・・ええ、もちろんですわ、この龍門渕透華の一生に一度のバージンを味わってくださいましね」
   「ああ、じっくりと・・味合わせてもらうよ」
    京太郎はペニスを透華のおま○こに押し当て、亀頭で割って入りゆっくりとペニス全体を透華の膣内に入れてゆく。
   「あっ・・あはぁ・・」(膣内に・・入ってきていますわ、こ、これが京太郎さんのおちん・・)
    考えているだけなのに、その言葉を思い浮かべるのが少し恥ずかしくなる透華、少しして京太郎の動きが止まる。
   「・・どうかされましたの、京太郎さん?」
   「あっ、いや、たぶんここから痛くなると思うんですけど、どうしする・・一気にいくか、徐々に奥に入れるか・・」
   「ふっ、愚問ですわ京太郎さん、ここはどーんと一気にしてくださまし・・ちまちまとする地味な行為など、この龍門渕透華・・と京太郎さんの情事には・・ふ、不要ですわ!」
    京太郎の質問に、意味もよくわからないまま即答する透華、でも根拠も無く自信ありげに答えるのは透華が透華たる所以か。
   (透華は京太郎の言葉の意味がわかっているのか?)(たぶん透華、正確な意味を理解してないね・・でも邪魔するのもな・・)
    衣も一も経験していいるため、京太郎の言葉の意味を理解していた、衣は疑問に思い首を捻るだけだったが、一は折角盛り上がっている二人の邪魔にならないように黙っていた。
   「・・わかりました・・じゃあ、いくぞ」
    京太郎もなんとなく透華がわかっていない事は理解していたが、本人の望みを却下するのも気が引けたので望みどおり力を入れて一気に押し込む。
    ズブッッ!
   「げふぅぅ!?・・い、いだいでずわ・・ごれは・・?」
    処女膜を貫かれて、破瓜の苦痛に顔を歪めて誰かに理由を尋ねる透華、それに答えたのは京太郎の恋人としては先輩に当たる二人、呆れぎみの衣と苦笑する一だ。
   「やはりわかっていなかったのか、それが破瓜の痛み、激痛だが京太郎の女になった証、京太郎に処女を捧げた証とも言えるぞ、京太郎と結ばれたと思えば楽になるはずだ」
   「そうだね、激痛だけど・・好きな人を迎え入れたと思うと、とっても幸せな痛みだね」
    衣も一も、つい最近のことだが自分の破瓜の事を思い出して懐かしむように語った。
    二人の説明で、知識が無いわけでは無い透華も思い当たる節があった。
   「そういえば・・そんな話を聞いたことがあるような気が・・・痛っ!、こ、これが京太郎さんと結ばれた痛み・・それなら・・耐えられますわ」
    衣と一の言うとおり、京太郎と結ばれた痛みだと思えば、透華は精神的にだいぶ楽になった気がするが、それでも痛い事には違いが無い、そこで痛みを和らげようと気をそらすために透華の頬にキスをする京太郎。
   「きょ・・京太郎さん?」
   「痛みが引くおまじない・・効果があるかどうかはわかりませんが、それと痛かったら言ってくださいね」
   「効果はありましたわ、け、けどその・・・痛いと言われていると、しにくいのでは?」
    キスのおかげで幾分か楽になった透華、しかし痛みを口にするのは抵抗があり・・不安げに京太郎に訊ねる。
   「言えば少しは痛みが楽になりますから良いんですよ、それに・・『どうしても無理』ってな事を言わなければ絶対に止めませんから安心してください」
    経験上の事もあり、透華が何を不安がっているかは京太郎にもなんとなく理解できた。
   「京太郎さん・・わかりましたちゃんと口にしますわ」
   「じゃあ・・ボクも透華におまじない」「衣もするぞ」
    一と衣はそれぞれ透華の左右の頬にキスをして励ます。
   「一・・衣、ありがとう、さぁ京太郎さん・・続きを始めましょう」
   「わかった・・・いくぞ」
    まだ慣れていない透華のために徐々に腰を動かしだす京太郎。
    ズブ・・ズブ・・
   「痛っ!・・痛い・・ですわぁ!?」
    動くたびに透華の顔が苦痛にゆがむ、だが透華からストップがかからないので京太郎は止める事無く続ける。
   「透華さん・・こっち触りますね」
    京太郎は透華の乳房に手を伸ばして、優しく揉み解しながら腰を動かす。
   「透華、頑張って・・」「そうだぞ、頑張れ透華」

   「痛いけど、ま・・負けませんわ、この程度で・・音を上げる龍門渕透華ではございませんわ!」
    一と衣の声援に答えて痛みに耐える透華、そして・・徐々に。
    ズブッ・・ズブッ・・ズブッ
   「うっ・・あっ・・い、痛みがだいぶ・・・こ、これはぁぁ!?」
    痛みが徐々に引いてゆき、それに合わせるように徐々に快楽が透華の体を襲う。
   「徐々に・・よくなってきたみたいですね・・」
   「は・・はい、京太郎さんの愛撫と・・一と衣の応援があって・・ひゃぁぁ!?」
   「これで・・大丈夫だね」「そうだな・・流水の如く、後は全てを感じ取るが良いぞ」
    透華の中で快楽が痛みに勝ってきたことを喜ぶ一と衣。
   (い、痛みが引くと・・京太郎さんのおち・・が・・中にあるのが・・)
    激痛でわからなかった透華も、痛みが引いた今なら突き上げられる感覚で京太郎のペニスが自分の膣内にあるとより深く感じる、その意識が喜びを生み、それが快楽に変わる。
    ズブッッズブッッズブッッ!!
   「きょうたろうさんのぉぉおおきいぃぃ!!すごくわたくしのなかであばれてぇぇ!!い、いかがですかぁぁ・・わたくしの・・なかはぁぁ?」
    処女独特の締め付けだけではなく、京太郎のペニスをしっかり締め付けながらも扱き上げるような、そんな透華の膣内。
   「俺のをしっかり締め付けてくれて、凄く気持ちいですよ!」
   「うれしですわぁぁぁぁ!!、おくぅぅこんこんされてえぇぇ!!」
    京太郎が喜んでいると事はペニスが突き上げられるたびにわかっていたつもりだった透華、しかし言葉にされるとその喜びは一入だった。
   (透華、あんなに乱れてぇ・・そうだよねぇ、好きになった相手のおちんちんで突き上げられているんだから・・当然だよね、でも・・くすす、あっ~乱れる姿も可愛いよ透華)
    透華の痴態を楽しみながら、自らも高ぶりを感じる一。
   「透華・・血が出ているけど、しっかりと京太郎のを銜え込んでいるな」
    一との経験からか、京太郎のペニスと透華の膣内、その結合部をまじまじと見つめる衣。
   「ひゃあぁぁぁ!、み、みちゃだめぇぇぇ!!、ころもぉぉぉ!」
    衣に見られていることに気付いた透華は顔面を真っ赤にしながら抗議の声を上げようとしたが、京太郎のペニスに突き上げられてそれどころではない。
   「うっ・・透華さん、見られてから・・締め付けがきつくぅぅ!」
    乱れていても羞恥心があるのか、それとも単に見られて感じているのか透華の膣内は京太郎のペニスを更に締め付けてゆく。
   「だめなのにぃぃ!はずかしいはずですのにぃぃ・・ああ、もっとみてください、きょうたろうさん、はじめぇぇ、ころももぉぉ!!」
    元々目立つのが好きで、人から注目されることが好きな透華、一度認めてしまえば早いもので、三人の視線が透華の快楽にプラスされた透華は一気に上り詰める。
   「きょうたろうさん・・わ、わたくしはもぅぅぅ!!」
   「いいぞ、俺もすぐにイクから、イっていいぞ!!」
   (きょうたろうさんも・・わたくしでかんじて、もうげんかいにぃ!!)
    京太郎も絶頂直前まできているというのは、透華をさらに興奮させて、そして。
    ズブッッッン!!
   「い、いきますわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
    膣内も快楽も突き上げられ透華は一気に絶頂に達する。
   「俺もいくぞぉ、透華ぁぁ!!」
    透華が達すると、絶頂からくる膣内の痙攣が京太郎のペニスを締め付け、京太郎も絶頂に導いた。
    ドクゥゥゥゥン!ドクゥゥゥン!ドクゥゥゥゥン!!
   「これがぁぁきょうたろうさんのせいえきぃぃぃぃ!!あふぃですわぁぁぁぁ!!」
    初めての膣内射精は透華の予想を上回っていた、膣内を焼かれるような精液の熱さに自分が京太郎の恋人である事をまさに刻み込まれている錯覚に陥り、それがさらなる喜びと快楽を生む。
   「透華まだぁぁぁいくぞぉぉ!!」
    ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥン!!
   「ひっぃぃぃ!!まだくるんですのぉぉぉぉ!?」
    射精の量も透華の予想を上回り驚く透華、でもそれは嫌ではなく嬉しい悲鳴、愛おしい人が自分の膣内で感じて、膣内に収まりきらないほどの射精に驚喜する透華。
   「これで・・さいごだぁぁ!」
    ドクゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥン!!
   「しゅごいでしゅわぁぁぁ!!・・・わらふしのぉならがぁまっじろにぃぃぃ!!」
    身を捩じらせる射精を膣内で全て受け止めようとする透華、だが収まりきらない一部は結合部の隙間から溢れる、透華の膣内を頭の中を真っ白に染め上げると京太郎の射精は終了した。
   「はひぃぃぃぃ・・きょうたろうさんのぉぉ・・せいえきがぁぁ・・」

    荒い息遣いで快楽の余韻に浸りながら、京太郎が快楽を得た証拠である精液の熱さを膣内で感じながら微笑む透華。
   「はぁ・・気持ちよかったぞ、透華・・」
   「はぁはぁ・・よかったですわ、わたくしも・・・はぁはぁ・・だいまんぞくですわ・・きょうたろうさん」
    わかってはいたものの、京太郎の言葉を聞くとより一層の喜びが透華の心に満ちる。
   「そうか・・良かった」
   「はぁ・・と・・ところで・・・膣内にまだ熱くて硬い感覚が、こ、これは・・その、京太郎さんのおち・・おち・・ううっ」
    呂律が回らないわけではなく、やはり性器の名を口にするのが恥ずかしく、ただただ京太郎を見つめる透華。
   「うん、ああ・・まだ勃起しているからな」
   「そ、その・・それはつまり私の体ではまんぞ・・んっ!?」
    勃起したままの京太郎のペニスの感覚に、自分の体は女性としての魅力が無いのかと、ネガティブな言葉を喋ろうとした透華の唇をキスで塞ぐ京太郎。
   「何言っているんだ、凄く気持ちよかったし満足したって・・その証拠に・・ほら」
    京太郎がペニスを引き抜くと、透華の膣内から精液が逆流してくる。
   「うっ・・はぁぁ、そ・・そうでしたわね、これだけ射精して頂いたのに、気持ちよくないなんて・・」(ふふ・・京太郎さんは本当に優しいんですわね・・)
    自分の膣内に溢れる大量の京太郎の精液を見て、自分の考えが間違いだと思い知った透華は、慰めてくれた京太郎の優しさに喜びを感じる。
   「気にするな透華、京太郎は絶倫だからな」
   「そのようですね、それで、その・・もう一回しますの?」
   「透華さんは初めてで疲れたでしょう、だから休んでいてください」
    京太郎の言う通り、初めての情交に肉体的にも精神的にも、透華は疲労感を覚えていたが。
   「確かに疲れはしました、しかし私は京太郎さんにもっと満足して頂きたいのですわ!」
    疲労している事は素直に認めたが、恋人を喜ばせたい気持ちも素直に語る透華。
   「ボクも透華の気持ちわかるよ、一度駄目だと思ったのに、折角恋人になれたんだから・・」
   「ええ、一の言う通り・・せっかく想いが届いたのでしたら、やはり・・」
    一度は諦めた恋を適えた同士、一と透華は思いが重なる部分も多いのだろう。
   「その気持ちは嬉しいんですが、でも・・するとなると」
    ある行為が京太郎の脳裏に浮ぶが、それを話すかを躊躇する、だがそれに代わるように衣が口を開く。
   「ふぇらちおをすればよかろう、あれならおま○こも使わずに京太郎を喜ばせられるぞ」
   「ふぇらちお・・なんですのそれは、一は知っていまして?」
   「えっ・・まあ、あれは透華には少し・・きついかな・・」(京太郎君も思いついたんだろうけど・・透華の事を考えて、黙っていたんだろうね)
    透華に聞かれて素直に説明するかどうかを迷う一、説明したら嫌がっても透華の性格上絶対にやると言いだしそうな気がしたからだ、京太郎もその辺りの事がわかっていて黙っていたのだろう。
   「何を言うですの、私は京太郎さんに喜んでいただけるなら、どのような行為でもしてみせますわ!」
    負けん気の強さと京太郎への愛からかしっかりと言い放つ透華。
   「よく言ったぞ透華、好きな恋人を喜ばせたいと思うその気持ち、衣にもよくわかる、衣が手伝うぞ」
   「ええ、お願いしますわ・・」
   「わかりました、ではお願いします」
    透華のやる気に触発された衣もすっかりやる気になってしまい、京太郎もして欲しいという気持ちもあり、二人の申し出を受け入れる。
   「はぁぁ、まあいいかな・・ボクはどうしようかな・・」
    一も一人で止める気にはなれないのか、仕方なく事態を見守る。
   「それで、フェラチオとはどの様な行為ですの?」
   「透華まずは座った方がしやすいと思うぞ、京太郎」
   「ええ・・」「ああ・・」
    衣に指示されて透華は起き上がってベッドの上で膝を曲げて座り、京太郎はそんな透華の顔の前にペニスが来るように移動する。
   「きょ、京太郎さん・・そ、それにこ、衣こ、これは・・何を?」
    目の前にある、自分との情交の痕跡が残るペニスを見せ付けられて戸惑う透華。
   「何って、ふぇらちおをするんだろう・・なら、この体勢の方がやりやすいからな」
    そう言って、衣は京太郎のペニスに顔を近づけて舌を突き出すと、まだ汚れが残るペニスを舐め上げた。
   「えっ・・ええっ!?」(そ、そんな、そ、そこは京太郎さんの・・おち、おち・・)
   「うん・・・?」

    突然の事態に戸惑う透華、衣はしないのか・・と言いたげな視線を透華に向ける。
   「そ、その・・そこは京太郎さんのお・・おしっこが出るところでしょう、その・・そこに口をつけるのは・・」
   「うん、そう・・これがフェラチオだよ透華、ボクもするね京太郎君」
    透華に耳打ちをしたかと思うと、一も京太郎のペニスに顔を近づけて、舌を突き出して精液や透華の破瓜の血を舐めとってゆく。
   (京太郎君の精液と、いつもと違う味なのが透華のか・・くすす)
    片方は大好きな主でもう片方は大好きな恋人、その二人の味がついたペニスを楽しそうに舌を躍らせて舐め取る一。
   「衣・・負けないぞ」
    一のやる気を見せられた衣は対抗心を燃やして、一とは逆側を舐め始める。
   (こ、衣、一もあ、あんなに舐めて・・おいしい・・くはないでしょうね、け、けど)
    二人に競い合うようにペニスを舐められている京太郎はというと。
   「うっ・・一も衣も・・上手くなったな、くぅぅ・・すげぇぇいい!」
    息も荒くなってきて、二人の舌が動くたびに気持ち良さそうな声と顔を見せる。
   (あれが京太郎さんが感じている顔、そんなに京太郎さんを喜ばせられますの・・?)
    恋人が喜んでくれる、それは透華にとってもとても魅力的な事、例えそれが排泄器官という普通なら口をつけたくないところでも、しても良いとそう思えてくる。
    そんな透華の迷いを見透かすかの様に、ペニスについた精液やらを舐めきった衣と一が、ペニスから舌を離して透華に視線を向け訊ねてきた。
   「どうした、透華はしないのか?」「やっぱり、好きな人でも、おちんちんを舐めるのは嫌?」
   「そ、それは・・その・・」
    躊躇、戸惑い、どうしても嫌なら嫌と言い切れるだろうが、心の迷いがそれを許さない、透華は言葉を詰まらせた。
   「衣も京太郎も、無理強いはしないぞ」「そうだね、できないなら無理しなくても・・」
    衣と一の透華を気遣った言葉、しかしそれが迷っていた透華の心を押す。
   「うっ、衣、一、私を舐めないでいただきたいですわ、この龍門渕透華がそんな敵を前にして逃げ出すようなまねをする訳ないでしょう!」
    性格からか、あるいは自分を奮い立たせるためか、強気な言葉を吐いて衣と一の間に割り込む透華。
   (うっ・・お、大きいですわ・・これが私の膣内に入っていたなんて・・)
    改めて目の前で見る京太郎のペニスは巨大で、こんなモノが自分の膣内に収まっていたとは信じられなくなる。
   「・・頑張って、透華」
    一は透華がフェラチオをしやすいように応援しながら一歩下がる。
   「一・・」(そ、そうですわ・・京太郎さんは一にとっても愛おしい人、それを譲ってくれたんですから・・こ、ここはその気持ちにも答えなくてはなりませんわ、け、けど・・凄く大きくて、か、硬そうな・・)
    一に譲られて決意も新たに挑もうとするが、目の前で見る男性器の迫力に押されて腰が引ける透華。
   「透華、嫌なら無理する必要は無い、けどしたらきっと京太郎は喜んで褒めてくれるぞ」
    惑う透華の心に衣の言葉が染み渡る、京太郎が喜んでくれる、それは魔法の様に透華の心にやる気の炎を灯す。
   「衣・・そ、そうでか、京太郎さんも・・その、私がフェラチオをして差し上げたら喜んで頂けます?」
    上目遣いで訊ねる透華、欲しい答えは決まっている、そして京太郎にもそれはわかっていた。
   「はい、してくれたら凄く嬉しいですよ、あっ・・でも無理はしなくても」
   (ああ、喜んでくれますのね・・でしたら・・もう、迷いなどありませんわ!)
    後半は透華の耳には入らなかった、ただ嬉しいと・・喜んでくれるとわかれば、透華のやる気は一気に燃え上がる。
   「京太郎さん!」
   「は、はい!?」
   「フェ・・フェラチオをさせていただきますわ、そ、その・・不手際があったら仰ってくださいな・・」
   「わかりました、それじゃあ・・お願いします」
   「はい」
    京太郎にお願いされて返事をすると、透華はゆっくりと京太郎のペニスに舌を近づけ、そして。
    ぺろ・・ぺろ・・ぺーーろ
    先ほど衣や一のしていたのは真似て、竿の部分を舐め上げる透華。
   「うっ・・くぅ・・いいですよ、透華さん」
   「そ、そうですの・・では続けますわ」(や、やりましたわ、こ、この調子で・・)
    心の中でガッツポーズを決めながら、透華は舌を使い更にペニスを舐め上げる。
   「透華、単純に舐めるだけではなくて、時折京太郎のおちんちんにキスしたりすると良いぞ」
   「こうかしら・・?」
    衣の恋人の先輩としてのアドバイスを信じて、それを実行に移す透華。

    れろれろ・・ちゅちゅ・・ちゅぱ
   「うぉぉ!!・・そ、それも良いですよ透華さん」
   「ふふ・・ありがとう衣・・」「どういたしましてだ」
    狙いが成功して、京太郎を喜ばせることに成功させた透華は、衣に笑顔でお礼を言う。
   「じゃあ・・ボクも手伝うね、ほら透華見て、京太郎君の鈴口・・先っぽから液が出ているでしょ、あれも舐めとらないと・・」
   「こ、これですわね・・」
    少し戸惑うものの、一度始めてしまえば中止する気は無いのか、一に言われたとおり、鈴口から溢れる先走り汁を舐めとる透華。
    ぺろ・ぺろ
   「うっ・・に、苦いですわ・・それに臭いが・・は、一、これは何ですの?」
    独特の臭いと味に顔を顰めて、一に正体を尋ねる透華。
   「カウパー腺液、先走り汁っていったほうがいいのかな、精液じゃないけど京太郎君が、しっかり感じているって証拠だよ、だよね京太郎君?」
   「えっ・・ああ、透華さんの舌が気持ち良くて」
   「どう、そう思うと・・あまり嫌じゃないでしょう透華?」
   「そうですわね、確かに・・独特の味も臭いも、京太郎さんのだと思えば」
    痘痕も笑窪、不快な味も惚れた相手が喜んだ証拠と思えば、不快感はさほどなく透華は鈴口から溢れる先走り汁を愛おしそうに舐めとる。
   「後は・・亀頭を銜え込んで、舌で全体舐めたりストローを吸うみたいに吸ったりすると京太郎を気持ちよくさせられるぞ」
   「噛んだり歯を立てたりしちゃだめだよ、京太郎君が痛いから」
   「は、はい・・こ、こうですの・・あむぅ」
    口を開けて亀頭を銜え込む透華、口内にペニスから発せられる京太郎の雄の臭いが充満してそれが鼻に抜けた・・。
   (ふぁぁ・・強烈な臭いが・・くらくらしますわ・・)
   「じゃあ、ボクたちが他の部分をするから、透華はそのまま亀頭を咥えていてね」「衣に任せろ、しっかり透華の手伝いをするぞ」
   「・・・ふあ・・ふぁい」
    臭いに思考がやられかけていると、一と衣言葉で自分のすべきことを思い出した透華は京太郎の亀頭を舐め上げる。
    れろれろれろ・・
   「き、きくぅぅ・・」
    透華の一心不乱な亀頭攻めに声を上げて体を仰け反らせる京太郎。
   「くすす、衣、ボク達も負けられないよ」「もちろんだ」
    そんな京太郎の姿を見て、一も衣も早速・・それぞれの場所に取り掛かる。
    ぺーーろぺーーろ・・はむはむ・・ぺろぺろ
   「うっ、こ、衣は・・とにかく、一!?」
    衣が舐めているのは竿の部分、そして一が舐めたり歯を立てず唇ではむはむしたりしているのは玉袋。
   「ここも・・きもちいいってきいたよ・・どうかな?」
   「こっちも・いいだろう京太郎?」
   「ううっ、ど、どっちもいいよ・・」
    二人の舌使いは京太郎に確かな快楽を与えていた、それは亀頭を咥えこんでいる透華にも臭いとなって伝わってくる。
   (ふぁあ・・臭いが更に強く・・で、でも負けてはいられませんわ、たしか・・)
    臭いで思考が麻痺しそうになる中、衣に言われたことを思い出して鈴口を吸い上げる透華。
    ちゅぅぅぅぅぅ
   「うっ・・うわぁ、い、今吸われると・・か、かなりぃ!」(と、透華さん・・凄い真剣に・・あんなに吸ってくれて、滅茶苦茶プライドが高いのに・・)
    プライドが高いはずの透華が、自分のペニスを銜え込み更には気持ちよくさせようと必死に鈴口を吸い上げている、その事が京太郎に喜びと同時になんとも言えない満足感を与え、それが快楽を増幅させる。
   (うん、ここ動いているみたいだけど、そろそろ・・なのかな、衣)
   (こっちも・・ぴくぴくしているぞ、いくぞ一!)
    それぞれに京太郎の限界が近いことを悟ると、目で合図を送り透華に合わせて裏筋と玉袋をそれぞれ吸う衣と一。
    ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
   「と、透華、で、でるぅぅぅぅぞぉぉ!!」
    興奮と、三箇所を同時に吸われると言う体験した事の無い快楽に、京太郎は一気に絶頂まで持っていかれた。

   (き、きますわぁ!!)
    ドクゥゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!!
   「うっ!?」(な・・なんでのこれは、こ、こんなに!?)
    透華は覚悟を決めて構えたものの、京太郎の射精はそれを上回る量と勢いで透華の口内を満たす。
   (だ・・駄目ですわ、出すなんてことできませんわ・・)「ごく・・ごく」
    喉を鳴らして射精された精液を飲み込むが、初めてではそれが限界だった。
    ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!!
   「うっぼぉ・・げほぉ・・げほぉ!!」
    量が多すぎたためか、それとも勢いが凄すぎたのか、はたまた運が悪かったのか、許容量を超えた精液が器官に入ってむせ返る透華。
    ビクゥゥゥン!!ビクゥゥゥゥン!!
    窮屈な透華の口内から解放された京太郎のペニスは、透華の髪や衣や一の髪や顔に精液を撒き散らして射精を終えた。
   「ごほぉ・・ごほぉ・・」
   「透華、大丈夫か!?」「透華・・無理しちゃだめだって言ったのに」「透華・・」
    むせ返る透華を心配する、京太郎、一、衣。
    透華は両手を構えて、そこに精液を吐き出していた・・やがて。
   「はぁ・・はぁ・・」
    息を整えた透華は、手に吐き出した京太郎の精液を・・次の瞬間、三人は驚きの声を上げた。
   「えっ!?」「なぁ!?」「おおっ!!」
   「うっ・・く、うっく・こくこく」
    手に口をつけて、吐き出した精液を再び口に入れて今度はゆっくりと飲み込んでゆく。
   「はぁぁぁぁ・・・」
   「と、透華・・その、無理しなくてもいいんだぞ、美味いもんじゃないんだし・・」
   「おほん、何を仰いますの京太郎さん、確かに美味しいとは申しませんが、折角京太郎さんが私のお口で気持ちよくなって頂いた証ですわ、それなら・・全部頂くのが受け取るものの礼儀ですわ」
    息を整え終えて一度咳払いをして、さも当たり前のように笑顔で語る透華。
   「うむ、その心意気見事だな!」「わかるけど、透華は凄いね、一度吐いちゃっても飲むなんて」
    衣と一は透華の気持ちが分かるのか、二人は感心して透華に賛辞を送る。
   「ふふ、当然ですわ、まあ・・一部飲めなかったのは残念ですが」
    自分の髪や衣や一の節々に降りかかった精液を見て、透華は少し残念そうな顔をしいた。
   「いや、最初にしたら十分だと思うぞ、まあ・・ありがとうな衣、一・・透華・・・凄く気持ちよかったよ」
    いつもの調子で頭を優しく撫ぜながら、それぞれにお礼を言う京太郎。
   「うん、衣も頑張ったが、今ので一番は透華だな・・」「そうだね・・透華が、あれ?」
    衣は何時もどおり嬉しそうに笑うだけだが、一はある違和感に気付く、そしてそれに気付いたのは一だけではなく、今京太郎に頭を撫ぜられている透華も気付いた。
   「・・・・京太郎さん、今さっき・・なんとおっしゃられました?」
   「えっ・・・ああっ・・すみません、呼び捨てにしちゃって」
    透華に指摘されて、そして考えてようやく気付いた京太郎は、呼び捨てにしてしまったことを素直に謝る。
   「謝らなくても・・・・別に構いませんわ、今はさん付けでなくても」
    透華は嫌そうな顔一つせず、謝る京太郎を止める。
   「えっ、で、でも・・呼び捨てはまずいんじゃ」
   「外では困りますが、今は京太郎さんの恋人達しかいない甘い一時・・・ど、どうせなら衣や一と同じが良いですから、あ、あと口調も変に畏まらなくても良いですから!」
    呼び捨てにするのを許すついでに、気になっていた自分に対する衣や一との口調の違いを指摘する透華。
   「は・・はい、わかりま・・わかったよ、透華」
    また同じような口調になりそうになって、慌てて修正する京太郎、その言葉に満足げな笑みを浮かべる透華。
   「よろしいですわ、しかし・・・こうして頭を撫ぜられるのは何年ぶりかしら」
    考え深げに透華は、頭を撫ぜる京太郎の手を見上げた。
   「あっ、す、すいません・・つい」
    京太郎が慌てて手をどけようとすると、それを静止するように透華の手が伸びてきて京太郎の手押さえつけた・
   「別に良いんですわ、こうされていると、とっても暖かい心地よい気分になりますわ」
   「そうだね、京太郎君に撫ぜられていると、とっても気持ちいいよね」「うむ、キスや抱かれているのとは別に幸福感に満たされる、至福だな」

    どうやらこの三人は京太郎撫ぜられるがとても幸せなようだ。
   「でも、まさか私が京太郎さんの恋人になるとは思っても見ませんでしたわ」
    つい数時間まえの事を思い出して、しみじみと語る透華。
   「衣もだ、でも衣は透華が京太郎を好きでいてくれて嬉しく思う、この幸せをみんなで分かち合えるかと思えば最高だ」
   「うん、ボクもまさか透華が加わってくれるとは思わなかったよ、できたら良いなとは思っていたけど」
    歓迎ムードに楽しそうに声高く笑う透華。
   「ほほほ、まあ私が三人目と言うのは多少気にはなりますけど、これからも・」
   「三人目・・なにをいっているのだ透華は?」
    透華の言葉に感じた違和感を指摘する衣。
   「へぇ・・ですから三人ですわよね?
   「あっ~、あのね・・透華、その言い辛いんだけど」
    今の透華の言葉で、何を勘違いしているのかを理解した一だが、それを正直に言っていいのか迷う。
   「なんですの一、はっきりと言いなさい、京太郎さんの恋人は衣、一、私ですわよね?」
    はっきりとしない一の態度に少し苛立ちながら、事実確認をする透華、それを受けてはっきりとした答えを口にしたのは一ではなく衣だった。
   「三人ではないぞ、京太郎の恋人は、ここに居る衣と一と透華、それに優希と咲で今は全部で五人だぞ」
   「うん、って言うことなんだよね・・あはは」
    衣がはっきりと言ってしまったので、なるべくショックの無いように話そうとしていた一だが、どうしようもなくなり、ただ苦笑いを浮かべていた。
   「そうですか、あの片岡さんと・・清澄の大将も加えて・・五人ですの、ほほほ・・って、ごごごごごご、五人ですってぇぇぇ!!」
    落ち着いた雰囲気に見えたのは、ただ意味を理解するのに時間が掛かっただけ、意味を理解した瞬間、叫び語を上げる透華。
   「と、透華、お、落ち着いて」「と、とと、透華さん・・」
    一と京太郎は混乱する透華をなんとか落ち着けようとしたが。
   「ご、五人・・五人ってなんですの、っというか・・わ、私がご、五番目ぇぇ・・ふあぁ」
    どうやら他に二人恋人がいるよりも、自分が五番目に出来た恋人というのがショックなようでその場に倒れこむ透華。
   「と、透華!?」×2「うん?」
    何が起こったかわからず首を捻る衣と、急いで透華の様子を覗き込む一と京太郎。
   「ご・・ごばんめ・・わたくしが・・ごばんめ・・・」
    よほどショックだったのか、透華は気を失いながらでも五番目と繰り返していた。

   「はぁぁ、嘘や夢ではありませんのね」
    意識を取り戻した透華は、自分が五人目の恋人であると言う事実を改めて確認して、溜め息をついた。
   「黙っていてごめんね、透華」「重大なことを話さずにいて、すみませんでした」
    一は報告していないかった事、京太郎は話せなかった事を謝るが、透華は特に怒った風も無い。
   「もう良いんですわ、それに衣は認めているんでしょう?」
   「もちろんだ、というか衣が言い出した事だからな」
   「なら構いませんわ、というか私が文句を言える立場ではありませんでしょう?」
    衣が他の恋人の容認している上に、自分もその輪に加わっているのだから、それを認めなければ自分の立場も否定することになると透華には分かっていた。
   「よかった、これで衣や透華と一緒に京太郎君の恋人でいられるんだね」
    もしも別れる事になったらどうしよう、と思っていた一は透華の態度を見て安堵した。
   「ええ、それに五人も恋人が居るなんて凄く目立つじゃありませんの、注目を集めることこの上ありませんわ」
    目立っているシーンを妄想して、楽しそうに笑う透華。
   「い、いや・・それは、いい意味じゃない気がするけど・・」
    複数人恋人が居る事が周りに知れ、その中の一人になれば確かに目を引く事は確かだろうが、どちらかと言えば好奇の視線だと思えてならない一。
   「言いたい人には言わせておけば宜しいんですわ、折角恋人になれたのですから、私は誰に聞かれても胸を張って京太郎さんが恋人だと言いたい・・いいえ、言いますわ!」
   「透華・・そうだね、ボクも言いたいな」(ボクなら黙っている事を考えるけど、透華は凄いな)
    目立つことは気にするが他者の意見には流さ無い、透華の高らかな宣言を聞いて、一は改めて龍門渕透華と言う女性の強さに感心した。
   「言いなさいな、そして自慢なさい、自分にはこんな素敵な恋人が居るんだと・・衣もいいですわね、私達が京太郎さんの恋人だと公言しても?」

    世間の噂などは気にしないが、一番で最初の恋人である衣の意志は気になるのか、念のために衣に確認する透華。
   「好きにするが良い、京太郎の恋人である事を自慢したい気持ちは良くわかるからな、正し一番の恋人は衣だぞ、努々忘れるな」
   「ええ、わかっていますわ」「う、うん、それは当然だからね」
    京太郎の一番の恋人は衣、この事実に透華も一も文句をつける気などまったく無かった。
   「私は衣を除いて一番で良いですわ」
   「と、透華・・あはは」(透華らしいな・・けど、これでボクも京太郎君の恋人って言えるんだ・・嬉しいな、くすす)
    いかにも透華らしい物言いに苦笑する一、しかし心の中では恋人である事を公言できるのに喜んでいた。
   「と言うわけですわ、京太郎さん、これからは公言していくのでお覚悟を」


    衣の許可を貰ったことで何の障害も無くなった透華は、次は京太郎に覚悟を決めるように宣言するが、京太郎の覚悟は優希を恋人に加えた時から決まっていた。
   「覚悟ならとっくに決まっていますよ、衣も一も優希も咲も、もちろん透華も大好きですから、自由に公言してくれていいですよ」
   「うっ・・」
    躊躇することなく、しかも好きと言う言葉までつけた京太郎の答えを聞いて思わず頬を染める透華。
   「京太郎、衣も京太郎が大好きだぞ」「うん、ボクも京太郎君が大好きだよ」
   「ありがとうな、衣、一」
    透華が黙り込んでいる間に、衣と一は京太郎の言葉に答えると、京太郎は衣と一にお礼をいいながら順番にキスをする。
   「あっ、ず、ずるいですわ、私もだ・・だだ・・だ、大好きなんですから・・」
    面と向かって言うのが恥ずかしいのか、照れくさそうに視線を逸らしながら呟く透華。
   「そんな様子で公言できるのか?」「う~~ん、どうだろう・・」
    恋人相手に大好きというだけで照れている人が、周囲に大好きな恋人が居ると公言できるのかと思い首を傾げる衣と一。
   「まあ、いいじゃないか、透華も・・ありがとうな」
    呟きとはいえ、ちゃんと答えてくれた透華にお礼を言ってキスをする京太郎。
   「京太郎さん、こんな・・こんな事をされたらますます好きになってしまうじゃありませんの、これだけ好きにさせたんですから、ちゃんと責任はとっていただきますわ」
    照れ隠しからか文句を言う透華だが、それは全て惚気にしか聞こえない。
   「わかっています、ちゃんと責任は取りますから」
   「よろしいですわ、では・・これからは改めてよろしくお願いしますわ、京太郎さん・・・大好きですわ!」
    今度は呟くのではなく、ちゃんと大きな声で言う透華であった。
       終わり

最終更新:2011年11月02日 01:58