純なる想いを叶える智 京太郎×衣×智紀×純 衣の人
第4局>>400~>>457


   「じゃあ・・はじめるよ・・」「お、おう、こ、こい!」 
    京太郎が声を掛けると、純は緊張し構えてしまい、余計な力が入りまくった結果、体がガチガチに硬くさせる、それは見ている京太郎もわかるほど明確なものであった。 
   (どうしよう、緊張しないで・・って言っても余計緊張させちゃう気が、冗談でも言って・・解れないよな・・・あっ、そうだ・・・) 
    どうにか純の緊張を解こうとする京太郎であったが、中々良い方法が思いつかず考えあぐねていると、先ほどの事を思い出す。 
   「純、いくよ・・力を抜いて」「お、おう、わ、わかっているて!」 
    当初の予想通り、やはり緊張をしないように促すも、逆に緊張させてしまうだけ、そこで京太郎は一計を案じる。 
   「そんなに力まなくていいんだぞ、可愛い純ちゃん」「へうっ!?」 
    可愛いとちゃん付けで呼ばれた瞬間、あっけに取られた純の体から力が抜ける、そして京太郎はその瞬間を見逃さない。 
    じゅぶ・・じゅぶ・・じゅぶ・・・ 
   「いづぅぅ!?・・ま、またぁふぃうちか・・ぎょぉ!?」(お、同じ手に引っかかるなんて・・か、かわいいって・・いわれただけなのに・・) 
    挿入時と同じ作戦に引っかかってしまい、悔しそうにしながらもまだ残っている破瓜の痛みに顔を歪める純。 
   「すみません、けど・・・ああでもしないと、純の緊張が解けなくて、余計な苦痛を背負わせてしまいますから・・・」 
   「ぐぅぅぅ!!・・・だ、だったら・・文句言えねぇぇぇぇ!?・なぁぁ・・」(俺に気を使ってくれたのか、ま、まあ・・それなら、仕方ないよな・・う、嘘でも・・) 
    腰を動かしてピストン運動しながら京太郎は、何故態々ちゃん付けと可愛いといったのかを話す、理由を聞いた純は自分の事を気遣った京太郎の行為を責める気にはなれず、だが嘘で可愛いといわれ少し悔しそうな表情をしていた。 
   「ふふ、拗ねた顔も可愛いですね純ちゃんは・・・」 
    ズブッッッ・・ズブッッ・・ズブッッ 
   「へっ!?、ひゃぁぁぁ!?・・にゃ、にゃんれぇぇ!!お・・俺のひょうしょうわかるんらぁぁぁ!?」(お・・俺、前しか向いて無いのに・・) 
    言葉に気を取られた純は膣内を襲う刺激に声を荒げる、だがその色は先ほどから徐々に変化を見せる痛みから快楽へと、そんな中でも純は疑問に感じていた何故、京太郎の位置から見えるのは後頭部だけのはずだから。 
   「なんでって・・鏡に写っているからですよ、気付きませんでしたか?」 
   「へっ・・かがみぃ?」(・・・あっ、本当だ・・) 
    京太郎に指摘され正面を良く見た純の視界に飛び込んできたのは、間の抜けた表情をする自分と、そんな自分を後ろから貫き不思議そうな表情をしている京太郎の姿だった。 
   (俺なんて顔してんだ・・・あっ、京太郎って・・あ、あんな顔で・・って)「お、お前、いいい、何時から・・きじゅ・・いっ・・てたんら!?」 
    焦って舌を噛み涙目になりながらも質問を続ける純、その問いに返ってきたのは。 
   「何時からも何も・・ここに泊まるときは常にこの部屋を・・使っていますから・・」 
    行為に始める時はより前、つまり部屋に入った時には鏡の存在を知っていた発言に衝撃を受ける純、それが意味するのはつまり。 
   (さ、最初から・・か、かかか、顔見られて・・間の抜けた顔も、最初に貫かれて痛みを堪える顔ももぉぉ!?・・か、可愛いって言われて・・よ、喜ぶ顔も・・ぜ、全部!?) 
    見られていないと思い、安心してやってしまっただらしの無い表情を、行為の最初から全て見られていた事を理解する純、それと同時に襲ってくるのは羞恥心と絶望感であった。 
   (くぅぅ、さ、最初から・・羞恥プレイを楽しもうって、京太郎のやつ・・ここを・・って・・この部屋のこの場所選んだのは俺だ・・) 
    一瞬、京太郎を攻めたくなる純であったが、それが己のミスだと分かると、より強い絶望感を感じてしまう。 
   「どうしたんですか・・気持ちよくありませんかぁ?」 
    そんな悩んだ表情をしている純を見て、まだ気持ちよくなれないのかと思い京太郎は速度を上げて突き上げる。 
    ズブッッズブッッッズブッッッ 
   「ひゃぁぁぁ!?・・ふ、ふいうちはひ、ひきょ!!・・はぁぁぁ!?」(か・・かお・!?) 
    一突きされるたびに今考えていた事など忘れ快楽に声を上げる純、だが直ぐにそれでまた恥ずかしい表情をしていると思うと慌てて片手で顔を覆い隠す。 
   「顔なんて隠して、折角のいい顔しているんですから・・・見せてくださいよ・・っと」 
    京太郎は純が顔を覆い隠していた方の手首を掴むと、そのままその手を引っ張り後ろに伸ばさせる。 
   「う、うわぁぁ・・な、何するんだよ!?」「駄目ですよ・・」 
    純は慌ててもう一方で顔を覆い隠そうとするが、そちらの手首も京太郎に捕まれ、もう一方と同じ様に後ろに引っ張られた。 
   「うわぁぁぁぁ!!、も、もう見るな・・見るんじゃねぇぇぇぇぇ!?」
    恥ずかしさのあまり頭を振り回しながら、奇声に近い悲鳴を上げながら顔を真っ赤にして叫んでいた、そんな純を見て京太郎も掴んでいた手首を離し純に問いかけた。
   「・・・純さんは、そんなにしている時の顔を俺に見られるのが嫌ですか?」「・・・えっ?」 
    時が止まる、純が頭を止めて正面を見ると、寂しそうな表情で自分を見る京太郎の顔が映りこんでいて、それを確認した次の瞬間。 
   「そんなに嫌なら・・・目瞑りましょうか?」 
    京太郎の気遣いに、恥ずかしさで混乱していた純の頭は、一気に冷静さを取り戻した。 
   (な、何してんだよ俺は・・そう言う事しているんだから、見られるのも当然だろう、その程度も・・覚悟していなかったのかよ、それなのに京太郎はそんな俺に気遣って・・ば、馬鹿野郎!) 
    自分が今何をしているのかを改めて考え、純は思い知る、己の覚悟の甘さを、そして思い知ったからこそ、純が行動に移る。
   「なぁ、京太郎・・・」
   「気にしないで下さい、純さんが・・恋人が嫌がる事はしたくありませんから」
    鏡越しに見る京太郎の笑み、少し寂しそうに見えたが、それでも自分に向けられた優しさを感じ、喜びを覚えてします純。
   (だ、駄目だ駄目だ)「ち、違うんだ、そのさっき・・・手で顔を隠したり、頭を思いっきり振ったり、叫んだのは・・・か、感じている顔や、その間の抜けた顔を、お前に見せたってお、思うと・・つい・・」 
    余計な考えを振り払い、純は先ほどの行動を取ってしまった理由を話そうとするが、最後の最後でつまってしまう、京太郎は何と無く言いたいことを理解できた様子で確認の為に訊ねる。 
   「つまりは・・恥ずかしくて、ついやってしまったと?」 
   「あ、ああ・・・そうだよ、けどそう言う事しているんだから見られて当たり前なのに、は、恥ずかしくて・・ついな・・」(こ、こんな事・・呆れられるかな?) 
    鏡から顔を逸らして恥ずかしそうに答える純、答え終えた後で京太郎がどんな表情をしているかが気になり、ちらりと横目で鏡を見つめる純、そこに映っていたのは下を向いて肩を震わせる京太郎の姿。 
   「恥ずかしさのあまり・・・顔を覆い隠すのは・・まだしも、頭を振り回したんですか・・・ま、まったく・・」 
    肩と同じく震える声で、ぽつりぽつりと言葉を漏らす京太郎であったが、最後に口を押さえて黙り込んでしまう。 
   (どうした・・も、もしかして怒っているのか、余計な事で折角の気分が台無しにされたから、ど、どうしよう『面倒だから』って理由で止められたら・・いや、こ、行為位なら良いけど、付き合う事自体をや、止めたいって言われたら・・) 
    京太郎を怒らせたと思った純は、黙り込んだ京太郎の次の言葉を想像する、それは最悪の中でも特に最悪なもので、想像しただけで純の顔を血の気が失せる。 
   (あ、謝れば・・ゆ、許してくれるかな・・京太郎は優しいし、で、でも・・い、いや、諦めるな・・よ、よし)「あ、あのよう・・へ、変な行動とって・・わ、わるか」 
    想像のような最悪な結果を避けようと、純がすぐさま謝ろうとした、瞬間、京太郎は口に当てていた手を離し顔を上げた、そして。 
   「ふふふ・・はははは」 
   「へっ・・きょ、京太郎・・な、なんで・・笑って・・へっ、お、怒っていたんじゃ・・えっ・・?」 
    予想とは余りに違う、真逆と言ってもいいほどの京太郎の反応に、戸惑うのではなく混乱してしまい、鏡と京太郎の顔を交互に見比べる純。 
   「えっ・・ふふ、何を怒るんですか?」 
   「いや、その、だから・・あ、ああいう反応をする女は面倒で嫌かなって・・って、人が滅茶苦茶心配していたのに、い、何時まで笑っている気だよ!?」 
    京太郎の疑問に答えようとした純だが、その間も笑っている京太郎を見て、妙にムカついたのか文句を言いながら京太郎を恨めしそうに睨み付ける。 
   「ああ、すみません・・つい・・」 
   「な、なんだよ・・そんなにおかしいかよ、俺がは、恥ずかしがっているのがよ・・、くそ・・こ、これじゃ・・心配していた俺が馬鹿みたいじゃねえかよ・」 
    声に出して笑うのは止めた京太郎だが、謝る中でもやはり顔には笑みを浮かべており、それを見た純は悔しそうに言葉を漏らしながら京太郎から視線を逸らす。 
   「ふぅぅ・・ごめんな純、確かに少しおかしかったのはあるけど・・笑っちゃったのはそれだけが原因じゃないから・・」 
   「な、なんだよ、じゃあ、何がげ・・んいん・・だって・・」 
    謝って笑っていた訳を話そうとする京太郎に、よほど腹が立ったのか文句を口走る、が頭に何か暖かい感触を感じて、ゆっくりと視線を鏡に戻す、すると先ほどとはまた違う優しげな笑みを浮かべる京太郎が映っていた。 
   「だって・・・そんな風に恥ずかしがる純が、とっても可愛いって思えてさ・・」 
   「か、可愛いって・・ほ、本当か・・・本当にそれで笑っていたのかよ!?」 
    可愛いの、その一言で怒りなど吹き飛ぶ純、だが悲しいかなそれを直ぐに信じる気にはなれなかった。 
   「はい、それとさ、衣の話を聞く限りは・・・純って衣のお父さんって感じがしていたから、ああ・・そんな人が俺の前では女性としての部分を見せてくれているんだって思ったら・・嬉しくなって・・つい」 
   「う、ううう、嬉しいのか、あ、あんな態度を取る、おおお、女が!?」(お、俺は何言っているんだ・・こ、こんなじゃ京太郎も・・) 
    素直に喜べば良いものの悲しいかな、それができる程純は女性として褒められた経験が無く、信じたい言葉とは裏腹な言葉が口から出てしまう、そして心配そうに京太郎に視線を向ける純、だが。 
   「はい、だって・・あんな純が見られるのって、恋人の特権でしょ?」 
    京太郎は気にする風も無く・・いや、寧ろ嬉しそうに恋人である事を自慢するようなそんな笑みを浮かべていた。 
   (よ、良かった・・怒ったり呆れたりしてないみたいだ、で、でも・・恋人の特権か、う、うんそうだよな・・恋人でこう言うのをしているんだから仕方ないよな・・で、でも)「こ、恋人の特権ってのはわかるけどよ・・あんまり見るんじゃねえよ」 
    恋人の特権と言う言葉に喜びを感じ、自身を納得させようとする純あったが、恥らう気持ちは健在で、文句の様な言葉がつい口をついて出てしまうが。 
   「無理ですね」 
   「なぁ・・ううっ、お、俺の困った顔とか・・照れている顔とか、見て何が楽しいんだよ?」 
    あまりにもあっさりと否定されてしまい、そのまま流す気にもなれずつい理由を訪ねてしまう純。 
   「何がって・・好きな人の色々な面を見るのって楽しいじゃないですか、それに知れば知るだけその人の事を愛せますから」 
   「ば、馬鹿なこと言っているんじゃねえよ・・そそ、それに本当に見られたくない顔だってあるだろうが!?」(こ、こいつ・・何あっさりと言ってくれているんだ・・け、けど・・) 
    さも当たり前に笑顔で答える京太郎に、照れくさくなったのかつい乱暴な言葉を吐いてしまう純であったが、よく考えれば理解できなくもなかった。 
   「だから・・さっきも言いましたが、純が本当に嫌なら目を瞑りますよ・・いつでも言ってください・・」 
   (うっ、め、目を瞑ったら・・見えなくなるし、は、恥ずかしくも・・け、けど・・) 
    先ほどもあった京太郎の提案、目を瞑って貰えば恥ずかしさは感じなくなる、だがそれと同時純の心に芽生える感情がある、それはもっと見て、もっと愛して欲しいと言う欲望。 
   「目・・瞑りましょうか?」 
   「へ、変な顔するかもしれないけど、それで嫌いになったとか言ったらな、殴るからな!」(俺って奴は・・素直に見てくれって言えばいいものを・・なんでこんな風に・・京太郎は怒ってないかな?) 
    結果的に欲望が勝ったものの、恥ずかしさからつい強い口調で脅しとも取れる己の発言に、素直になりきれない自分に少し嫌気を覚えながら、心配そうに京太郎を見る純、しかし。 
   「言いませんよ・・それに・・さっきから色々な純を見て、より好きになっていますから」 
    嫌そうな表情など微塵も見せず優しく微笑んだ京太郎は、告白を受けて時よりも好きになっている事を告げる。 
   (きょ、京太郎の奴・・恥ずかしげも無く・・よ、よし)「見たければみろよ、け、けど見るなら今以上好きにならなかったら承知しないからな!」 
   「もちろん好きなりますよ・・だから、もっと色々な表情を見せてくださいね」 
    京太郎の言葉に触発された純は、見る事を認め勢いのままに己の欲望も口走る、それを聞いた京太郎は楽しそうな笑みを浮べる。 
   「もちろん好きになりますよ・・だからもっと、色々な表情を見せてくださいね・・」 
   「わ、わかった・・・こ、こいよ・・ごくっ・・」 
    京太郎がゆっくりと腰を引きながらそう言うと、それが何を意味しているのか純も察すると、緊張で顔と体を強張らせて固唾を呑み来る衝撃に備える。 
   「もう少し力を抜いてください、可愛い純ちゃん」「なっ、またぁ!?」 
    純の注意がそれて体の力を抜けた瞬間、京太郎はペニスで純の膣内を一番奥まで貫く。 
    ズブッッ! 
   「ひぐぅぅぅぅ!!・・い、いきなり卑怯だぞ・・きょうたろろぉぉぉぉ!!」 
   「すみません、でもさっきの純、体に余計な力が入っていたもんで、ああでもしないと・・でも可愛いのは本当ですから」 
    腰をゆっくりと動かしながら、先ほどの行動にでた理由を説明した京太郎は最後に笑顔でもう一度純の好きな言葉を呟いた。
   「ま、まらぁ・・か、簡単に使いすぎだ!」(そ、そんなにいわれたら、落ち着く暇が無いだろうがぁぁ!)
    鼓動を高めた純は、口では文句だが表情はそう語ってはいない、やはり嬉しいのか口元は微妙に緩み、それに反するように膣内は京太郎のペニスを締め付ける。
   「ふ~ん・・でも、嬉しそうな顔していますよ・・・それとこっちも喜んでいますよ!」
    ズブッッ!!ズブッッ!!
   「か、きゃぉぉぉぉぉ!?・・なかぁぁぁぁぁぁ!?」
    表情と膣内を言葉とペニスで指摘されて、自分の感情が京太郎に丸分かりである事を知った純の感情に徐々に変化が生まれる。 
   (ば・・ばれているなら・・も、もう・・我慢しなくても・・いいかなぁ)「あひゃぁぁぁぁぁぁ!?・・あっぱっ・・くぅぅぅぅぅされるぅぅぅ!!」 
    そんな事を考えている間にも京太郎は待ってはくれず、純は徐々に快楽に侵食されてゆき、漏れるのも文句から甘い声に変わり始める。 
   「純、凄く気持ち良さそうな顔しているぞ、ほら・・鏡を見てごらん」 
   (かがみぃ・・・うわぁぁ・・)「えっちぃぃぃ!!・・かおしてるぅぅ・・きょうたろうは・・こんなかおの・・お、おれはき、きらいじゃないかぁぁぁ!?」 
    京太郎に指摘されて鏡を見る純、鏡などあまり見ながらそこに映っていたのは今まで見た事も無い快楽に崩れる自分の顔であり、少し不安を覚えたのかそんな問いが口から零れる純。 
   「嫌いだなんて・・好きに決まっているじゃないですか、俺の言葉で・・俺のペニスで感じてくれているんですから、それに感じている顔も可愛いですから」 
   「か、かわいいとかぁぁぁぁ!!・・そ、そういう・・うれしいこというなよぉぉぉ!!」 
    京太郎の褒め言葉に照れも無く、いや照れは有るものの先ほどとは純の反応は明らかに違っていた、誰が見ても分かるほどに。 
   「そうか・・嬉しいか、そういう素直な純も可愛いぞ・・」 
   「すなおなおれもってぇぇぇ!!そんな・・そんなうれしこというなよぉぉぉぉ!!・・お、おかしくなるだろうぅぅぅ!!」 
    素直なところを褒められた純は、少し戸惑いながら歓喜に体を膣内を震わせ、感じるままに声を上げる。 
   「はぁぁはぁ・・良いんですよ、おかしくなっても・・・もっと気持ちよくなってゆく、純の顔を見せてくれぇぇ!!」 
    ズブッッッッ!!ズブッッッッ!!ズブッッッッ!! 
   「ひぐぅぅぅぅ!!きょうたろうのおっきいのぁぁぁぁ!!おれのなかであばれているぅぅぅぅぅ!!」 
    純の色んな表情に見るため速度を速めてペニスで純の膣内を突き上げる京太郎、その狙い通り純の表情はどんどんと快楽の色が濃さを増してゆく、膣内も同じ様に締め付けが強くなっていた。 
   「当たり前だろう、純のあんな表情とこんな締め付けられた・・興奮して・・気持ちよくなって大きくならないわけないだろう!」 
   「これかきょうたろうぁぁ・・よろこんれるしょうこなんらぁぁ!、くぅぅ・・らめら・・そんなうれひぃぃ・・こと・・いわれたらぁぁ、よふぇいきもちよふなっひまふぅぅ!!」 
    自分が京太郎を喜ばせている証拠を文字通り突きつけられた純、僅か張り抗っていた意識も快楽に塗りつぶされてゆく。 
   「ひょうたろうぅぅ・・も、もうぅ・・おれぇぇ・・」 
    廻らない呂律で己の限界が迫っている事を告げる、しかしその目には自分だけが達していいのかと言う迷いの色が僅かばかり見受けられた、そんな純を見て京太郎は笑う、だがその顔に余裕は無い、なぜなら。 
   「ああ、俺も限界だから・・だから純も俺と一緒にイって、その顔をしっかり見せてくれ・・」
   「う、うん・・わらっら・・みれろよぉ、お、おれのいふかおぉぉぉぉ!!」
    純の膣内で締め付けられていた京太郎も絶頂は近く、それを聞いた純の目が光り鏡に顔を向けた、すると京太郎は少し腰を引き、そして。
   「ああ・・見せてくれ純!」
    そう言うと京太郎は純を快楽の頂点に導くため、勢いをつけて一気にペニスで純の膣内を突き上げた。 
    ズブッッッッッッッッ!! 
   「みられなからぁぁぁぁいぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 
    我慢する必要も無くなった純は、鏡に自分の顔を映しながら感じるままに一気に絶頂に達し、その大きな快楽に体を大きく震わせ、膣内は愛おしい者をより気持ちよくさせんとぎゅっと締め付けて、京太郎を絶頂に導く。 
   「くっっっ!俺もイクぞ!!」 
    ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!! 
   「あふっ!?なんらぁこれぇぇぇえ!?はらんなかやふぁれるぅぅぅぅぅ!!」
    膣内に吐き出される精液の熱さに声を上げ、それによって与えられる快楽にさら身を震わせる純、快楽に染まる顔は何時もの凛々しさは影を潜め、だらしない雌のモノへと変化していた。
   「くぅぅぅ!凄くエッチな顔しているぞ、純!」
    ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!! 
   「らぇっふぇぇぇぇ!!ひょうはろうはひもひよふさせふふぁらぁぁ!!えっふぃなほはふぃらふぃぃ!?」 
    精液に意識まで塗りつぶされそうになる中で聞こえた京太郎の声に、呂律が回らない中で心配そうな言葉を叫ぶ純、だが心配する意識に反し純の体は更に快楽を得ようと京太郎のペニスを締め付ける。 
   「くっっ・・いいや、そんな顔の純ちゃんも可愛いなって、思ってさ・・」 
    今日何度目かの『可愛い』と言う言葉、しかし今までとは少し状況が違った。 
   「ひっ・・ひっま!かふぁひひとふあぁいっふあららめぇぇぇぇぇ!!」 
    京太郎の言葉を意識した瞬間、僅かばかり残っていた純の理性が完全快楽に飲み込まれ、もはや純の中に抗うものは何も無く、より恋人を喜ばせるために、より恋人から快楽を与えてもらうために、純の膣内は更に京太郎のペニスを締め付けて射精を促す。 
   「くっっ、これが最後だぁぁぁ!」 
    ドクゥゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥゥン!! 
   「まらぁひふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 
    大好きな相手に褒めてもらえたと言う喜びを耳で感じ、大好きな相手の気持ちよくした証拠である精液を膣内で感じ、快楽に意識を持っていかれた純は体を仰け反らせ。 
    ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ 
   「・うっ・・れれ・・るぅ・・・」 
    股間から透明な液体を噴出したかと思うと、今度は純の体から一気に力が抜けた。 
   「おっと・・大丈夫か純・・純?」 
    純が倒れこまないように慌てて抱え込む京太郎は、純に呼びかけてみるが、返事も反応も返ってこなかった。
   「純・・?」「はぁはぁ・・はぁ・・はぁ・・」
    京太郎が顔を覗き込んでもう一度呼びかけてみるが、荒い息遣いだけが聞こえ何の反応も返ってこなかった、つまり。
   「気を失っているのか・・う~ん、下手に起こさない方がいいよな、衣、智紀、悪いけど少し開けてくれるか」
   「わかった」「うん」
    純を休ませようと考えた京太郎は、衣と智紀にベッドにスペースを作るように言うと、二人は素直にそれに従いスペースを開けた。
    後ろから抱きかかえたまま純をベッドに運ぶ京太郎、純をベッドにうつ伏せで寝かせると京太郎はペニスを引き抜く。 
   「うっ・・はぁ・・はぁ・・くっ、・・はぁはぁ・・あ・・あれか鏡が・・無い、俺は・・?」 
    股間が刺激されて目が覚めたのか、荒い息遣いのまま前を見た純は、そこあると思っていた鏡が無くて首を傾げる。 
   「あっ、目を覚ましちゃいましたか、すみません・・少し休んでもらおうとしたんですが?」 
   「はぁはぁ・・きょうたろう・・あ、あれ・・はぁ・・はぁ・・う、動けねえ・・うっ、それに股間から・・あふっ!」 
    京太郎の声のする方に体を向けようとする純、しかし絶頂の余韻で上手く体に力が入らず、全身をもぞもぞと動かそうとすると膣内から精液が逆流してきた。 
   「あれだけ派手に達したんですから無茶しないで下さい、仰向けにしますか、それとも座りますか?」 
   「えっ、あっ、悪い・・はぁぁ、座らせてくれ」 
    京太郎は無茶をしないように釘をさすと、京太郎は体勢だけ聞いて純の体を持ち上げて座らせる。 
   「あ、ありがとうな、京太郎」 
   「どういたしまして、ところで体は大丈夫ですか・・痛いところとかありませんか?」 
   「えっ・・ああ、うん・・なんか全身がだるいけど、大丈夫だろう・・って言うか、これって京太郎の精液だよな、つまり俺・・本当に京太郎と」 
    全身に気だるさと疲労を覚える純、しかしそれはどこか幸せなもので、股間に手を伸ばすと膣内から逆流してきた京太郎の精液を指で拭う事が出来、それを体験が夢で無い事を確信する。 
   「はい、俺と純は恋人になって・・情交を交わしたんですよ・・」 
   「そ、そうだよな・・あ、あそこで・・俺と京太郎は・・・す、凄かった、なんか色々と気持ちよくなりすぎて、最後は頭真っ白になって・・・つぅぅ!?」 
    京太郎から情交と言う言葉を聞かされ、純は先ほどまで使用していた鏡の前に目をやると、だんだん最中の記憶が鮮明になってきたのか、最後に漏らして気を失った事までも、慌てて自分の足についていた液隊を拭い臭いを確かめる純。 
   「えっ~と、どうかしたか純・・あっ、もしかして最後に・」 
   「ち、違うぞ、あれはしょ・・ぅぅ、おしっこじゃないからな、漏らしてないからな、に、臭いもしてないんだからな、ほ、ほら・・あれだなんていうんだ、えっ~と・・」
    純は京太郎に何かを指摘される前に、顔を真っ赤にしながら快楽のあまり失禁した訳ではない事をわかってもらうために、必死に説明しようとするが、上手く言葉が思い出せずにつまってしまう。
   「確かに臭いはしない、可能性敵には潮のほうが高い」「うん、つまり漏らしたではなく噴いたというほうが正しいな」
   「うんうん、そうだ潮だ、潮・・智紀と衣言う通り・・って、智紀、衣!?」
    隣から聞こえてきた声に二度か頷いた純は頷いて話を続けようとするが、その声の主に気付くと話を止め驚いた様子で振り向いた。
   「どうしたのだ、純?」「どうかした・・?」 
   (い、居るに決まっているんだろ・・智紀は俺の前にしていたし、衣は俺に順番譲ってくれたんだから・・で、でも俺が衣や智紀のしているとこ見ていたみたいに・・衣や智紀も・・) 
    存在を失念していたなどと言える訳も無く黙り込んでします純、頭に過るのは痴態の数々と、それをどれほど見られたかと言う心配であった。 
   「もしかして・・まだ意識がはっきりしないのか?」「頭がぼうっとしているなら休んだ方が良い」 
   「えっ・・いや、まあまだ疲れはあるけど・・平気だ、うん・・」 
    反応の無い純を心配そうに覗き込む衣と智紀に、直ぐに返事を返して大丈夫な事を示す純、事実それほど頭がぼうっとしている訳ではない、むしろ考えて悩むほどには頭は動いていた。 
   (見られていたよな・・当然、でも・・何処まで見られたんだ・・たぶん全部だろうな)「な、なあ衣、智紀、そのよ・・俺が京太郎と情交しているところって・・しっかりと見ていたか?」 
    確かめるのも恥ずかしい純だが、確かめないで考え続けるのも性格的に出来ず、思い切って衣と智紀に訊ねてみた。 
   「当然だ、可愛いといわれて戸惑うところや純の顔が快楽に染まるところ、最後の潮を噴くのもしっかりとこの目に焼き付けたぞ、途中気まずくなった時はどうなるかと思ったが、杞憂であったな」 
   「私も、純も京太郎も気持ち良さそうで、幸せそうだった・・私もあんな風になっていたのかなって思うと、体がまた熱く・・それに純の意外な・・可愛い一面も見られた・・」
   「うっ・・や、やっぱり・・潮噴くところもちゃんと・・見られていたか・・はぁぁぁぁ」
    可愛いと言う言葉にも少し引っかかりを覚えた純だが、やはりそれよりも潮を噴いた場面をばっちり見られていた事の方が気になって、長い溜め息をついた。
   「どうした純・・それほど潮を噴くのを見られたのが気になるのか?」 
   「あ、当たり前だろう・・って言うか、ひ、引いただろう・・衣も智紀も・・」
    友達とは言え、初体験で潮噴きをしたら倦厭されるのではないかと心配する純、しかし。
   「何故引く必要がある、驚いたかと聞かれれば驚いたが・・」 
   「私も・・初めて生で見たからびっくりはした・・・けど、そこまで気持ちよかったのかと思っただけで引く事は無い・・」 
   「そ、そうなのか?」 
    衣と智紀はただ驚くと同時に感心しているだけで、特に倦厭するような様子も無く、質問をした純が驚く結果となった。 
   「そうだ、恋しい者との情交で想いが弾け、快楽に身を焦がすは自然の理だ、感じすぎて色々となる事はあるだろうが・・だがそれは些細なことだ、気にするでないぞ純」 
   「私もそう思う・・あの感覚は凄すぎる、色々なモノが噴出すような・・潮を噴くのは個人の体質的なものだと思う・・・」 
    楽しげに語る衣と、話しながら思い出したのかブルっと体を震わせる智紀。 
   「体質的なものか・・なら仕方ないよな」(よ、よかった・・衣と智紀が引いてなくて、引かれていたら流石に凹むからな・・) 
    二人の話を聞き納得してゆくにつれ純の表情から不安の色が無くなる、しかし。 
   「うん、京太郎も潮位気にしないだろうかな、なぁ京太郎?」 
   (そ、そういえば、京太郎が潮を噴く女が嫌じゃないって決まっているわけじゃ、ど、どうする、まだお漏らしの方が可愛げあるとか、あ、あるいは・・どっちも嫌とかだったら、た、確かさっき最後に・・何か言おうとしていたよな・・) 
    衣の言葉で純の緊張感は一気に最高まで持っていかれる、ようやく安心を手に入れたと思ったら一転、再び不安に叩き落され悪い考えばかりが浮び、だが出来ることも無くただ京太郎の言葉に耳を傾けていた。 
   「えっ・・ああ、その・・」
   「な、なな、なんだよ・・やっぱりき、汚いと思っているのか・・い、言いたきゃ言えよ!?」
    何か言い辛そうにしている京太郎に、強めの口調ではっきりするように言う純、しかしそれが強がりである事は、心や体と同じく震える声で周囲にはバレバレであった、そして京太郎もそれを見抜くと、迷い無く純を後ろから抱きしめた。
   「違うぞ純・・俺は純が俺との情交で潮を噴くまで感じてくれて嬉しく思ったぞ」
   「う、嘘だろ・・じゃあ、なんでさっき・・」
    信じられないといった感じの純に、京太郎は苦笑いを浮かべながら答えた。
   「だって・・純が滅茶苦茶気にしているみたいだから、喜んで良いものかどうか迷ってさ・・恥ずかしい思いさせちゃったのは事実だからな」 
   「うっ、つまり・・京太郎は嫌じゃないんだな、俺が潮を噴く女でも?」(あんまり言うと鬱陶しいかな・・) 
    しつこくすると嫌われるかもと不安を抱きながらも、どうしても京太郎からの一言が欲しくなり、つい問うとしまう純、そんな純の気持ちもわかるのか京太郎は嫌な顔もせずに答えた。 
   「純が潮を噴こうが噴くまいが、俺が純を好きな事には変わりありませんよ、だからそんなに気にしないでください」 
   「京太郎、そうだな・・京太郎が好きで居てくれるなら、この癖もそんなに悪くなって思えるぜ・・ありがとうな京太郎」 
    再びかけられた優しい言葉に、全ての不安が吹き飛び安心した純は満足気な笑みで京太郎に答えるのであった。 
   「なぁ、言ったとおりであろう・・純」 
   「衣・・うん、ありがとうな、それと余計な心配掛けて悪かったな・・智紀も」 
    目の前で嬉しそうに笑ってくれている衣を見て、横に居る智紀にも一緒に心配かけてしまったことを謝る純。 
   「気にしていない・・嫌われたと不安に思うのは仕方ない事・・」「その通りだ、不安や心配は恋に付き物だからな・・だが京太郎ならば、それを吹き飛ばしてくれるがな」 
   「ああ、今さっき充分思い知ったよ・・・はぁぁぁぁ・・・うっ・・」(また・・精液が・・) 
    自分達の恋人が優しいことを確認しあいながら、張り詰めていた気が抜けた純は大きく息をつくと、体も緊張が解けたのか、膣内から精液が流れ出るのを感じる。 
   「どうした、純・・まだ気になる事でもあるのか?」 
   (下手に何かいうよりは・・正直に言ったほうが良いか)「その・・京太郎の・・せ、精液が溢れてきて・・」
    誤魔化そうとして散々な結果にあった為、少し恥ずかしそうにしながらも正直に話す純。
   「そうか・・確かに京太郎の射精は量の濃さも・・熱さも・・すべてが凄いからな・・・」
   「確かに・・・満たされて余るほどだった・・膣内も体も・・頭も全部真っ白になるみたいで・・凄かった」
    京太郎の精液を膣内で受けた感覚を、頬を染めうっとりとした表情で考え深げで語る衣と智紀。
   「うんうん、だよな・・そんなのを四回もできるってどんだけ・・」 
   「四回?、純、何を終わった様な事を言っているんだ、京太郎はまだできるぞ・・」
    京太郎の精力に感心し頷きながら漏らした純の言葉に、衣は首をかしげて疑問を呈した。
   「えっ・・いや、さすがに・・もう・・」
   「・・なぁ!?」 
   「えっ・・いいっ!?」 
    衣の言葉の否定しようとした純であったが、京太郎を見た智紀が驚きの声を上げた為、否定するのを止めて振り返り驚いて固まる、二人が見ているのはもちろん京太郎の顔ではなく、もっと下にある股間で一際自己主張しているモノであった。 
   「きょ、京太郎・・そ、それって・・」(な、なんでまだ・・大きいままなんだよ!?) 
   「・・す・・ごい・・」(四回も射精したら小さくなるって・・思っていたけど、もしかして絶倫?) 
   「えっ~と、衣の言う通りで・・四回じゃ、ちょっと治まらないかなって・・」 
    唖然とした純と智紀を見て、京太郎はどう言ったものかわからずただ苦笑いを浮かべるのみであった。 
   「衣の言った通りであろう、純も智紀も京太郎を侮りすぎだ」 
   「いや・・四回でも充分に・・いや、まあ・・凄いな」(いったい・・後どれ位できるんだ?) 
   「認める、ぐぅの音も出ない・・」(・・侮っているつもりなんてなかった、ただ・・京太郎は私の予想を上回る人物なのは確か・・いったい後何回位できるんだろうか・・) 
    別に侮っていたわけではない純と智紀、だが京太郎の精力を目の当たりにした状態では言葉が出ず、ただ感心すると同時に京太郎が後何回できるのかと言う疑問だけが頭の中を駆け巡るのだった。 
   「分かればよい・・さて京太郎、さきほどは純に譲ったが・・次こそは衣の番だぞ」 
    そんな純と智紀の気持ちなど知るよしも無い衣は、ただ二人に認めさせたことに満足気な笑みを浮べ、気分よく京太郎に自分の番を主張した。 
   「もちろん、わかっているよ・・けど、その前に綺麗にした方が良いかな・・これ」 
    京太郎が衣に応えつつも視線を下に向けると、衣だけではなく智樹や純もそれに釣られ京太郎の視線の先に注目する、そこにあるのは二度の行為で血と愛液と精液に染まった京太郎のペニスであった。 
   「確かに、智紀と純と情交の証が・・沢山でベタベタしているな・・」 
   (あれが・・俺が京太郎とあ、愛し合った証・・い、いや俺だけじゃなくて、智紀の分も・・け、けど、残っているのはほとんど俺のか、こ、衣の奴あんなまじまじと見て・・なんか恥ずかしいな) 
   (純と京太郎の情交の名残・・少しは私の分もあるかな、まあそれはどちらでも良い、問題は綺麗にすると言う京太郎の言葉、あれを綺麗にすると言う事はつまり・・あ、あれを・・し、したいけど・・駄目今は衣の番・・) 
    感心して色々なモノに塗れたペニスを見つめる衣と、まるで情交そのモノを見られているような錯覚に陥り照れる純、そして綺麗にするという言葉から衣に聞いた口を使った掃除を連想し、してみたいと言う欲求に駆られるも衣の番だと心に言い聞かせて我慢しようとする智紀。 
   「ああ、このままじゃ少しし辛いかなって・・今拭くからちょっと待っていてくれ」 
   「それならば衣が・」「ふ、拭く位なら私が・・あっ・・」 
    京太郎の言葉に衣だけではなく、したいしたいと沸々と気持ちを滾らせて智紀も思わず声を上げてしまうも、その直後自分が何を口走ったかに気付き慌てて口を押さえるが、時すでに遅く。 
   「おお、そう言えば智紀もしたいと言っていたな、あの時は体力的に無理だったが・・回復したのならばするか?」 
   「えっ・・で、でも、衣も純が終わるのを待っていた・・今は衣の番だから・・」 
    智紀の言葉で、智紀がしたがっていたのを思い出した衣は直ぐにお掃除フェラの権利を譲ろうとするが、衣の番を奪う気にもなれない智紀は断ろうとするが。 
   「純に順番を譲ったのは衣の勝手だ、それに・・譲った理由は純が初めてだったからだからな、智紀も・・ふぇらちおは初体験であろう、だから今回は特別だ」 
   (初めてだから特別・・今回だけは良いのかな・・)「ほ、本当に良いの衣?」 
    特別、その言葉で智紀の気持ちも揺らぎ、そのまま訊ねてしまう。 
   「無論だ、ただしふぇらちおだけだぞ、次に京太郎のおちんちんを受け入れるのは衣だからな」 
   「わかっている・・安心して、その京太郎は・・するのは私で良い?」 
    にやりと笑いながら釘を刺す衣に対して、智紀は笑顔で頷きながら、京太郎に掃除をするのが自分でも良いのかを確かめる。 
   「俺は良いって言うか、してくれるのは嬉しいけど・・良いのか、その・・かなり凄いから・・無理しなくても良いんだぞ?」 
    汚れ具合を見て初めて経験する智紀にさせるのに躊躇する京太郎であったが、智紀は首を横に振る。 
   「うんん・・無理じゃない、綺麗にしたい・・そして出来れば気持ちよくなって欲しいから・・だからお願い・・させて欲しい」 
    真剣な目で頼み込んでくる智紀、京太郎もそこまでされて断る理由など無く。 
   「わかった、こちらこそ頼めるか智紀」 
   「うん、しっかりと綺麗にさせてもらう・・それじゃあ京太郎、ベッドに座って・・足を外に向けて・・」 
   「ああ・・こうだな」 
    短い返事をしながら、京太郎は智紀の指示に従い足を外に向けてベッドの淵に腰掛けた。 

最終更新:2012年02月25日 01:03