無題 智紀×京太郎 小ネタ ID:hRO2fmYl
第4局>>87


   (くっ……。やばい!) 

   一度果てていたことを忘れたように、京太郎の下半身に充満する欲望が、早く射精しろと脳髄を焼き焦がす。 

   「智紀さんッ……もう出る!出ますから!」 

   京太郎は無意識のうちに、シーツをぎゅっと握りしめた。 
   こうでもしないと、今すぐにでも出てしまいそうだった。 

   「射精したいの京太郎…?ねぇっ……したいのっ?」 

   智紀は誘うような、艶やかな視線を京太郎に投げる。 
   智紀は嬉しそうに笑みを浮かべたまま、シーツを握った京太郎の手に自分の手を重ねた。 
   自然と二人の指が絡み合い、恋人同士のように結ばれる。 

   「あ……。好きなだけ、ん……っ、好きなとこに……っ、シャセイして」 

   智紀は深々と京太郎のペニスを受け入れ、腰をまわして尻を押し当てる。 
   京太郎は快感をすべて智紀へとかえすべく、激しく腰を動かしはじめた。 

   「あっ、あっ、あっ!」 

   腰と腰がぶつかり、衝動が智紀の身体を激しく揺らす。 
   それは京太郎の肉茎にも還元され、相乗効果でより激しい刺激へと昇華していく。 

   「はっ!あっ!やっ!あっ!!」 

   智紀から放たれる細切れの喘ぎが京太郎の征服欲を刺激する。 
   限界を超えていたが、京太郎は歯を食いしばって耐えつづけた。 

   「智紀さんっ!智紀さんっ!」 

   まるで子供に戻ったように、京太郎がとろけそうな表情で腰を激しく振り続ける。 

   「もっとぉ……京太郎っ……!」 

   甘い声で京太郎を求める智紀が愛おしくてたまらない。
   京太郎と呼びながら智紀が尻を振るたび、京太郎の興奮はいっそう高まる。

   自然と腰に力が入り、下半身に火が走る。
   京太郎は子供のように智紀の胸にしゃぶりつき、智紀の手をきつく握りしめていた。

   「あううっ……!」

   智紀の口から、唸り声のような喘ぎがもれる。
   容赦のない愛技から少し逃れるために智紀が腰を引くが、それは逆効果だった。
   急に強く締め付けられた刺激が熱となって一気に京太郎の身体を駆け昇る。 
   びくんと震えた肉茎が智紀の一番深い所にむけて、熱い体液が一気に噴出した。

   「ああああ…!京太郎の精子がドバドバ出てる……っ」

   大量に放出される精液は智紀の子宮を満たし、さらに搾りとろうと射精している肉茎を締め付ける。
   智紀は京太郎の肉茎の脈動がとまると、京太郎の顔を愛おしげに頬ずりして大きく息を吐いた。
最終更新:2012年01月13日 01:15