仲井真知事「まずまずの配慮」 教科書「集団自決」記述
教科書検定問題で文部科学省が訂正申請を承認したことについて、仲井真弘多知事は26日午後「県民大会で求めた検定意見の撤回、記述の回復について百点とは言えなくても、文科省がまずまずの配慮をしているのではないかとの感を強く持つ」と評価した。
さらに「日本軍による強制、関与などの記述については後退した印象を与える面もあるが、県民大会のマグマを受け、今の審議会や文科省での受け止め方はぎりぎりの線まできている気がする。背景説明やいろいろな様相を簡潔に表現している点では立体的で理解しやすいと思う」と述べた。記者団の質問に答えた。
(12/27 9:51)