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第3回証人尋問の報告と資料

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第3回証人尋問の報告と資料



第3回証人尋問が終わりました。


今回の裁判のクライマックスである長い1日でした。11月9日(金)の朝、大阪地裁に列んだ傍聴券(65席)を求める彼我の人数は10時抽選締め切り段階で693名でした。約700名のうち、当方が半数を少し超える程度で彼我の人数は拮抗していると思います。抽選の結果入廷できた方の中で、私が確認できた当方支援者、関係者の人数は30余名。ここでも彼我は拮抗と当初思いましたが、のちに、抽選に当たって入廷していた方々のうち、かなりの数が、傍聴席を確保できていないジャーナリズム関係者である事も分かり、この方々は独自で抽選券獲得のためにアルバイトを雇ったり、関係者を動員していたと思われます。そう言う方々が少なくとも5名以上いたようであるので、そうすると、純粋な支援者で入廷できた人数は原告側の当方が、被告側を少し引き離していた事になると分析しています。

今回は近畿各地からだけでなく、関東からも多数の支援の方々が来てくださり、また個人で遠方より来られ、気合いで当選された方もおられました。また、毎回10名から20名程度の傍聴券獲得のために動員をかけてくださるある団体は、この日100名の動員をかけてくださいました。列んだ総数700名の7分の1を占めてくださったわけで、関係者に深く感謝いたします。関西でおつきあいのあるすべての団体、組織が動員してくださり、おかげで、どうしても入廷していただかなければならない方々は全員、いつものように入廷していただけました。秦郁彦先生、中村粲(あきら)先生、藤岡信勝先生のお3人にも、入廷していただく事ができました。

裁判に結集してくださったすべての皆様、諸団体に深く感謝します。けれどもまた、被告側も総力を挙げ、全国から動員した模様で、彼我は厳しく拮抗しており、裁判の行方が予断を許さぬ事を象徴していると私は感じました。

10時30分開廷。この日の当方代理人弁護士は、法廷の原告代理人席前列奥より、大村、松本、中村、岩原の各弁護士。後列奥から、高池、徳永、木地の各弁護士で7名です。高池弁護士は東京からの参加で、当裁判に出廷してくださるのは2度目でした。被告側代理人弁護士は、いつも通り前列3名のみで、奧より近藤、秋山(若い方)、秋山(年配の方)の各弁護士でした。

裁判の記録は、恐ろしいほど早く速記録がイザブログに掲載されており、また、産経新聞の報道も大変正確です。イザブログ掲載の速報は語り口が実際の尋問とは違い、統一され、プロによって整理されており、また、無意味な発言の部分、及び正確な生年月日の確認の部分等プライバシーに関わりすぎると思われるところも省略されています。さらに村長、助役等についても、本名が省略されている部分が散見されますが、極めて適切に編集された詳録となっているので、この配信の末尾に、そのまま貼り付けさせていただきます【引用者註】産経新聞の法廷内録音(or速記?)2007年11月9日
イザブログ様 ありがとうございます。

裁判のあと、すぐに弁護士会館にて報告集会を持ちました。


裁判を傍聴できなかった方々も集まってくださり、報告集会会場は当日まで一切報道しなかったにもかかわらず、60名を超える方が参加してくださいました。

弁護士全員の自己紹介、及び本日の裁判に関する報告やコメントが出されました。また上記東京より参加の秦、中村、藤岡、3人の先生方からも意見を頂戴しました。

徳永弁護士は、徳永の読み方が誤読だと言うに止まらず、曾野先生の読み方も誤読だと断定し、通常の読者の読み方はことごとく誤読になってしまうような書き方をしたことを反省せず、誰も読めないような読み方を求める大江氏の主張を、裁判官が受け入れるとは思えないと語りました。数々の意見や分析が出されましたが、省略いたします。

皆様、まことにありがとうございました。
次回、最終の口頭弁論は12月21日午後1時15分からです。
集合時刻等は追って連絡させていただきます。
皆様、今後とも何とぞ宜しくお願い申し上げます。 (文責 南木隆治)
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