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原告支援の会傍聴報告2007年07月28日

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第1回証人尋問

平成17年7月27日(金)の沖縄集団自決冤罪訴訟第10回口頭弁論・第1回証人尋問は、 午前9時45分、朝から夏の暑い日差しが照りつける中、これまで最大の220名の人々が、記者席に多くとられたため、69席しかない傍聴席を獲得するため大阪地裁前に並びました。並んだ人数は全体で220程度、そのうち相手側が130,当方90位だと思います。
被告側の動員数が勝り、せっかく並んでいただいたのに、法廷に入れなかった方が当方で相当数出ました。
また、集合時間最終ぎりぎりを 午前9時50分集合としていたため、抽選券に間に合わない方もあり、申し訳ありませんでした。最終当方の動員数100名を超えていました。

   10:00-00:00 皆本義博氏 証人尋問
   13:30-14:25 知念朝睦氏 証人尋問、
   14:40-16:30 宮城晴美氏 証人尋問


午後の部のさらに後半、宮城晴美の尋問になってようやく入場券に余裕がでて、待っていた方には入っていただく事が出来ました。
皆本さん、知念さんとも、「自決命令など聞いたことがない」と明確に証言されました。
また、宮城晴美氏を尋問された徳永さんの尋問は白眉でした。宮城氏が、軍による自決命令があったと、見解を変えたのはわずか1月前の本年6月だとはっきりさせたこと、そして今も、梅澤さんが自決命令を出したと主張しているわけではなく、軍に責任があり、そうであるなら部隊長の梅澤さんに責任があると考えるようになったに過ぎない、と言うことを認めさせた事で、梅澤ルートの証人尋問は完勝に終わったと言えます。
宮城氏は、「母が言及している時間帯における梅澤隊長の命令が無かったとしても、以外の時間で梅澤さんの命令があったかも知れず、梅澤さんの責任はあると思うし、そもそも軍としての命令はあったと思う」と証言しました。
しかし、そう考えるようになったのがわずか1ヶ月前である事について、深見裁判長が「本当にその証言でよいのですか」と聞き返すほどでした。
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