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政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成

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  1. 巻頭に政府が資料を公開した際の発表文、「朝鮮半島出身のいわゆる従軍慰安婦問題について」(平成4年7月6日)と「いわゆる従軍慰安婦問題について」(平成5年8月4日)、慰安婦関係調査結果発表に関する内閣官房長官談話(平成5年8月4日)、アジア女性基金発行(一九九五年十月二五日)のパンフレツト所収の文章「『従軍慰安婦にされた人々」を収録し、また参考として、アジア女性基金が元慰安婦の方々に対して国民的な償いの事業を行うに際してお届けすることになっている総理大臣の手紙とアジア女性基金理事長の手紙をも併せて収録した。
  2. 資料は、一次、二次、それ以後の発表をまとめて、資料が発見された省庁や公文書館などの概関別にしたがって編集した。
  3. 第五巻に収録した「資料の概要紹介」は、政府が発表した「いわゆる従軍慰安婦問題の調査結果について」(平成4年7月および平成5年8月の公表調査発見分)を基本的に引用しつつ、アジア女性基金の責任で作成したもので、特に警察庁発表資料の説明は編者が独自に作成したものである。この紹介の中に一つ一つの資料が納められている原ファィルの名称も明示されている。
  4. 省庁・公文書館等の機関毎の発表で資料が重複している場合は、重複資料は省略した。
  5. 資料は発見された省庁等ごと、作成した部署ごとにまとめるなど、同種類の資料をまとめ、年代順にならぺているが、政策的に重要と思われるものを前に出した。
  6. 本書を編集するにあたり、資科タイトル組みは旧字体を尊重したが、原文の漢字又は不統一記述などは若干訂正した。なお目次についてはすぺて新字体を原則とした。
  7. 資料中には個人名、本籍地を抹消してある箇所があるが、こればプライヴァシーを尊重して抹消されたものである。また政府が発表した文書の中で、全文発表への遺族の了解が得られない等の理由で資料の掲載が不能となったものがある。

編集代表
後藤乾一
高崎宗司
和田春樹



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