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「鈴木眞一学会」のこと :県外3市の甲状腺検査結果(環境省)
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pipopipo555jp
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「鈴木眞一学会」のこと :県外3市の甲状腺検査結果(環境省)
おはようございます。
ちょっと長いつぶやきとして
お読み下さい。
ちょっと長いつぶやきとして
お読み下さい。
みなさま
環境省が「概要」「詳報」2回に分けて発表した、
福島県外3県(青森市、甲府市、長崎市)に於ける、
甲状腺のう胞結節有病率調査(=いわゆる対照調査)の結果ですが、
皆さまご指摘のとおり問題点が多々あるようです。
環境省が「概要」「詳報」2回に分けて発表した、
福島県外3県(青森市、甲府市、長崎市)に於ける、
甲状腺のう胞結節有病率調査(=いわゆる対照調査)の結果ですが、
皆さまご指摘のとおり問題点が多々あるようです。
私が、今のところ一番鋭く且つ端的な指摘だな、とおもったのは、
「対照調査」にあるまじき人為誤差(バイアス)があることを指摘した、
東京大学医科学研究所教授、上昌広(かみまさひろ)氏のtwitter書き込みです。
「対照調査」にあるまじき人為誤差(バイアス)があることを指摘した、
東京大学医科学研究所教授、上昌広(かみまさひろ)氏のtwitter書き込みです。
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「子供甲状腺検査 福島と県外大差なし」。各紙が役所の言い分を垂れ流している。これは違う。今回の研究では、「統計学的に有意に福島で低い」。つまり、大差がある。
この結果の解釈は二通り。
福島の子供の遺伝的、環境的要因が違うか、あるいは、研究方法に問題があるかだ。.
KamiMasahiro2013-03-09 10:56:59.
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「子供甲状腺検査 福島と県外大差なし」。各紙が役所の言い分を垂れ流している。これは違う。今回の研究では、「統計学的に有意に福島で低い」。つまり、大差がある。
この結果の解釈は二通り。
福島の子供の遺伝的、環境的要因が違うか、あるいは、研究方法に問題があるかだ。.
KamiMasahiro2013-03-09 10:56:59.
......
つづき。
私は研究方法に問題があると思う。
研究チームは非劣勢試験の要領で、長崎などでの必要症例数を計算しただろう。だから数千例も必要になったはず。ところが大差がついた。考えられるのは、福島では出来るだけ嚢胞を診断せず、長崎では出来るだけ診断したこと。
非盲検なのでやむをえない。.
KamiMasahiro2013-03-09 10:59:27.
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私は研究方法に問題があると思う。
研究チームは非劣勢試験の要領で、長崎などでの必要症例数を計算しただろう。だから数千例も必要になったはず。ところが大差がついた。考えられるのは、福島では出来るだけ嚢胞を診断せず、長崎では出来るだけ診断したこと。
非盲検なのでやむをえない。.
KamiMasahiro2013-03-09 10:59:27.
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甲状腺研究。数%の嚢胞出現率の差を検出するはずの試験が、
大きなノイズが入ったため、この試験からは何も言えないというのが、もっとも合理的な結論だと思う。疫学専門家の議論が聞きたい。.
KamiMasahiro2013-03-09 11:01:25
大きなノイズが入ったため、この試験からは何も言えないというのが、もっとも合理的な結論だと思う。疫学専門家の議論が聞きたい。.
KamiMasahiro2013-03-09 11:01:25
......
上 昌広@KamiMasahiro3月9日
環境省の甲状腺研究。今日の東京新聞「こちら特報部」は、福島での甲状腺検査には、嚢胞を出来るだけ診断しないという、過小評価のバイアスがかかっている可能性を報じています。私は、福島と長崎・山梨は「比較可能性」に大いに問題があると考えています。
科学者は誠実に議論しないといけません
上 昌広@KamiMasahiro3月9日
環境省の甲状腺研究。今日の東京新聞「こちら特報部」は、福島での甲状腺検査には、嚢胞を出来るだけ診断しないという、過小評価のバイアスがかかっている可能性を報じています。私は、福島と長崎・山梨は「比較可能性」に大いに問題があると考えています。
科学者は誠実に議論しないといけません
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非盲検なのでやむをえない。
とは、
検査を実行するものの立場が、検査結果に反映されてしまうということです。
検査を実行するものの立場が、検査結果に反映されてしまうということです。
検査を実行するものの立場とは、
このばあい、
放射能による身体影響の危険性を警戒せずに、
なんでもかんでも「安心」を与えようとする、
山下俊一、鈴木恵一両氏が領導するところの
福島県立医大放射線県民健康管理センターの立場であり
こんにち日本の医師階級主流の立場です。
このばあい、
放射能による身体影響の危険性を警戒せずに、
なんでもかんでも「安心」を与えようとする、
山下俊一、鈴木恵一両氏が領導するところの
福島県立医大放射線県民健康管理センターの立場であり
こんにち日本の医師階級主流の立場です。
福島ではあまりにも多くの児童生徒を診る為に、
一人ひとりの超音波検査に時間はかけられないが、
「対照検査」では見逃しがないように十分に時間をかける。
そんなことが、無意識のうちに行われうる、
ということを上昌広(かみまさひろ)氏は指摘しています。
一人ひとりの超音波検査に時間はかけられないが、
「対照検査」では見逃しがないように十分に時間をかける。
そんなことが、無意識のうちに行われうる、
ということを上昌広(かみまさひろ)氏は指摘しています。
もちろん皆さんが指摘するように、
そのほかにも、サンプリングの仕方など、
おおきな問題もあるでしょう。
私はこの福島県外の調査も、
いっそのこと3万人台の調査に拡大すべきだと思います。
そうすれば、もし環境省がいうように福島県と同じ傾向なら
10人の甲状腺がん患者、
もしくは「強い恐れ」が検出されるはずです。
そのほかにも、サンプリングの仕方など、
おおきな問題もあるでしょう。
私はこの福島県外の調査も、
いっそのこと3万人台の調査に拡大すべきだと思います。
そうすれば、もし環境省がいうように福島県と同じ傾向なら
10人の甲状腺がん患者、
もしくは「強い恐れ」が検出されるはずです。
ところで
詳報というには、ずいぶんと都合のいいことだけを簡単にまとめた
3月29日環境省報道発表
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520
「福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)」ですが、
詳報というには、ずいぶんと都合のいいことだけを簡単にまとめた
3月29日環境省報道発表
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520
「福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)」ですが、
ここに
(2)調査委託先
NPO法人「日本乳腺甲状腺超音波医学会」とある団体は、
昨年8月に「日本乳腺甲状腺超音波診断会議」から名称を変えたばかりの団体です。
http://www.jabts.net/info/rename.html
(2)調査委託先
NPO法人「日本乳腺甲状腺超音波医学会」とある団体は、
昨年8月に「日本乳腺甲状腺超音波診断会議」から名称を変えたばかりの団体です。
http://www.jabts.net/info/rename.html
昨年8月といえば、この調査事業の一般競走入札が行われた月です。
入札公告8月10日
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1208/120810b/120810b.htm
入札に応じるために、名称、定款を変更したのでしょうか?
入札公告8月10日
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1208/120810b/120810b.htm
入札に応じるために、名称、定款を変更したのでしょうか?
ところで、
この「競争入札」の執行者は、経産省資源エネルギー庁。決して、「内閣府」でも「環境省」でもなありません。
この「競争入札」の執行者は、経産省資源エネルギー庁。決して、「内閣府」でも「環境省」でもなありません。
そして入札仕様書によれば、調査結果の納品先は、
「経産省資源エネルギー庁電力・ガス事業部」の
「原子力立地・核燃料サイクル産業課」です。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1208/120810b/3.pdf
「経産省資源エネルギー庁電力・ガス事業部」の
「原子力立地・核燃料サイクル産業課」です。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1208/120810b/3.pdf
げんざい、
あたかも「環境省」の仕事だとだれも疑わないように報道されていますが、
予算執行権は、原発推進の経産省の、
なかんづく原発推進の課が握っているのです。
あたかも「環境省」の仕事だとだれも疑わないように報道されていますが、
予算執行権は、原発推進の経産省の、
なかんづく原発推進の課が握っているのです。
さらに、2つの疑惑があります。
A、「競走入札」でありながら、「入札結果」「契約結果」が調達情報に公示されていない、という官庁にあるまじき不明朗さ
(経済産業省サイトの「調達情報」をご確認ください)
A、「競走入札」でありながら、「入札結果」「契約結果」が調達情報に公示されていない、という官庁にあるまじき不明朗さ
(経済産業省サイトの「調達情報」をご確認ください)
B、昨年8月に名称と共に定款を改めた「日本乳腺甲状腺超音波医学会」は、奇怪なことをやっています。
会計年度が4月~3月だったのを、今年から3月~2月にしてしまったのです。(新旧定款対照表・参照)
マスコミの注目を避けるために、平成24年度決算にこの委託事業の収支を載せないで、済まそうということでしょうか?
理由は不明です。
会計年度が4月~3月だったのを、今年から3月~2月にしてしまったのです。(新旧定款対照表・参照)
マスコミの注目を避けるために、平成24年度決算にこの委託事業の収支を載せないで、済まそうということでしょうか?
理由は不明です。
そもそも、「競走入札」で執行したこの「委託調査事業」にはおかしなことが多いのです。
いったいどんな役人が、調査内容、調査の質を審査できるというのでしょうか?
いったいどんな役人が、調査内容、調査の質を審査できるというのでしょうか?
調査の目的、方法、クオリティなど、入札選考基準を応札者に示した仕様書は、県立医大の鈴木眞一教授の指導の下に書いたはずです。
そして、応札して受注したのが、鈴木眞一教授が甲状腺部門の委員長※を勤める、上記学会なのです。
これはまさしく、発注者と受注者、両方が全く同じ人脈であるという、自作自演の競走入札ではありませんか?
そして、応札して受注したのが、鈴木眞一教授が甲状腺部門の委員長※を勤める、上記学会なのです。
これはまさしく、発注者と受注者、両方が全く同じ人脈であるという、自作自演の競走入札ではありませんか?
•※甲状腺用語診断基準委員会の委員長で、新しい「診断基準」を発表した書「甲状腺超音波診断ガイドブック改訂第2版」2012年5月発刊の「診断基準」責任者
「福島の調査と同じ条件で対照調査をするのには、
目的も方法も、福島の担当者と意を通じた(情を通じた?)学者がおこなうのは、理に適っている」
目的も方法も、福島の担当者と意を通じた(情を通じた?)学者がおこなうのは、理に適っている」
と受け取れる趣旨を、
鈴木眞一氏は県民説明会などで語っていたようですが、
そうした要請が確固としてあるなら、さいしょから「競走入札」などせずに正々堂々と「随意契約」で行なえばよかったはずです。
鈴木眞一氏は県民説明会などで語っていたようですが、
そうした要請が確固としてあるなら、さいしょから「競走入札」などせずに正々堂々と「随意契約」で行なえばよかったはずです。
この「競走入札」は、本当に妖しい!!
- 競走は果たして本当に行なわれたのか?
- 競合他者はいたのか?
- 上記医学会が選ばれた理由は何か?
- 落札金額はいくらか?
- それは予定価格の何十パーセントか?
こうしたことは、「契約情報」として納税者にキチンと示さねばなりません。
山下俊一、鈴木恵一といったわずか数人の学者が、
福島と全国の甲状腺医学を仕切り、
県民、国民を意のままに従わせる、
そうした構図の中の
「県外甲状腺対照調査」だったといえましょう。
福島と全国の甲状腺医学を仕切り、
県民、国民を意のままに従わせる、
そうした構図の中の
「県外甲状腺対照調査」だったといえましょう。
これを一方的な宣伝の場にさせてはなりません。
その2日間を、情報開示を要求する場に変えようではありませんか。
(要確認ですが、案内文を読む限り、7000円払えば非会員でも参加できるようです)
その2日間を、情報開示を要求する場に変えようではありませんか。
(要確認ですが、案内文を読む限り、7000円払えば非会員でも参加できるようです)
敬具
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