15年戦争資料 @wiki

内部被曝900人検査、ほぼ0.1ミリ・シーベルト以下

最終更新:

pipopipo555jp

- view
管理者のみ編集可

内部被曝900人検査、ほぼ0.1ミリ・シーベルト以下

読売 2011.8.15

 福島県南相馬市は13日、市民約900人の内部被曝(ひばく)検査の結果を公表した。

 体内に取り込まれた放射性セシウムによる被曝線量が今後50年間(小中学生は70歳まで)の換算で1ミリ・シーベルトを超えた男性が1人いたが、ほとんどの人が0・1ミリ・シーベルト以下で、市は「全体的に被曝量は少なく問題ない」としている。

 治療が必要とされる線量(20ミリ・シーベルト以上)は、全員が大きく下回った。

 調査は、空間放射線量が高い特定避難勧奨地点に住む16~91歳の569人と市内の小中学生330人(6~15歳)が対象。最大値は60歳代の男性で1・02ミリ・シーベルトだった。市は、男性が原発事故後に山中を長時間歩き回ったのが原因とみている。小中学生では2人から0・5ミリ・シーベルト以下のセシウムが検出されたが、残る全員が検出限界以下だった。

 市立総合病院の金沢幸夫院長は「被曝はしているがかなり少ない量だ」と話している。

 検査の順番待ち市民が約8000人おり、市は今後、1日の検査人数を現在の40人から、秋にも100人程度まで増やす。

(2011年8月15日 読売新聞)

yomiDr. トップページへ



目安箱バナー