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小中学生の内部被曝量「非常に少ない」 福島・南相馬

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小中学生の内部被曝量「非常に少ない」 福島・南相馬


(紙面見出し)
セシウム検出「非常に少量」
南相馬 子供の内部被曝検査

 福島県南相馬市は28日、市内の小中学生の内部被曝(ひばく)の検査結果を発表した。放射性セシウム137が検出された子どもは平均で体重1キロあたり7ベクレル。市は、体内に常時ある放射性カリウム40からの被曝量と比較して「セシウム137による内部被曝量はいずれも非常に少ない」としている。

 市立総合病院がホールボディーカウンターと呼ばれる機器を使い、希望した小中学生2884人について8月1日~10月11日に検査した。

 このうち9月22日までの検査には古い型の装置が使われ、セシウム137が検出されたのは2357人のうち6人。9月26日からは、より低い値を検出できる新型の装置に変わり、527人のうち約半数の268人から検出された。

 市が「比較的高い値」とする20ベクレル以上は9人で、古い装置で5人、新しい装置で4人。このうち40~45ベクレルが1人、45~50ベクレルが1人いたが、いずれも古い装置による検査で出た。

 9人のうち、時間をおいてからの再検査が終了した5人は全員、セシウム量の減少か確認されたという。市などは今後も継続的に内部被ばく量を点検していく。(佐々木達也)



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