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放医研:医療機関等における放射線緊急モニタリング対応マニュアル

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放医研:医療機関等における放射線緊急モニタリング対応マニュアル


独立行政法人 放射線医学総合研究所
平成23年3月18日10時現在

放医研では、福島第1原発事故の発生に伴い、医療機関における放射線緊急モニタリング対応マニュアルを作成しました。ぜひご参考にして頂き、ご活用ください。
なお、本マニュアルは現時点でのものであり、今後の展開により変更されることがあります。
【使用測定器】
広窓GMサーベイメータ
【数値と対応】
●自然計数(バックグラウンド)
→ 機器が正常にカウントしていることを確認する。
●13,000 cpm 以下
→ 汚染なし。そのままお帰りいただく。
●13,000 cpm ~ 100,000 cpm
→ 微量汚染。以下の対応を伝える。
 自宅等でのシャワーならびに洗髪を奨める。
 シャワーができなければ、濡れタオル等での軽い清拭を奨める。
 シャワーならびに洗濯後の排水はそのまま下水に流してよい。
●100,000 cpm ~ 数10万 cpm
→ 軽度汚染。以下の対応を伝える。
 自宅等でシャワーならびに洗髪を行うよう指導する。
 着替えることができれば着替え、着ていた衣服の洗濯を指導する。
 洗濯後の衣服は使用しても可と指導する。排水はそのまま下水に流してよい。

汚染以外の疾患治療が必要な患者に対しては、病院設置のシャワーを使用させ患者着に着替えさせるか、ひとまず自宅等で上記の処置を行わせた後、通常の診療を行う(上記レベルでは、医療者に対する被ばくは無視できるレベルである)。
シャワーは、第三者への汚染の広がりを防ぐためのものである。
●数十万 cpm 以上
→ 中高度汚染。放射線医学総合研究所に連絡(下記)し、指示を仰ぐ。

放医研連絡先:090ー5582ー3520
080ー1272ー1615


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