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長崎大教授「健康リスクない」 福島市の空間放射線量

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長崎新聞 03月21日のニュース(主要)

長崎大教授「健康リスクない」 福島市の空間放射線量


 福島第1原発の事故を受け、福島県が「放射線健康リスク管理アドバイザー」に委嘱した長崎大の山下俊一教授(被ばく医療学)と高村昇教授(放射線疫学)が21日、福島市内で約500人の市民を前に講演。高村教授は「福島市の現時点の空間放射線量で、健康上のリスクは全く考えられない」と語った。

 山下教授は質疑応答で「洗濯物は屋内に干して」と呼び掛け、福島県産の原乳や一部の野菜の出荷制限について「政府の責任で安全宣言を出すまで待っていてほしい」と理解を求めた。

 さらに「酪農は続けられるのか」との質問に「必ずできるようになる。乗り越えてください」と励ました。

 質問した市内の酪農業黒沢美枝子さん(55)は「乳牛を守るため、乳を搾って捨てている。経済的不安はなくならないが、来て良かった」と、少しほっとした様子。

 市内の会社員佐藤久美さん(32)も「福島出身ということで、結婚や就職で差別されるのではと心配。教授らの言葉を信じたい」と話した。


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