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【日韓歴史研究】「つくる会」を執拗に批判 自虐史観を評価

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【日韓歴史研究】「つくる会」を執拗に批判 自虐史観を評価

2010.3.23 23:14

 23日に公表された日韓歴史共同研究報告書。韓国側は「新しい歴史教科書をつくる会」が執筆の中心となった扶桑社、自由社版の中学校教科書を執拗(しつよう)に批判する一方で、東京書籍など他社の教科書については、「日本の行為に批判的に書かれている」として、日本国内の自虐史観を“評価”する記述も随所にみられた。

 教科書小グループの報告書では、近代の戦争記述などを取り上げた鄭在貞ソウル市立大教授が「新しい歴史教科書」について「まるで日本が西洋勢力の支配からアジア諸国を解放しようと引き起こしたかのよう」と強く批判した。

 同教科書が太平洋戦争の日本側の呼称である「大東亜戦争」を使っていることについても、「侵略戦争を主導した『大日本帝国』の当局者が羊頭(ようとう)狗肉(くにく)として掲げた『大東亜戦争』をわざわざ踏襲」と批判がエスカレート。「日本の一部の教科書が公然と『大東亜戦争史観』を標榜(ひようぼう)するなら、韓国と日本の歴史の和解は永遠に不可能だろう」としている。

 一方、東京書籍版については、満州事変などについて「日本の行為を批判的な視点から記述している」と評価。

 いわゆる「南京大虐殺」の被害者を「約20万人ともいわれる軍人・捕虜・非戦闘員」としている点も好意的に取り上げているが、満州事変以後の内容について「植民地朝鮮についての記述がない」との不満ももらしている。

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