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日韓対話の出発点示す 第2期歴史共同研究

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日韓対話の出発点示す 第2期歴史共同研究


 日韓両政府の合意に基づき両国の歴史学者らでつくる2期目の「日韓歴史共同研究委員会」の報告書が23日公開された。歴史認識の相違点は残しつつ、新設の教科書小グループでは韓国側が日本側の研究成果に一定の評価を示すなど、日韓併合100年の年に今後の対話の出発点を示した。

 1期は2005年6月に報告書を公開、2期は07年6月に設置され会合を重ねていた。教科書小グループは研究開始の契機となった教科書問題をテーマに制度、変遷や記述ぶりの違いを明らかにするのが狙いで、両国は現行の制度の下で研究成果をどう歴史教育に生かすかが問われる。

 小グループでは、日本側の「韓国の反日教育は、日本のかつての帝国主義思想を入れないための政策だった」とした論文に、韓国の研究者が「韓国を理解しようとする真摯な努力」と評価する一方「反日教育が行われたという前提は不当だ」と批判するなど、率直な意見が交わされた。

 報告書は全文が約2200ページで、日韓文化交流基金のホームページで閲覧できる。



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