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支那事変情報(偕行社s13.1)

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pipopipo555jp

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支那事変情報(偕行社編纂部s13.1)


提示した資料は偕行社のものです。1932年或は1933年の資料とのことですが南京だけでなく中国全体の人口が記述されていますので、皆さんの今後の研究に役立てば幸いです。

当時の軍部が何を根拠にこの資料を作成したかは不明ですが南京の人口は、726,711人となっています。この人数は1933年の『首都圏警察概況』の726,131人と符合しますので信憑性の高い資料として判断して問題ないと思います。

1938年1月に発行されたものであることは画面より確認できると思います。
同書13Pに南京の人口について記述された箇所がありますので引用します。

人口は事変直前百万を突破し戸数も十三万程あつたが 一度我軍の爆撃を受けると人口は三分の一に激減し 更に上海の戦況進展に伴ひ逐次減少の一途を辿つてゐる。

既に当時の日本軍は南京が100万都市であったことを認識しています。
これは1937年3月末の、「南京市政概況」にある101万9667人とも符合する人数であることは言うまでもありません。

板倉のおっさんは何と言ったか?

私の推計では南京は三十万都市である。いいところ四十万で、人口百万というのは相当のホラであろう

おい板倉!ホラはお前だ。

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