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読谷村を舞台に記録映画 沖縄戦と向き合う若者の姿

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読谷村を舞台に記録映画 沖縄戦と向き合う若者の姿



 太平洋戦争の沖縄戦で米軍上陸地となった沖縄県読谷村を舞台に、戦争の歴史と向き合う若者らの姿を追ったドキュメンタリー映画「ゆんたんざ未来世 知花昌一・沖縄読谷平和学」を、福岡県古賀市の記録映画作家西山正啓さん(62)が完成した。

 20日に神戸市で上映会を開くほか、各地で上映準備中。今後も読谷村を取り巻く人々を記録し、シリーズ化していく予定だ。「ゆんたんざ」は同村の古い呼び名。

 故土本典昭氏の水俣病記録映画のスタッフも務めた西山さんは1987年、日の丸掲揚問題に揺れる読谷村の高校生らを取材し「ゆんたんざ沖縄」を制作。「あのころ生まれた子どもが成人した『今』を撮りたい」と、今回は福岡教育大が実施する同村への学習ツアーに同行した。

 中国、韓国、ベトナム、オーストラリアからの留学生を含む学生13人の一行は、反戦活動を続ける知花昌一村議の案内で、住民集団自決の現場「チビチリガマ」や、朝鮮半島からの徴用労働者を悼む「恨之碑」を訪問。

 映画は「集団自決は誤った教育の犠牲だった」と気付くなど「教師になったら教えたいこと」を自問する学生たちの姿を描いている。

2010/03/18 06:09 【共同通信】


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