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軍関与復活求め抗議 歴博「集団自決」記述

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軍関与復活求め抗議 歴博「集団自決」記述

1フィートの会 きょう送付 実現させる会も協議
社会 2010年3月12日 09時38分

(51分前に更新)

 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市、平川南館長)が、沖縄戦の「集団自決(集団強制死)」の記述から軍の命令や指示の文言を削除して展示する問題で、NPO法人沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会(福地曠昭代表)は11日、緊急の理事会を開き、同博物館あての抗議・要請文をまとめた。12日に送付する。

 同文では沖縄戦について「日本軍の残虐行為で県民が犠牲にされた」と強調。軍の命令で手りゅう弾が配られ、住民が「集団自決」を迫られたことや、国立の博物館が地方に与える影響に懸念を示し、「軍関与」の記述復活を求めている。

 福地代表は「『集団自決』は沖縄戦に欠かせない特徴で、間違った史実を植え付けられることは許し難い。他団体とも協力しながら、記述が回復されるまで抗議活動を続けたい」と語った。

 また、「9・29県民大会決議を実現させる会」(世話人・玉寄哲永県子ども会育成連絡協議会会長)も同日、那覇市内の県婦人連合会館で緊急の会合を開き、同博物館と文部科学省にあてた抗議声明の内容や今後の活動方針を協議した。「集団自決」の解説文について見直しを求める方向で調整しており、12日に記者会見して発表する。


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