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日本の謝罪が中国に届かない理由、「歴史の否定と靖国参拝」

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日本の謝罪が中国に届かない理由、「歴史の否定と靖国参拝」

2010/02/01(月) 17:12


  1月31日、日本と中国の有識者によって構成される歴史共同研究委員会が日中双方の論文をまとめた報告書を公表した。1日付の中国紙・環球時報は、日中の有識者たちの歴史問題に対する認識に歩み寄りが見られたと報じた。

  記事では、日本人委員から「日本はさまざまな形式で21回も中国に謝罪しているのに、中国人はなぜ『日本人は謝らない』という印象を抱いているのか?」という質問が寄せられたと報じた。

  続けて、研究を進めた日本人委員が得た結論は、「日本の一部の官僚や国会議員が靖国神社へ参拝し、侵略戦争を否定することによって、謝罪の声がかき消されている」というものだった、とした。記事では『日本人委員の言葉』という形式で報じているが、具体的な委員の名称が紹介されていない点を考慮すると、上述の結論は日本人委員という形を引用した中国側の主張である可能性もある。

  今回の報告書に対し、中国史学会会長の張海鵬氏は「日本側の歴史観には大きな進歩が見られ、右翼的観点が排除された」とし、日本側の学者は南京大虐殺が事実であったことを認めたと報じた。

  また、記事では、日本の右翼学者が頻繁に使用する大東亜戦争という言葉が見られなかったと評価し、歴史共同研究は日中両国の歴史問題に対する認識を左右するものであり、日本の右翼的歴史観を排除し、歴史問題が日中関係の障害とならないようにしなければならないとした。(編集担当:畠山栄)



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