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中国メディアは「日本が侵略と虐殺認めた」ことを強調

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<歴史共同研究>中国メディアは「日本が侵略と虐殺認めた」ことを強調


2010年1月31日、日中両国研究者による歴史共同研究の成果をまとめた報告書が発表された。日中両国メディアが伝えたがその報道は大きく異なる。中国メディアは具体的内容を避け、共同研究の成果を強調する報道が目立つ。

2006年10月の首脳会談で合意された日中歴史共同研究は、同年12月にスタート。このたび約550ページの報告書にまとめられた。両国委員の見解が併記される形式で記述されている。中国側の要望で現代史の報告書作成は見送られた。また第2期共同研究の実施についても同意されたが、具体的な時期などについては未定となっている。

日本メディアは南京大虐殺の犠牲者数の違い(中国側は30万人、日本側は2~20万人と主張)など報告書の具体的な相違点を取り上げ、日中の歴史認識の違いについて確認する報道が目立つ。一方、中国本土のメディアは具体的な内容についての記述をひかえ、中国側委員のコメントや報告書発表にこぎつけた成功を評価する抽象的な報道が目立つ。

1月31日付中国広播網は、中国側座長を務めた中国社会科学院近代史研究所の歩兵(ブー・ビン)所長のコメントを掲載した。同氏は、「どのような成果があったかといえば、国の異なる学者が席を共にし冷静な思考を重ねたことだろう。かつて両国関係に影響を与えた歴史問題であることを考えれば成功と言える」と評価している。2月1日付新京報は日本側が対中侵略及び南京大虐殺を認めたと合意の一側面を強調して報じた。(翻訳・編集/KT)

2010-02-01 12:00:27 配信


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