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日中、歴史認識の溝鮮明 共同研究で報告書

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日中、歴史認識の溝鮮明 共同研究で報告書


 日中両国の有識者による歴史共同研究委員会は1月31日、各委員の論文をまとめた最終報告書を発表した。旧日本軍による虐殺があったとされる1937年の南京事件の犠牲者数などを巡り、日中の見解が大きく分かれた。中国側の要請を受けて戦後史の公表も見送られ、歴史認識の溝の深さが改めて浮き彫りになった。

 報告書は約550ページで、古代から現代まで日中双方の論文を並べた。日中はそれぞれ日本語と中国語で文書を作成し、翻訳なしで発表した。

 近現代史では、日中戦争について、中国側が「(日本による)全面的な侵略戦争」と指摘し、「中国軍人・民衆の死傷者数は3500万人以上」と記した。日本側も「戦場となった中国に深い傷跡を残した。その原因の大半は日本側が作り出した」と認めた。ただ、中国人の犠牲者は「国民政府軍の死者約132万人、負傷者180万人、中国共産党軍の死傷者数(失跡者を含む)は58万人超」との見方を示した。 (31日 21:40)



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