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「歴史共同研究は学者個人の見解」 中国外務省報道官
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「歴史共同研究は学者個人の見解」 中国外務省報道官
2010.2.2 19:08
【北京=矢板明夫】中国外務省の馬朝旭報道官は2日、先月末に発表された日中両国の有識者による共同研究の報告書について、「双方の委員が中日関係史を深く研究、討論した結果、一定の共通認識に達した。日本軍国主義が起こした対中侵略戦争によって中国国民が大きな損害をこうむったことや、南京大虐殺の罪を日本側の委員が認めたことを私たちは承知している」と述べた。
一方、南京事件の犠牲者の数などについて双方の主張が食い違っていることについては、「相違点もあったが、論文はそれぞれの委員が執筆しており、作者個人の見方を反映したものだ」と述べ、報告書の内容は中国政府と関係ないことを強調した。
しかし、北京の日中外交筋によると、報告書が作成される際に中国当局から多くの細かい注文が出されており、報告書発表が何度も直前になって延期されたのも中国外務省の意向だったという。