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歴史研究で日本側見解報道させず 中国当局が指示

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歴史研究で日本側見解報道させず 中国当局が指示


 【北京共同】日中両国有識者による歴史共同研究の報告書が1月末に公表された際、中国共産党宣伝部が国内メディアに対し、「南京大虐殺」の犠牲者数など両国間で一致しなかった部分の日本側見解を報道しないよう指示していたことが3日分かった。中国紙関係者が明らかにした。

 指示は1月31日の公表前後4回にわたり、日本側研究者への取材規制や感情的な表現の禁止なども繰り返し要求。見解の相違が政治問題化しないように配慮したとみられるが、同関係者は「通常の指示と比べて回数も多く、当局が神経をとがらせていた証拠」と指摘している。

 報告書について共産党機関紙、人民日報など主要紙は報じていない。北京の地元紙、新京報や京華時報が「日本側も日中戦争を『侵略戦争』と認めた」などと伝えたが、中国側が「30万人以上」と言及した南京大虐殺の犠牲者数を日本側が「20万人を上限」としたことには触れなかった。

 いずれも党宣伝部の指示を受けた結果とみられる。

2010/02/03 18:52 【共同通信】



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