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歴史教科書で意見応酬…横浜市議会

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歴史教科書で意見応酬…横浜市議会


 神奈川県横浜市教育委員会が「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆した「新編 新しい歴史教科書」(自由社)を一部の市立中学校で2010、11年度に使用する歴史教科書に採択したことについて、15日の市議会定例会の一般質問で、市議から批判的な意見が相次いだ。林文子市長は「教科書採択は教育委員会の権限」と答弁した。

 民主党の五十嵐節馬市議は、「なぜ、強引に採択したのか理解できない。教科書の採択をやりなおすべきだ」とただした。

 共産党の大貫憲夫市議は「来年、アジア太平洋経済協力会議(APEC)を開催する横浜にふさわしくない」と訴えた。一方、自民党の黒川勝市議は「教科書の採択は、政治の影響の外に存在する教育委員会が決めるものであり、政治の場での議論にはそぐわない」と述べた。

 田村幸久教育長は「採択後には市内のみならず、全国から抗議や激励を数多く受けた」と話した。

 この教科書は、市教委が8月4日の定例会で、市内全18区のうち港北、青葉など8区の市立中学校で使用することを採択している。

(2009年9月17日 読売新聞)

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