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台湾行政院長「対中市場開放、段階的に」

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台湾行政院長「対中市場開放、段階的に」


 【台北=新居耕治】台湾の劉兆玄・行政院長(首相)は19日、日本経済新聞記者と会見し、中国企業による直接投資の解禁は「簡単な分野から始め、ゆっくりと広げていく」と語り、慎重に進める姿勢を強調した。解禁は4月の中台対話で合意したが、台湾内では中国との関係強化を進める馬英九政権に対し、独立志向の民進党が反発を強めている。劉氏の発言は市場開放が与える台湾経済への影響に加えて、台湾内の世論にも配慮したものとみられる。

 台湾から中国への直接投資や中台間の貿易額は2001年以降、右肩上がりで増え続けてきたが、台湾当局は中国企業に対する市場開放を拒んできた。馬政権は中国マネーを台湾に呼び込む戦略に転換しており、4月下旬に南京で開いた中台対話では金融機関の相互進出や、中国企業の台湾への直接投資を解禁することで合意した。(07:02)


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