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「85%の台湾人に原住民の血混じる」がとんでもないデマに変わる

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85%の台湾人に原住民の血混じる 2007-11-19



85%の台湾人に原住民の血混じる2007-11-19

馬偕病院の輸血医学研究室の林媽利主任がこのほど「非原住民台湾人のDNA構造」研究結果をまとめた。それによると、台湾の原住民(高砂族)は人口の1.5%を占めるに過ぎないが、台湾人(客家を含む)の85%に原住民(ポリネシア系)の血が混じっていることが分かった。ここでいう「非原住民台湾人」とは戦前から台湾に住むホーロー、客家系を指す。林主任はボランティア200人から血液の提供を受け、100人を分析した結果から以上の研究結果を得た。ボランティアの一人、民進党の彭明敏氏は客家出身を自称していたがDNA分析から、父系に原住民、母系に中国北方系が混じっており、これに客家が認められるという。福建南部は山が多く、内陸に発展するより、東南アジアのほうに交流が深かったことが推測できるという。研究結果は近くフィリピンで開かれる人類DNAセミナーに投稿される。林主任はさらなる台湾人の血液の提供を希望している。自分のルーツを知りたい台湾人は応募できる。2ccの採血でよく、料金は無料。


これが、こういうデマになる。

ちなみに台湾人にはホーロー語を話すホーロー人と客家語を話す客家人に分けられるが、これは中国のホーロー語と客家語を押し付けられた原住民の子孫と言うことになる。

以上のような歴史の真実は、台湾の人口統計学の専門家である沈建徳氏の『台湾常識』や『台湾血統』などの著述に詳しい。

さてこのような真実を医学的に裏づけつつあるのが、馬偕医院輸血医学研究室主任の林媽利氏だ。

台湾の人口のうち、ホーロー人は七三・五%、客家人は一七・五%、外省人は七・五%、原住民は一・五%だが、十一月十八日付の自由時報の報道によると、林氏が最近発表したDNA調査の結果では、ホーロー人と客家人を合わせた「非原住民の台灣人」の八五%は原住民の血統であると言う。

林氏によると、ホーロー人と客家人の遺伝子構造は複雑で、彼らの八五%は原住民の血統(インドネシア人やフィリピン人などにきわめて近い)を持つが、さらに九〇%以上は中国東南沿海(福建)の越人のDNAを受け継いでいるそうだ。越人は北方の漢人とは違い、むしろ東南アジアや台湾の人に近いことがわかっている。

越人の血統と言うことは、やはり十七世紀以降の漢人(福建の越人の末裔)移民の子孫と言うことになりそうだが、実際にはそれよりはるか昔に越人が台湾へ渡って住み着いたと言うことが、すでに数々の研究で判明している。

ところであまり根拠を持たない私の見方だが、台湾人が中国人と明らかに違い、親切で正直で明るい性格なのは、やはり南方系原住民のDNAのためではないだろうか。台湾の伝統習俗などを見ても、そう感じないではいられない。


「原住民の血が混じっていた」がいつの間にか「原住民の血統である」に変わり、「台湾人が中国人と明らかに違い」に妄想炸裂! 

さらに、
国際医学朝刊に掲載された研究論文「組織抗原体(HLA)」と、第11回国際HLAフォーラムで発表された「台湾各エスニックグループのHLA分析とその比較研究」によれば、【台湾の閩南人、客家は、実は支那の漢民族とは全く異なる南アジア・越族の子孫である】という結論に至っています。
(中略)
つまり、現在の台湾人の約80%は、実は平埔族や高山族(高砂族)など台湾原住民族の子孫であるが、日本統治以前、平埔族を中心に一部の支那人によって同化させられ、族譜(家系図)まで偽造・捏造して漢民族だと名乗るようになっていた。
そのため、今でも自分の先祖が本当は台湾原住民であるにもかかわらず支那大陸から移住してきた漢民族だと勘違いしている台湾人が多いのです。
(coffee氏の質問状第2段 http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/40020034.html

となる。これじゃあ、台湾の人たちだってついていけない!!


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