15年戦争資料 @wiki

読売:教科書の質・量、充実を要求…文科相審議会の報告書案

最終更新:

pipopipo555jp

- view
管理者のみ編集可

教科書の質・量、充実を要求…文科相審議会の報告書案


 文部科学相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は11日、教科書の質・量両面での充実と教科書検定過程の透明化を柱とする報告書案をまとめた。

 教科書の充実では、学習指導要領の範囲を超えて上の学年で学ぶ内容を先取りする記述の割合の上限を撤廃するよう求める内容だ。12月下旬に報告書を正式決定し、文科相に提出する。

 学習指導要領を超える記述は、現行の検定基準で小中学校は教科書全体の1割程度、高校では2割程度までと定めている。報告書案はこの上限を撤廃し、さらに、下の学年の内容を繰り返し学習させるため、「程度が低すぎるところはないこと」としている規定も見直すよう求めている。

 また、熟語を漢字と平仮名で表す「交ぜ書き」をなくすため、上の学年で習う漢字もフリガナをつけて使用できるとした。

(2008年12月12日00時46分 読売新聞)
目安箱バナー