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「沖縄の声 再び裏切った」/県内関係者が批判


 「沖縄の声がまた無視された」。教科書検定手続きの見直しを検討している教科書検定審議会の作業部会で、文部科学省が四日に「議事録は公開しない」などとした改善案の素案を示したことに、県内では疑問や怒りの声が上がった。

 山口剛史・琉球大学准教授は素案について「透明性をうたっている割に、内容は不透明な部分が多い」と警戒する。特に、公開の対象が「議事録」ではなく「議事概要」とされている点を問題視し、「概要とはどの程度の内容なのかよくわからず、一方で情報管理を強化するような記述もある。外部からチェックできる制度に変える、という本質的な目的に近づいたとは思えない」と批判した。

 「9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員会の玉寄哲永副委員長は「審議内容の一部だけを発表するのでは、都合の悪い部分が隠されるおそれがあり、これまでと何も変わらない。文科省はまた沖縄県民の思いを裏切った」と話した。