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共同:防衛省、歴史教育を見直しへ 前空幕長問題で

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防衛省、歴史教育を見直しへ 前空幕長問題で



 防衛省は13日、歴史認識に関し政府見解を否定する論文を発表し、更迭された田母神俊雄前航空幕僚長が統合幕僚学校長時代、幹部教育課程に「歴史観・国家観」の課目を新設し、講師に「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバー2人が選ばれていたことなどを踏まえ、講師の人選や教育内容を見直す方針を固めた。

 2人は「つくる会」副会長の福地惇大正大教授、高森明勅国学院大講師。福地教授は2003年度に「日本国憲法の本質」と題して講義。高森氏は「国家観」を教えた。08年度は福地教授が「明治国家と戦後国家」「大東亜戦争史観」、高森講師が「天皇の起源と歴史的意味」などについて講義した。

 麻生太郎首相は13日、歴史教育は必要との認識を示すとともに「偏ることなく、バランスの取れた内容に努めることが大事だ」と強調した。

 文部科学省によると、「つくる会」が主導した中学歴史教科書(扶桑社発行)のシェアは0・4%。田母神氏は03年、隊内誌に「自衛隊にも国民が正しい歴史観を持つためにやれることがある。反日的グループの努力がわれわれの努力を上回っていたから教科書がどんどん自虐的になった」などと寄稿していた。

2008/11/13 18:36 【共同通信】


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