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【琉球新報】岩波・大江裁判 訴訟後の動き

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岩波・大江裁判 訴訟後の動き

2008年10月30日

2005.8.05 座間味島の元戦隊長、梅澤裕氏ら2人が大阪地裁に提訴
2007.3.30 文科省が「集団自決」に関する記述で、軍命の修正を求める検定意見を付ける。訴訟が根拠の一つとされる
4.11 銭谷眞美文科省初等中等教育局長は座間味・渡嘉敷島の集団自決について、「日本軍の隊長が住民に対し自決命令を出したとするのが通説だった」と発言。24日には布村幸彦文科省大臣官房審議官も同様の発言
7.27 初の証人尋問があり原告側は元中隊長が隊長命令を否定。被告側は「母の遺したもの」の著者、宮城晴美さんが軍関与を指摘
9.10 渡嘉敷島の「集団自決」の当事者・金城重明さんが出張法廷で証人尋問を受ける
9.29 「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が宜野湾市の宜野湾海浜公園で開かれる
11.01 教科書会社2社が日本軍の強制を明確にした記述を復活させる内容で訂正申請。9日までに計6社が訂正申請
11.09 原告2人と被告の大江健三郎氏が本人尋問を受ける。梅澤氏は「命令していない」と証言。大江氏は「軍隊の命令」と強調し著書訂正を拒否する
12.21 原告・被告の双方が最終弁論し、結審
12.26 渡海紀三朗文科相は訂正申請をすべて承認
2008.3.28 大阪地裁判決は元戦隊長ら原告側の請求を棄却し、集団自決について元隊長らの関与を「十分推認できる」と判断
4.01 渡海文科相は「裁判を理由に検定をしたわけでないと私は理解している」と述べ、歴史教科書検定と裁判は関係がないとの認識を示す
4.02 原告は一審判決を不服と大阪高裁控訴
6.25 控訴審第1回弁論。「集団自決」における「軍の強制」の記述を削除・修正した教科書検定問題に関連して双方が主張
9.09 控訴審第2回弁論が行われ、結審。原告側が「訴訟が政治的目的を併有していることは珍しいことではない」と発言


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