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【日経】言論弾圧の「横浜事件」、再審開始を決定 第4次請求で横浜地裁

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【日経】言論弾圧の「横浜事件」、再審開始を決定 第4次請求で横浜地裁



 戦時中の大規模な言論弾圧事件として知られる「横浜事件」で、治安維持法違反の罪で有罪判決を受けた元改造社編集部員、故小野康人さんの遺族が起こした第4次再審請求について、横浜地裁(大島隆明裁判長)は31日、再審開始を決定した。同地裁は決定理由で、「拷問を受け虚偽の自白をした」とする小野さんの口述書などを「無罪を言い渡すべき新たな明確な証拠」と認定した。

 元被告の小野さんは同法違反罪で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受け、確定している。

 弁護人らは、有罪判決が前提としている「(日本共産)党再建準備会」の存在や、雑誌「改造」に掲載された政治評論家の細川嘉六氏の「世界史の動向と日本」と題する論文が「共産主義的啓蒙(けいもう)論文である」とする認定事実に、合理的な疑いを生じさせる新たな証拠を発見したなどと主張。2002年に再審を請求していた。(11:26)


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