- イ 渡嘉敷島について
- (イ) (赤松命令説を否定等する文献)*
e 「花綵(はなづな)の海辺から」(平成2年)大江志乃夫著(ha)
「花綵の海辺から」は,戦史研究家である大江志乃夫が執筆したものである。
「花綵の海辺から」には,
「赤松嘉次隊長が『自決命令』をださなかったのはたぶん事実であろう。西村市五郎大尉が指揮する基地隊が手榴弾を村民にくばったのは,米軍の上陸まえである。挺進戦隊長として出撃して死ぬつもりであった赤松隊長がくばることを命じたのかどうか,疑問がのこる。」
として,赤松命令説を否定する記述がある(甲B36・27頁)。