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第3・4(2)エ(ク) 自決命令を記載していた文献の絶版等

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pipopipo555jp

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沖縄集団自決裁判大阪地裁判決
事実及び理由
第3 争点及びこれに対する当事者の主張
第3・4 争点4(真実性の有無)について
第3・4(2)原告らの主張
第3・4(2)エ 渡嘉敷島について

第3・4(2)エ(ク) 自決命令を記載していた文献の絶版等



赤松大尉の自決命令を記述し,昭和40年6月に被告岩波書店から出版された「沖縄問題20年」は,その後出版されなくなった。これは,「ある神話の背景」により,赤松大尉の自決命令が虚偽であることが露見したからである。

また,「太平洋戦争」は,昭和43年2月に被告岩波書店から出版され,そこでは、赤松大尉の自決命令が記述されていたが,昭和61年9月の第2版の増補発行にあたっては,赤松大尉の自決命令を含む渡嘉敷島の記述が完全に削除され,その後,平成12年7月に発行された文庫版においても,赤松大尉の自決命令の記述は削除されたままであった。これは,「太平洋戦争」の著者である家永三郎と被告岩波書店が,赤松大尉の自決命令を虚偽であると認識していた証左である。

さらに,「秘録 沖縄戦記」は,平成18年10月に復刻版が出版され,原告梅澤の自決命令及ぴ赤松大尉の自決命令のいずれも,削除されている。これは,原告梅澤の自決命令及び赤松大尉の自決命令が,史実の検証に耐えられなくなったということである。



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