★危機拡散Project「街宣!街宣!」★
主権事務所、行って参りました。
え?何故って?当然、27日の件の片を付けに、で御座いますよ。
私は納得出来ないものは納得出来ない。Blogにも片をつけると書きましたし、有言実行、です。
主権回復を目指す会の西村代表に、お忙しい中、申し訳ないけれど協力して頂き、紫藤氏にも同席頂いて話を付けて参りました。
対象の名前は、自称「主権回復を目指す会の」ここはS木氏としておきましょう。
今日はその一連の件の結果報告。騒動レポートで有りますな。
まず初めに。
私は悪戯に個人を誹謗中傷する気は有りません。今回のこの報告も、出来るだけ冷静に書きます。
が、私、人間です。しかも相当、出来が悪い部類ですから、当事者が公平に報告出来る訳が無い。
ですので、ここを読む人は冷静に三割引で考えて下さい。宜しいですね。
さて。事の始まりは27日の中野ゼロホール前での抗議街宣で有りました。
街宣の詳細はまきやすとも氏のBlogや、「【2010/3/27】創価学会撲滅運動in中野!」などの動画を見て頂いた方が良いでしょうから、ここでは特記いたしません。
瀬戸先生、有門氏、主権回復の面々、日護会の面々、そして後ろに私も含む一般参加者が大勢居て、駅前とゼロホール前で抗議の声を上げた訳ですが、ここまでは通常のルートです。
事は、「解散」の声が掛かった後の事でした。
一度でも参加なさった方なら分かると思いますが、解散→蜘蛛の子を散らす と言う事にはなりません。大体何人かで集ったり離れたりしながら、「これからどーする?」「これで終わり?」「お久しぶりですー」的に徐々に人数が減って行く。そんな物です。
私も、この頃お名前を知った女性と話をしながら中野駅方面に向ってトロトロ歩いていました。と。
日護会の面々が何か騒いでいる。どうも公明党の議員本人がそこに居たらしく、何かを叫んでいるようだ。何だろうとそちらに行ったものの、事は終わった後のようで、また元の帰り道に戻りました。事が起こったのは丁度その時。
「早く帰って。もう代表から"解散"って声掛かってるんだから」
と、後ろから声をかけられました。細かい台詞の言い回しは違います。振り返るとスーツにコートの男性が居て、何か言われたみたい?と言うのが最初の印象です。
「騒いでんじゃねーよ、おかしいんじゃねーの」
こう続いたので、おや?と思いました。騒いでいたのは日護会の面々ですから、こんな後ろの人間に言っても仕方ない。それでも何かブツブツ言ってるので、聞きました。
「誰?」
「は?」
「あんはどこの団体の誰?あなたは何方?」
「主権回復の者ですよ」
私の言葉は多少違います。もっと多かった筈。でも相手の言葉はそのままです。
主権回復の、と言われて頭の中は「?」マークで一杯になりました。警察官だと思った印象とのズレ、何で主権回復の人が怒ってるのかと言う疑問、その他の違和感で「?」でした。
「え!? 主権回復の人なの?警察官じゃなく?本当に?」
「そうですよ」
ここで彼が何かを言ったのですが、そこの記憶が曖昧です。多分さっさと帰れ的な事だと思いますが、定かでは有りません。私はそれに対して「何でそんなケンカ腰なの?」
「あ"ぁ?、何だテメー!?」
何歩かこちらに進んで来て、頭をぐいと突き出されたので、退きませんでした。
怒ってる理由も分からないし、質問にも答えて貰ってないこの状況では、こちらも引く訳にはいかんでしょう。とゆーかね。
ナメてるな、八つ当たりしてるな、と瞬間思ったので、意地でも退けなかったの。こちらも。
彼の突き出した頭は、丁度私の目の前。ちょっと見下ろした位置に目が有って、彼が「あー?このクソババァ」と言った時に、目を見ながら、あ、こいつクソババァって言ったと妙に納得したのを憶えています。
で、唐突にガン、と来ました。
多分、最初に眼鏡に当たったので、目を閉じた後に鼻。取り敢えず相手の腕を掴みました。
「この人逮捕して下さいー!」
と言うのが事の起こり。
私は何で相手がそこまで怒ったのかも分からなければ、何で頭突きされるのかも分からない。兎に角こんな事する奴が主権回復な訳ねーだろ!と言う事で、周りにわんさといるお巡りさんに逮捕してくれと頼みました。殴られたと騒ぎましたが、それは間違いです。殴られたのではなく、頭突きです、頭突き。
ところがまー、周りの冷淡な事冷淡な事。私が派手に流血してれば対応も違ったのでしょうが、出たのは涙だけで、そんなの「花粉症でしょ?」で終わりです。冗談じゃ有りませんよ!
「だから!この人にいきなり暴力受けたの!このままじゃ私、殴られ損じゃないですか!」
「殴ってねーよ!あいつから突っかかってきたんだよ!キチガイだあいつ」
「私はあんたは誰だと聞いただけでしょ! あ、名前!名前聞いてない!この人は誰ですかお巡りさん!身許確かめて、私訴えるから!」
「訴えるなら訴えりゃいいだろ!おかしいんだよあいつ、いきなりテメーは誰だこのアホって言って来たんだ」
「言ってねー!絶対言ってねー!つか見ればどっちがおかしいか分かるだろーよ。罵詈雑言だろ! 周りの人、何人も見てましたよ!もーいいから身許!名前聞いてよ!あいつがいきなり頭突きしてきて、名乗りもしねー!こっちは被害者だよ!」
「S木だよ」
「おお?初めて聞いた。今初めて名前名乗ったよね。S木?S木さんね。間違いないね。じゃ、名刺ちょーだい」
「テメーから出せ」
「何で被害者の方が出すんだよ。おかしーだろ。良いから名刺!出せって!―― じゃ、写真撮らせて。まず貴方の写真」
「ああ、撮ればいいだろ!」
と言うgdgdな状態。その間、お巡りさんがやたら中に入って来て、だってあんたたち仲間でしょ?と話の腰を折るわ、引き剥がされて彼はすぐ私の視界から去ってしまうわ。入れ替わるお巡りさんに何度も事情説明させられた挙句、「もーいいじゃん」と言う放置の刑。
「殴られ損で帰れっての!全く納得出来ないよ、本人の身許!身許は誰が聞いたの!」
ここ迄に、何度も諦める機会が有りました。私がしつこく騒がなかったら多分終了です。それが分かったので、騒ぐ事に決めました。と、最後に出てきてくれたのは公安さんでした。
「え?もうみんな帰っちゃったよ。誰もいないよ」
何ですと? ちょっと待って。話聞くって、私からお巡りさんがS木氏を離して、その柱の陰に…と回ったら、お巡りさん毎いない。もー、納得出来ません。この怒りをどうしろと。
ここから、公安さんの慰めタイムでした。公安さん、人の扱いが巧みですね。感心しました。
「だって今の主権回復のS木さんじゃない。知ってるでしょ」
「知りませんよ。顔は見た事あるけど、薄暗がりでいきなり後ろから声かけられて、それまで一緒に動いてたかどうかなんて知りませんよ。……あ、写真ある。この人、この人そのS木さんですか?」
と、公安さんに見せた所、二人くらいがデジカメを覗き込んで「間違いない」の太鼓判。愕然としました。
「え?じゃ、私、主権回復に参加しに来て主権回復に殴られたの(頭突きです)?…………えぇえ、何でー?」
「…さ――?」
中野の駅まで、公安さんが話を聞いてくれました。漫画頑張ってる?最近忙しくて来られなかったんでしょ?と、何で知ってんだあんた的な話をしながら駅へ。
中野は家から遠いので、家に帰り着くまでシンキングタイムです。電車の行き先表示や時刻表が上手く理解出来ないくらいに動揺していたのは正直な所。家についてダンナに報告し、速攻で代表にメールしました。
だって理不尽です。どう言う事情があれ、アピールに賛同した参加者を、そのアピールを発令した側が殴る(頭突き)と言うのは有り得ない。もし本当に彼が"主権"なら、ただおかない。その日の内に主権代表の西村氏からご連絡頂きました。
S木氏は"主権"の人間では無い事、きちんと話をつける由、それを聞いて一まずは安心しました。
もしこの時点で西村代表の対応が不適切だったら、私は"主権"も敵だとみなさねばなりません。
いやそれは当然ですよ。団体名を名乗るというのはそう言う事です。正論を武器に闘う団体が正論を失ったら、そんなのただのゴミです。アピールに賛同した一般人に、本当に団体の中心人物が暴力を働くような事があれば、その人を切るか、出来ないならそんな団体は消えるべきなんです。だからこそ、代表に尋ねねばならなかった。彼は"主権"の人間か否か。
帰りの電車の中で私が思ってたのは、"事と次第によっちゃ、まずは「街宣!街宣!」速攻削除!それからが大変だ"でしたから、その意味で、本当に安心しました。
私は、"主権"に賛同している一般参加者で、応援したいと思っているし、進んで敵に回したいとは思いませんからね。
さて。ここから昨日の解決編なのですが。
長いよ。ここまでが既に。解決編は以下次号。多分明日。つか誰がこれ読んで面白いの?